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公開番号
2025012558
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115466
出願日
2023-07-13
発明の名称
撮像装置、制御方法及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G16H
30/40 20180101AFI20250117BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】医療機関内ネットワークの通信状態が良くない等の理由で撮像装置内に患部画像が残ってしまうような状況においても、医療情報のセキュリティを向上させることを可能にする。
【解決手段】撮像装置は、患者の患部を撮像した複数の患部画像について、患部画像の病名または部位に関する情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得した情報に基づいて前記複数の患部画像の優先度を決定する決定手段と、前記優先度の順に基づいて、前記複数の患部画像を外部装置に送信し、送信済みの患部画像を削除するように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
患者の患部を撮像した複数の患部画像について、患部画像の病名または部位に関する情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得した情報に基づいて前記複数の患部画像の優先度を決定する決定手段と、
前記優先度の順に基づいて、前記複数の患部画像を外部装置に送信し、送信済みの患部画像を削除するように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記決定手段は、前記部位が個人を特定可能な場合、前記優先度を上げることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記決定手段は、前記部位が個人的に見られたくない部位である場合、前記優先度を上げることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記取得手段は、
前記患部画像を解析した解析情報、前記部位に関する情報を含む診断情報、及び、ユーザから入力された入力情報のいずれかから前記部位に関する情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記取得手段は、前記解析情報、前記診断情報及び前記入力情報のいずれか一の情報から取得した前記部位に関する情報に基づいて、他の情報を参照して前記部位に関するさらに詳細な情報を取得することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記取得手段は、前記患部の部位、病名、診療科、性別、及び、年齢を含む診断情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記決定手段は、前記優先度を決定するための複数の優先度決定処理と設定の要否とが関連付けられたテーブルを参照して、前記複数の優先度決定処理から選択した優先度決定処理に基づいて前記優先度を設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記決定手段は、診療科に共通の方法によって優先度を設定する診療科共通の優先度決定処理と、前記診療科ごとの方法によって優先度を設定する診療科固有の優先度決定処理と、を含む前記複数の優先度決定処理から前記優先度決定処理を選択して前記優先度を決定することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
【請求項9】
撮像して得られた患部画像を記録媒体に記録する記録手段を有し、
前記制御手段は、前記優先度の順に基づいて、前記記録媒体に記録された前記複数の患部画像を外部装置に送信し、送信済みの患部画像を前記記録媒体から削除するように制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項10】
患者の患部を撮像した複数の患部画像について、患部画像の病名または部位に関する情報を取得する取得工程と、
前記取得工程により取得した情報に基づいて前記複数の患部画像の優先度を決定する決定工程と、
前記優先度の順に基づいて、前記複数の患部画像を外部装置に送信し、送信済みの患部画像を削除するように制御する制御工程と、を備えることを特徴とする撮像装置の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、制御方法及びプログラムに関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
患部の画像を撮像して経過を記録し、診断を支援する撮像装置及び撮像システムが、医療分野において知られている。撮像装置は、撮像した患者の患部の画像を、ネットワークを介して病院内の情報処理装置に送信し、患部画像が治療記録や診療記録として保存することが行われている。患部画像は医療情報として扱われるので、セキュリティの観点から患部画像の管理には注意が必要である。ここで、患部画像が、病院内ネットワークの通信状態が良くない等の理由で情報処理装置に送信ができず撮像装置内に残る場合がある。このような場合、撮像装置の持ち運びが簡単であることから、医療情報のセキュリティ管理として懸念がある。
【0003】
特許文献1には、撮影画像において、個人情報を保護する秘匿化が必要な特定部位を検知し検知確度に応じて画像にマスクするといった秘匿化処理を実行する方法が開示されている。特許文献2には、撮像装置の表示部を介して患部に関する情報を入力させることで、患部画像と患部に関する情報を関連付けて保存する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-64718号公報
特許第6202827号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の特許文献に開示された従来技術では、患部画像の秘匿化処理を実行する、もしくは、撮影した画像に患部を関連付けて保存する手段を提供はしているが、病院内ネットワークの通信状態が良くない等の理由で患部画像が情報処理装置に送信できずに、撮像装置内に患部画像が残ってしまうような状況への対策ではないため、医療情報のセキュリティ管理として懸念が残る。
【0006】
そこで、本発明の目的は、病院等の医療機関内ネットワークの通信状態が良くない等の理由で患部画像を情報処理装置に送信できずに、撮像装置内に患部画像が残ってしまうような状況においても、医療情報のセキュリティを向上させることを可能にした撮像装置、制御方法及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この課題を解決するため、例えば本発明の撮像装置は以下の構成を備える。すなわち、撮像装置は、
患者の患部を撮像した複数の患部画像について、患部画像の病名または部位に関する情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得した情報に基づいて前記複数の患部画像の優先度を決定する決定手段と、
前記優先度の順に基づいて、前記複数の患部画像を外部装置に送信し、送信済みの患部画像を削除するように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、医療機関内ネットワークの通信状態が良くない等の理由で撮像装置内に患部画像が残ってしまうような状況においても、医療情報のセキュリティを向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態における医療システムの構成を表す構成図。
実施形態における撮像装置のハードウェア構成図。
実施形態における情報処理装置のハードウェア構成図。
実施形態における病院ポリシーテーブルの例。
実施形態における患者情報テーブルの例。
実施形態における診断情報テーブルの例。
第一の実施形態による患部画像撮影の基本動作を示すフローチャート。
第一の実施形態による病院ポリシーによる優先度決定処理を示すフローチャート。
第一の実施形態による診療科共通による優先度決定処理を示すフローチャート。
第一の実施形態による診療科固有の優先度決定処理を示すフローチャート。
第一の実施形態による皮膚科固有の優先度決定処理を示すフローチャート。
第一の実施形態による歯科固有の優先度決定処理を示すフローチャート。
第一の実施形態による患部画像の送信キュー処理を示すフローチャート。
第二の実施形態による患部画像撮影の基本動作を示すフローチャート。
第二の実施形態による個人が見られたくない部位による優先度決定処理を示すフローチャート。
実施形態における口腔内情報の歯式情報の例。
実施形態における口腔内情報の口腔内図の例。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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