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公開番号2025012646
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115638
出願日2023-07-14
発明の名称パレット付き連続ダンボール材及び製函システム
出願人王子ホールディングス株式会社
代理人弁理士法人真田特許事務所
主分類B65D 81/02 20060101AFI20250117BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】連続ダンボール材における不良部分の発生を抑制する。
【解決手段】パレット付き連続ダンボール材10は、帯状に連続するダンボールウェブ1Wにおいて矩形状のシートが2第一方向に沿って直線状に延在する折目Fのそれぞれにおいて折目Fの沿う平面で第一方向に直交する第二方向へ折り返され、シート2が上下方向に積み重ねられた直方体状の荷姿をなす蛇腹折りの連続ダンボール材1と、第一方向及び第二方向に沿って延在している載置面21を有し、載置面21の上方に連続ダンボール材1が載置されたパレット20と、第一方向及び第二方向の双方に延在する平板状の面と上下方向に沿う厚みとを有するとともに所定の緩衝性を有し、パレット20の載置面21と連続ダンボール材1との間に介在した緩衝シート30と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
帯状に連続するダンボールウェブにおいて矩形状のシートが第一方向に沿って直線状に延在する折目のそれぞれにおいて前記折目の沿う平面で前記第一方向に直交する第二方向へ折り返され、前記シートが上下方向に積み重ねられた直方体状の荷姿をなす蛇腹折りの連続ダンボール材と、
前記第一方向及び前記第二方向に沿って延在している載置面を有し、前記載置面の上方に前記連続ダンボール材が載置されたパレットと、
前記第一方向及び前記第二方向の双方に延在する平板状の面と前記上下方向に沿う厚みとを有するとともに所定の緩衝性を有し、前記パレットの前記載置面と前記連続ダンボール材との間に介在した緩衝シートと、を備えた
ことを特徴とするパレット付き連続ダンボール材。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記緩衝シートは、紙製のシートである
ことを特徴とする請求項1に記載のパレット付き連続ダンボール材。
【請求項3】
前記緩衝シートは、プラスチック製のシートである
ことを特徴とする請求項1に記載のパレット付き連続ダンボール材。
【請求項4】
前記緩衝シートは、ダンボールシートである
ことを特徴とする請求項2又は3に記載のパレット付き連続ダンボール材。
【請求項5】
前記緩衝シートは、前記上下方向に積み重ねられた二枚以上のシートである
ことを特徴とする請求項1に記載のパレット付き連続ダンボール材。
【請求項6】
前記緩衝シートの前記面の面積は、前記連続ダンボール材において前記上下方向に積み重ねられた前記シートのうち最下層に位置する下シートにおいて前記第一方向及び前記第二方向に延在する面の面積以上である
ことを特徴とする請求項1に記載のパレット付き連続ダンボール材。
【請求項7】
前記緩衝シートの前記面の面積は、前記パレットの前記載置面の面積以上である
ことを特徴とする請求項1に記載のパレット付き連続ダンボール材。
【請求項8】
前記連続ダンボール材において前記上下方向に積み重ねられた前記シートのうち最下層に位置する下シートにおいて前記第一方向及び前記第二方向に延在する面の面積は、前記パレットの前記載置面の面積以上である
ことを特徴とする請求項6又は7に記載のパレット付き連続ダンボール材。
【請求項9】
前記連続ダンボール材には、前記上下方向に積み重ねられた前記シートのうち最下層に位置する下シートにおいて前記第二方向で前記下シート以外の前記シートとは連設されていない側の端縁から延出したシート状の下継ぎしろ部が付設された
ことを特徴とする請求項1に記載のパレット付き連続ダンボール材。
【請求項10】
前記連続ダンボール材には、前記上下方向に積み重ねられた前記シートのうち最上層に位置する上シートにおいて前記第二方向で前記上シート以外の前記シートとは連設されていない側の端縁から延出したシート状の上継ぎしろ部が付設された
