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公開番号2025012528
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115415
出願日2023-07-13
発明の名称情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
出願人フォルシアクラリオン・エレクトロニクス株式会社
代理人弁理士法人サンネクスト国際特許事務所
主分類G06F 3/04842 20220101AFI20250117BHJP(計算;計数)
要約【課題】一の画面共有先デバイス(スマホ等)からのリクエストがあった場合でも、他のデバイスの利便性を保持する情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】第一の表示部である出力部142と、第一の表示部に表示する画面を生成する画面生成部115と、画面を、ネットワークを介して外部端末20a、20bに送信する送受信制御部114と、を備えた情報処理装置10であって、外部端末が備える第二の表示部に表示される画面に対して行われるユーザの操作を検知する操作検知部111と、画面と操作に応じて、操作に基づくイベントの実行を許可するか否かを選択させる選択画面を、情報処理装置および外部端末のうち、少なくとも1つの装置に対して表示させる制御を行う表示制御部117と、選択画面に対するユーザの選択結果に基づいて、操作に基づくイベントの実行を許可するか否かを判定するイベント実行判定部116と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第一の表示部と、前記第一の表示部に表示する画面を生成する画面生成部と、前記画面を、ネットワークを介して端末装置に送信する送受信制御部と、を備えた情報処理装置であって、
前記端末装置が備える第二の表示部に表示される前記画面に対して行われるユーザの操作を検知する操作検知部と、
前記画面と前記操作に応じて、前記操作に基づくイベントの実行を許可するか否かを選択させる選択画面を、前記情報処理装置および前記端末装置のうち、少なくとも1つの装置に対して表示させる制御を行う表示制御部と、
前記選択画面に対するユーザの選択結果に基づいて、前記操作に基づくイベントの実行を許可するか否かを判定するイベント実行判定部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記画面は、マルチメディアの再生画面であり、
前記表示制御部は、前記情報処理装置および前記操作が行われた前記端末装置以外の前記端末装置に対し前記選択画面を表示させる制御を行う請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記画面は、地図画面であり、
前記表示制御部は、前記情報処理装置に対し前記選択画面を表示させる制御を行い、前記端末装置に対し前記選択画面を表示させる制御を行わない請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記画面は、ウェブページの表示画面であり、
前記表示制御部は、前記操作が行われた前記端末装置に対し前記選択画面を表示させる制御を行い、他の装置に対し前記選択画面を表示させる制御を行わない請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記操作に基づくイベントは、リンク先に画面遷移させるものであり、
前記表示制御部は、前記操作に基づくイベントの実行が許可されたとき、前記操作を行った端末装置との画面の送信を中止し、前記操作が行われた端末装置が備える閲覧ソフトウェアにより前記リンク先の画面を表示させる制御を行う請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
第一の表示部と、前記第一の表示部に表示する画面を生成する画面生成部と、前記画面を、ネットワークを介して端末装置に送信する送受信制御部と、を備えた情報処理装置が行う情報処理方法であって、
前記端末装置が備える第二の表示部に表示される前記画面に対して行われるユーザの操作を検知し、
前記画面と前記操作に応じて、前記操作に基づくイベントの実行を許可するか否かを選択させる選択画面を、前記情報処理装置および前記端末装置のうち、少なくとも1つの装置に対して表示させる制御を行い、
前記選択画面に対するユーザの選択結果に基づいて、前記操作に基づくイベントの実行を許可するか否かを判定する、
情報処理方法。
【請求項7】
第一の表示部と、前記第一の表示部に表示する画面を生成する画面生成部と、前記画面を、ネットワークを介して端末装置に送信する送受信制御部と、を備えた情報処理装置が備えるコンピュータが実行するプログラムであって、
前記端末装置が備える第二の表示部に表示される前記画面に対して行われるユーザの操作を検知する機能と、
前記画面と前記操作に応じて、前記操作に基づくイベントの実行を許可するか否かを選択させる選択画面を、前記情報処理装置および前記端末装置のうち、少なくとも1つの装置に対して表示させる制御を行う機能と、
前記選択画面に対するユーザの選択結果に基づいて、前記操作に基づくイベントの実行を許可するか否かを判定する機能と、
を実現させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
複数のデバイス間の画面共有を行うミラーリングシステムにおいて、一の画面共有先デバイス(スマホ等)からのリクエストに基づいて一律で画面共有元デバイス(車載機等)の画面制御を行う場合がある。
【0003】
特許文献1は、無線通信部および制御部を具備する情報処理装置について開示する。この無線通信部は、他の情報処理装置との間でデータ通信を行う。また、少なくとも自装置および第1の情報処理装置により形成されるネットワークのグループオーナーの役割を担う第1の情報処理装置との間で新たにデータ伝送を行う場合を想定する。この場合に、制御部は、第1情報処理装置および第2情報処理装置のそれぞれにデータ伝送を行うための役割を更新するための情報をやりとりする制御を行う。
