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公開番号
2025012336
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115099
出願日
2023-07-13
発明の名称
鉛蓄電池用正極板、鉛蓄電池用負極板、および鉛蓄電池
出願人
株式会社GSユアサ
代理人
弁理士法人河崎特許事務所
主分類
H01M
4/14 20060101AFI20250117BHJP(基本的電気素子)
要約
【解決手段】開示される鉛蓄電池用正極板は、正極集電体と、前記正極集電体に保持された正極電極材料とを含み、前記正極電極材料の比コンダクタンスは1.8S/mm以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
鉛蓄電池用正極板であって、
正極集電体と、前記正極集電体に保持された正極電極材料とを含み、
前記正極電極材料の比コンダクタンスは1.8S/mm以下である、鉛蓄電池用正極板。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記正極集電体は格子状部を含み、
前記正極集電体の前記格子状部の面積SP0に占める、前記格子状部の格子桟に囲まれた領域の合計の面積SP1の比率SP1/SP0は、0.68以上である、請求項1に記載の鉛蓄電池用正極板。
【請求項3】
前記正極電極材料のBET比表面積は5.8m
2
/g以上である、請求項1に記載の鉛蓄電池用正極板。
【請求項4】
鉛蓄電池用負極板であって、
負極集電体と、前記負極集電体に保持された負極電極材料とを含み、
前記負極電極材料の比コンダクタンスは120S/mm以下である、鉛蓄電池用負極板。
【請求項5】
前記負極集電体は格子状部を含み、
前記負極集電体の前記格子状部の面積SN0に占める、前記格子状部の格子桟に囲まれた領域の合計の面積SN1の比率SN1/SN0は、0.65以上である、請求項4に記載の鉛蓄電池用負極板。
【請求項6】
前記負極電極材料のBET比表面積は0.75m
2
/g以上である、請求項4に記載の鉛蓄電池用負極板。
【請求項7】
請求項1~3のいずれか1項に記載の鉛蓄電池用正極板、および、請求項4~6のいずれか1項に記載の鉛蓄電池用負極板の少なくとも一方を含む、鉛蓄電池。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鉛蓄電池用正極板、鉛蓄電池用負極板、および鉛蓄電池に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
鉛蓄電池は、車載用、産業用の他、様々な用途で使用されている。鉛蓄電池には、負極板、正極板、セパレータ(またはマット)、および電解液などが含まれる。各極板は、集電体と、電極材料を備える。
【0003】
鉛蓄電池において、電極材料の導電性を向上させるために、セラミックスフレークを電極材料に添加することが試みられている。
【0004】
特許文献1は、膜厚が0.1μm~5μmであって、フレークの平均半径が50μm以上であって、比抵抗が9×10
-2
Ω・cm以下であることを特徴とする酸化物系導電性セラミックスフレークが添加剤として混合されている鉛蓄電池を提案している。
【0005】
また、鉛蓄電池において、電極材料の脱落による容量低下や短絡などを抑制するために、格子の形状を変更することが試みられている。
【0006】
特許文献2は、鉛合金シートを機械加工することにより、部分的に切断展開した連続エキスパンド格子を形成し、該連続エキスパンド格子にペーストを充填後、所定の大きさに切断して製造されるエキスパンド格子を用いた極板において、極板のエキスパンド格子両側部に格子棧の結節部が残らないよう切断され、格子側部と格子側部に対向する最も近い結節部との距離が、複数個の結節部を頂点とし、前記結節部と格子棧とで形成される最小単位の網目形状である多角形の連続格子進行方向に対して平行な対角距離のほぼ1/4となるよう切断されたエキスパンド格子を備えてなることを特徴とする鉛蓄電池用極板を提案している。
【0007】
特許文献3は、帯状の金属シートに厚み方向への凹凸加工と長手方向への切り込み加工を同時に施したのちに、その金属シートを幅方向に拡張したものを幅方向に沿った切断線で切断して得られる所定長さの展伸メッシュシートにおいて、線状の四つの格子骨で囲まれたほぼ菱形形状の格子体が千鳥状の配置となった結節部により結節されてなる格子縞形状を有し、前記長さ方向の両端部に、三つの前記格子骨で囲まれたほぼ三角形状の複数の変形格子体が幅方向にそれぞれ一列に連接されて、これら変形格子体における端部に位置する一つの前記各格子骨が幅方向に沿ってほぼ直線状に連結成形されていることを特徴とする展伸メッシュシートを提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開平06-187820号公報
特開平10-223232号公報
特開平7-320743号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
鉛蓄電池では、充電によって高濃度の電解液が極板下部に沈降する成層化が進行し、極板下部での放電量が多くなり、硫酸鉛が再結晶して粗大化するサルフェーションと呼ばれる現象が見られる。その結果、サイクル寿命性能が低下するため、サイクル寿命性能を向上のためにサルフェーションを抑制することが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一側面は、鉛蓄電池用正極板であって、
正極集電体と、前記正極集電体に保持された正極電極材料とを含み、
前記正極電極材料の比コンダクタンスは1.8S/mm以下である、鉛蓄電池用正極板に関する。
(【0011】以降は省略されています)
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