ことを特徴とする請求項1に記載のパレット付き連続ダンボール材。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、連続ダンボール材とこれを載置したパレットとを含むパレット付き連続ダンボール材及びパレット付き連続ダンボール材を適用した製函システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
製函用資材として、蛇腹折り(「ファンフォールド」とも称される)の連続ダンボール材が知られている。連続ダンボール材は帯状に連続するダンボールウェブで幅方向に沿う折目が延在方向へ等間隔で離間して設けられ、この折目でダンボールウェブが交互に折り返されている。このような蛇腹折りの連続ダンボール材では、ダンボールウェブが折り重ねられて上下に積み重ねられ、直方体状の荷姿に折り畳まれている。
例えば、下記特許文献1には、上記の連続ダンボール材と、連続ダンボール材が載置されたパレットとを含むパレット付き連続ダンボール材が開示されている。このパレット付き連続ダンボール材において、連続ダンボール材は、パレットの載置面に直接的に載置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-113113号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1の技術では、連続ダンボール材の最下層に位置する下シートがパレットに直接接触するので、下シートにパレットの載置面における凹凸形状が転写されたり、下シートとパレットの載置面との間に存在する異物の形状が転写されたりして、下シートに破損や変形が生じる場合がある。破損や変形が生じたシートは、製函や梱包等の用途に使用できない不良部分となり破棄しなければならないおそれがある。
よって、パレット付き連続ダンボール材では、連続ダンボール材の不良部分の発生を抑制するうえで、改善の余地がある。
【0005】
本件は、上記の課題に鑑みて創案されたものであり、連続ダンボール材における不良部分の発生を抑制することを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する「発明を実施するための形態」に示す各構成から導き出される作用及び効果であって、従来の技術では得られない作用及び効果を奏することも、本件の他の目的として位置付けることができる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ここで開示するパレット付き連続ダンボール材は、以下に記す(1)~(10)の構成を備えている。
(1)
帯状に連続するダンボールウェブにおいて矩形状のシートが第一方向に沿って直線状に延在する折目のそれぞれにおいて前記折目の沿う平面で前記第一方向に直交する第二方向へ折り返され、前記シートが上下方向に積み重ねられた直方体状の荷姿をなす蛇腹折りの連続ダンボール材と、
前記第一方向及び前記第二方向に沿って延在している載置面を有し、前記載置面の上方に前記連続ダンボール材が載置されたパレットと、
前記第一方向及び前記第二方向の双方に延在する平板状の面と前記上下方向に沿う厚みとを有するとともに所定の緩衝性を有し、前記パレットの前記載置面と前記連続ダンボール材との間に介在した緩衝シートと、を備えた
ことを特徴とするパレット付き連続ダンボール材。
【0007】
(2)
前記緩衝シートは、紙製のシートである
ことを特徴とする(1)に記載のパレット付き連続ダンボール材。
(3)
前記緩衝シートは、プラスチック製のシートである
ことを特徴とする(1)に記載のパレット付き連続ダンボール材。
【0008】
(4)
前記緩衝シートは、ダンボールシートである
ことを特徴とする(2)又は(3)に記載のパレット付き連続ダンボール材。
【0009】
(5)
前記緩衝シートは、前記上下方向に積み重ねられた二枚以上のシートである
ことを特徴とする(1)~(4)のいずれか一つに記載のパレット付き連続ダンボール材。
【0010】
(6)
前記緩衝シートの前記面の面積は、前記連続ダンボール材において前記上下方向に積み重ねられた前記シートのうち最下層に位置する下シートにおいて前記第一方向及び前記第二方向に延在する面の面積以上である
ことを特徴とする(1)~(5)のいずれか一つに記載のパレット付き連続ダンボール材。
(7)
前記緩衝シートの前記面の面積は、前記パレットの前記載置面の面積以上である
ことを特徴とする(1)~(6)のいずれか一つに記載のパレット付き連続ダンボール材。
(【0011】以降は省略されています)

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