特許文献2は、LTEのような4G通信システム以後に一層高いデータ伝送レートをサポートするために提供される5G又はpre-5G通信システムについて開示する。これは、複数の電子機器が第1の電子機器と連動されるサービスを使用する方法であって、中央ディスプレイ機器に接続され、第1の電子機器が格納されているービスの再生リストに基づいて、サービスを中央ディスプレイ機器にミラーリングするステップを有する。また、第2の電子機器から再生リストの変更リクエストを受信し、再生リストを変更リクエストに対応して更新するステップを有する。さらに、更新された再生リスト関連情報を中央ディスプレイ機器に伝送するステップを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2016/163181号
特表2019―511798号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、リクエストに基づき、表示画面が一の画面共有先に支配されてしまうため、この一の画面共有先であるデバイス以外のデバイスには、利便性がよくない。
本発明は、一の画面共有先のデバイスからのリクエストがあった場合でも、他のデバイスの利便性を保持することができる情報処理装置、情報処理方法、プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため本発明は、第一の表示部と、第一の表示部に表示する画面を生成する画面生成部と、画面を、ネットワークを介して端末装置に送信する送受信制御部と、を備えた情報処理装置であって、端末装置が備える第二の表示部に表示される画面に対して行われるユーザの操作を検知する操作検知部と、画面と操作に応じて、操作に基づくイベントの実行を許可するか否かを選択させる選択画面を、情報処理装置および端末装置のうち、少なくとも1つの装置に対して表示させる制御を行う表示制御部と、選択画面に対するユーザの選択結果に基づいて、操作に基づくイベントの実行を許可するか否かを判定するイベント実行判定部と、を備える情報処理装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、一の画面共有先のデバイスからのリクエストがあった場合でも、他のデバイスの利便性を保持することができる情報処理装置、情報処理方法、プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明が適用される画像制御システムの構成を示したブロック図である。
情報処理装置および外部端末において、マルチメディアの再生画面が表示されている状態を示した図である。
外部端末のユーザが一時停止の操作を行ったときに、各装置で表示される画面を示した図である。
第1の実施形態で、情報処理装置および外部端末のそれぞれが行う処理を示したシーケンス図である。
情報処理装置および外部端末において、地図画面が表示されている状態を示した図である。
外部端末のユーザが地図画面のズームアウトの操作を行ったときに、各装置で表示される画面を示した図である。
第2の実施形態で、情報処理装置および外部端末のそれぞれが行う処理を示したシーケンス図である。
情報処理装置および外部端末において、ウェブページの表示画面が表示されている状態を示した図である。
外部端末のユーザがリンク先の画面を表示する操作を行ったときに、各装置で表示される画面を示した図である。
第3の実施形態で、情報処理装置および外部端末のそれぞれが行う処理を示したシーケンス図である。
通知情報について示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照し、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
<画像制御システム1の概略説明>
図1は、本発明が適用される画像制御システム1の構成を示したブロック図である。
画像制御システム1は、移動体の一例である車両に搭載される。画像制御システム1は、情報処理装置10と、外部端末20a、20bとを備える。情報処理装置10と外部端末20a、20bとは、ネットワーク30にて接続されている。
【0010】
情報処理装置10は、外部端末20a、20bと共有する画面の画像情報を生成するとともに、この画面の表示を行う。
情報処理装置10は、コンピュータ装置である。より具体的には、情報処理装置10は、カーナビゲーション装置、カーオーディオ装置、自動車制御システム等である。図示するように、情報処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ11と、記憶手段であるメモリ12と、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等の永続記憶装置13とを備える。プロセッサ11は、OS(基本ソフトウェア)やアプリケーションプログラム(応用ソフトウェア)等の各種ソフトウェアを実行する。メモリ12は、各種ソフトウェアやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域である、永続記憶装置13は、各種ソフトウェアに対する入力データや各種ソフトウェアからの出力データ等を記憶する記憶領域である。
また、情報処理装置10は、ユーザとの間で情報をやり取りするユーザインタフェース(以下、「ユーザIF」と言う)14と、外部との通信を行うための通信インタフェース(以下、「通信IF」と言う)15とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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