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公開番号2025012762
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115845
出願日2023-07-14
発明の名称情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類G06T 7/292 20170101AFI20250117BHJP(計算;計数)
要約【課題】物体についての統計的な属性情報の精度を向上させる。
【解決手段】システムは、撮像画像における物体の部分画像の画像特徴量から、物体の属性を推定する属性推定部と、撮像画像を部分画像によって走査し、物体の移動軌跡を示す軌跡情報を生成する軌跡生成部と、生成された軌跡情報に基づき、移動軌跡を複数種類のルートのいずれかに分類する分類部と、移動軌跡が分類されたルートの種類に基づき、物体の推定された属性を統計処理の対象とするかを決定する決定部と、対象と決定された物体の推定された属性を示す属性情報を用いて統計処理を実施する統計部と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
撮像画像における物体の部分画像の画像特徴量から、前記物体の属性を推定する属性推定部と、
前記撮像画像を前記部分画像によって走査し、前記物体の移動軌跡を示す軌跡情報を生成する軌跡生成部と、
生成された軌跡情報に基づき、前記移動軌跡を複数種類のルートのいずれかに分類する分類部と、
前記移動軌跡が分類されたルートの種類に基づき、前記物体の推定された属性を統計処理の対象とするかを決定する決定部と、
前記対象と決定された前記物体の推定された属性を示す属性情報を用いて前記統計処理を実施する統計部と、を備える、情報処理システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記物体は、人物である、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記決定部は、
前記決定において、前記ルートの種類毎に対応した係数に基づき、前記物体の推定された属性を補正する、請求項1または2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記撮像画像は、異なる撮像方向から前記物体を撮像した撮像画像を含み、
前記分類部は、さらに、
前記分類において、第1の撮像方向に対応の撮像画像から生成された軌跡情報を第1のルートに分類し、第2の撮像方向に対応の撮像画像から生成された軌跡情報を第2のルートに分類する、請求項1または2に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記異なる撮像方向から前記物体を撮像した撮像画像は、同じ時間帯に前記異なる撮像方向から前記物体を撮像した撮像画像を含む、請求項4に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記決定部は、
前記決定において、前記第1のルートに分類された前記移動軌跡の物体について推定された所定種類の属性を、前記第2のルートに分類された移動軌跡で移動する当該物体について推定された当該所定種類の属性で置き換える、請求項4に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記第1のルートに分類された移動軌跡の物体についての前記所定種類の属性の推定精度は、前記第2のルートに分類された移動軌跡で移動する当該物体についての当該所定種類の属性の推定精度よりも低い、請求項6に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記ルートを設定するルート設定部を、さらに備える、請求項1または2に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記ルート設定部は、
前記ルートを指定するユーザー操作を受付けるGUIを備える、請求項8に記載の情報処理システム。
【請求項10】
前記情報処理システムは、前記部分画像の画像特徴量から、前記物体を同定する同定部を含み、
前記決定部は、
前記決定において、前記移動軌跡が分類されたルートの種類に基づき、同定された前記物体について推定された属性を統計処理の対象とするかを決定する、請求項1または2に記載の情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、撮像画像から対象の属性を取得する技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1(特開2019-192154号公報)は、画像に含まれる複数の人物を検出する検出手段と、検出手段により検出された複数の人物の数を計数する計数手段と、計数手段の結果に基づいて、検出手段により検出された複数の人物のうち、属性情報を推定する対象となる人物を決定する決定手段を備える画像処理装置を記載する。
【0003】
特許文献2(特開2020-155089号公報)は、映像から人物ごとの移動軌跡を検出する軌跡検出部と、軌跡検出部により検出された移動軌跡を、移動軌跡の方向に基づいて複数の種類に分類する軌跡分類部と、軌跡分類部により分類された種類ごとの移動軌跡の本数に基づいて、人物の状況を調査するための調査エリアの設定を支援する情報を生成する支援情報生成部と、を備えるエリア設定支援装置を記載する。
【0004】
特許文献3(特開2022-73511号公報)は、カメラによって撮像された動画像から人および人の移動態様に関する属性を検出する検出部と、検出された人にIDを付与する付与部と、IDが付与された人の移動経路を、属性と紐付けて生成する生成部とを備える情報処理装置を記載する。
【0005】
特許文献4(特開2020-198053号公報)は、“人物の属性としての性別や年齢は、顔画像を用いると精度よく認識することができ、人物が後ろ向きの状態では顔画像を取得できないため、人物の性別や年齢を推測することが困難となる。画像から人物が後ろ向きであることが検出された場合、性別や年齢に関する特徴量の確信度を低い値に設定してもよい”ことを記載する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2019-192154号公報
特開2020-155089号公報
特開2022-73511号公報
特開2020-198053号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
例えば、カメラによって撮像された画像を処理することによって対象物の属性を推定し、推定結果から、統計的な属性情報を取得して利用する技術が知られている。したがって、統計的な属性情報の精度を向上させることが要望されている。しかしながら、特許文献1~4は、当該要望に応える技術を提案していない。
【0008】
本開示の目的は、物体についての統計的な属性情報の精度を向上させることが可能な情報処理システム、情報処理方法およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示に係る情報処理システムは、撮像画像における物体の部分画像の画像特徴量から、物体の属性を推定する属性推定部と、撮像画像を部分画像によって走査し、物体の移動軌跡を示す軌跡情報を生成する軌跡生成部と、生成された軌跡情報に基づき、移動軌跡を複数種類のルートのいずれかに分類する分類部と、移動軌跡が分類されたルートの種類に基づき、物体の推定された属性を統計処理の対象とするかを決定する決定部と、対象と決定された物体の推定された属性を示す属性情報を用いて統計処理を実施する統計部と、を備える。
【0010】
上記の情報処理システムにおいて、物体は人物である。
上記の情報処理システムにおいて、決定部は、決定において、ルートの種類毎に対応した係数に基づき、物体の推定された属性を補正する。
(【0011】以降は省略されています)

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