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公開番号
2025012814
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115934
出願日
2023-07-14
発明の名称
包装箱
出願人
王子ホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B65D
5/42 20060101AFI20250117BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】側板の湾曲を抑制しつつ、重量がある物品を収容しても、当該湾曲の抑制が維持できるような包装箱を提供する。
【解決手段】本発明は、少なくとも二対の側面と底面とを有する包装箱であって、一方の一対の側面は、前記底面と波形の罫線を介して連設されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも二対の側面と底面とを有する包装箱であって、一方の一対の側面は、前記底面と波形の罫線を介して連設されていることを特徴とする包装箱。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記波形の罫線は、前記包装箱に組み立てる前のブランクにおいて前記側面側に膨出する膨出部を少なくとも2箇所以上有することを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
【請求項3】
前記二対の側面のうち他方の一対の側面には、一対の差込片を両端部に有する桟部が設けられており、
前記一方の一対の側面には、前記差込片を差し込み可能な一対の係止部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の包装箱。
【請求項4】
前記一対の係止部は、前記膨出部に相当する位置近傍に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の包装箱。
【請求項5】
前記底面と前記側面とが形成する角度が前記側面の少なくとも両端部において鋭角であることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
【請求項6】
前記二対の側面のうち他方の一対の側面と前記底面の境界の一部には係合穴部が設けられており、
(1)前記他方の一対の側面の上部には、前記包装箱を上下に積み重ねた際に前記係合穴部と係合可能である突起部が設けられている構成、および/または
(2)前記一方の一対の側面の両端部には、前記包装箱を上下に積み重ねた際に前記係合穴部と係合可能である突起部を有する折込片が連設されている構成、および/または
(3)前記他方の一対の側面の上縁には、前記包装箱の内側に折り返して二重壁を形成する内壁部が連設されており、前記内壁部の上部には、前記包装箱を上下に積み重ねた際に前記係合穴部と係合可能である突起部が設けられている構成
を含むことを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
【請求項7】
一対の第1縁辺および一対の第2縁辺により区画された略矩形の底面と、
前記一対の第1縁辺を介して前記底面から折れ曲がっている一対の第1側面と、
前記一対の第2縁辺を介して前記底面から直角に折れ曲がって互いに対向している一対の第2側面と、を備える包装箱であって、
前記一対の第1縁辺は、前記包装箱に組み立てる前のブランクにおいて前記第1側面側に膨出する膨出部を少なくとも2箇所以上有する波形の罫線によって形成されており、
前記一対の第2側面には、一対の差込片を両端部に有する桟部が連設されており、
前記一対の第1側面には、前記差込片を差し込み可能な一対の係止部が設けられており、
前記底面と前記第1側面とが形成する角度が前記第1側面の少なくとも両端部において鋭角であり、
前記一対の第2側面と前記底面の境界には係合穴部が設けられており、
前記一対の第1側面の両端部には、前記包装箱を上下に積み重ねた際に前記係合穴部と係合可能である突起部を有する折込片が設けられていることを特徴とする包装箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装箱に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、物品の流通・運搬過程において、物品を包装し収容するための包装箱(以下、単に包装箱ともいう)が広く使用されている。
【0003】
包装箱は、ブランクに折り線を形成し、底面から折り線にて起立させて側面を形成し箱状に組立てられるが、当該折り線が直線状である場合、当該折り線が軸になり、側面が箱の外側や内側へ傾倒し湾曲し易くなる可能性がある。そこで、底面と側面との間の折り線を、弧状とすることで、側面が箱の外側や内側へ傾倒しにくくし、側面の湾曲の抑制を図ったものが、例えば特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開昭54-000115号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の箱では、折り線が弧状であるため、それに伴い底面も弧状に変形し、そのような変形した底面を有する箱に、重量がある物品を収容すると、底面が更に変形し、底面に連設する側面も却って変形してしまうことが考えられる。その結果、物品を収容する機能が低下し、例えば運搬時に側面から収容物品が零れ落ちてしまうことが予想される。
【0006】
本発明の目的は、側板の湾曲を抑制しつつ、重量がある物品を収容しても、当該湾曲の抑制が維持できるような包装箱を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る包装箱の第1形態は、少なくとも二対の側面と底面とを有する包装箱であって、一方の一対の側面は、前記底面と波形の罫線を介して連設されていることを特徴とするものである。
【0008】
本発明に係る包装箱の第2形態は、前記波形の罫線は、前記包装箱に組み立てる前のブランクにおいて前記側面側に膨出する膨出部を少なくとも2箇所以上有することを特徴とする第1形態として記載のものである。
【0009】
本発明に係る包装箱の第3形態は、前記二対の側面のうち他方の一対の側面には、一対の差込片を両端部に有する桟部が設けられており、前記一方の一対の側面には、前記差込片を差し込み可能な一対の係止部が設けられていることを特徴とする第2形態として記載のものである。
【0010】
本発明に係る包装箱の第4形態は、前記一対の係止部は、前記膨出部に相当する位置近傍に設けられていることを特徴とする第3形態として記載のものである。
(【0011】以降は省略されています)
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