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公開番号
2025012161
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114784
出願日
2023-07-12
発明の名称
光プリントヘッド及び光プリントヘッドを備える画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/447 20060101AFI20250117BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】 主走査方向に有機ELを用いた発光部が複数配列された画像形成装置においては電極に印加すべき制御データと発光を制御する画像データとが本体側のコントローラから送信される。制御データは画像データと比較して周波数が遅いため、画像データを送信する場合と比較してクロック信号の周波数が遅い場合でも十分にデータを送信することができる。この際、クロック信号に応じた信号線を用いてデータの送信を行うと画像形成装置のコストが増加する虞がある。
【解決手段】 第1の周波数である第1のクロック信号と、第2の周波数である第2のクロック信号とを出力可能なコントローラICを備え、前記第1のクロック信号及び前記第2のクロック信号は信号線CLKを介して送信される、ことを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図27
特許請求の範囲
【請求項1】
回転する感光体と、
前記感光体の回転軸線方向に沿って配列された複数の発光部を有し、画像データに基づいて前記複数の発光部の点灯と消灯とが制御される発光チップと、
第1の周波数である第1のクロック信号と前記第1の周波数よりも遅い第2の周波数である第2のクロック信号とを出力するコントローラICであって、前記画像データを前記第1のクロック信号に同期させて出力し、前記複数の発光部の目標光量を示す制御データを前記第2のクロック信号に同期させて出力するコントローラICと、
前記発光チップと前記コントローラICとを接続する信号線と、
を備え、
前記発光チップは前記第1のクロック信号と前記第2のクロック信号とのいずれか一方のクロック信号で動作し、
前記コントローラICが出力した前記第1のクロック信号と前記第2のクロック信号とは前記信号線を介して前記発光チップへ送信される、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記発光チップは前記画像データに基づいて前記複数の発光部の点灯と消灯とを制御する回路部と、前記制御データを格納する記憶部と、を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記発光チップは前記制御データをアナログ信号に変換するD/Aコンバータを有し、
前記複数の発光部は前記アナログ信号に基づいた光量で発光する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記画像形成装置は、
前記発光チップが設けられた第1の基板と、
前記コントローラICが設けられた第2の基板と、
を備え、
前記信号線は前記第1の基板と前記第2の基板とを接続する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記画像形成装置は前記発光チップを複数有し、
前記信号線は前記複数の発光チップのそれぞれと接続されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記発光チップは前記コントローラICから出力された前記制御データを格納する第1の記憶部と、前記コントローラICから出力された前記画像データを格納する第2の記憶部と、前記コントローラICから出力された前記制御データと前記画像データとを受信する受信部と、を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記受信部は、受信した前記制御データを前記第1の記憶部に送信し、受信した前記画像データを前記第2の記憶部に送信する、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記受信部は、第1の識別情報を受信した場合に前記制御データを前記第1の記憶部に送信する第1の状態に遷移し、第2の識別情報を受信した場合に前記画像データを前記第2の記憶部に送信する第2の状態に遷移する、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項9】
回転する感光体と、
前記感光体の回転軸線方向に沿って配列された複数の発光部を有し、画像データに基づいて前記複数の発光部の点灯と消灯とが制御される発光チップと、
第1の周波数である第1のクロック信号と前記第1の周波数よりも遅い第2の周波数である第2のクロック信号とを出力するコントローラICであって、前記画像データを前記第1のクロック信号に同期させて出力し、前記複数の発光部の目標光量を示す制御データを前記第2のクロック信号に同期させて出力するコントローラICと、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項10】
前記複数の発光部は有機ELである、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の発光部を有する露光部を使用して画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置は、回転駆動される感光体を露光することで感光体に静電潜像を形成し、当該静電潜像をトナーで現像することにより画像を形成する。特許文献1は、複数の発光部を主走査方向に複数個配列した露光部を用いる画像形成装置を開示している。特許文献1では、電極、有機EL(Electro-Luminescence)膜及び回路部がシリコンウエハ上に形成された発光チップが基板上に複数実装されている。各発光チップの回路部には、例えば、電極に印可すべき電圧の大きさに関する制御データと画像データとが画像形成装置の制御部から送信される。回路部は、画像形成装置の制御部から送信されてくる画像データ及び制御データに基づいて電極に電圧を印可する。
【0003】
制御データは画像データと比較してデータ量が少ない。ゆえに制御データを送信する場合は画像データを送信する場合と比較してクロック信号の周波数が遅い場合でも十分にデータの送信を行うことができる。特許文献2では第1のクロック周波数でバスのクロック信号を発生させ、第2のクロック周波数でチップのクロック周波数を生成する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-35765号公報
特開平7-253947号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
制御データと画像データとを送信する画像形成装置においては、特許文献2のようにデータの種類に応じてクロック信号の周波数を変更することが望ましい。しかしながら特許文献2のように異なる周波数のクロック信号を出力する場合には、クロック信号の種類の数に応じたクロック信号線が必要となりコストが増加する。
【0006】
上記課題に鑑み、本発明では、安価な構成で異なる周波数のクロック信号を出力することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る画像形成装置は、
回転する感光体と、
前記感光体の回転軸線方向に沿って配列された複数の発光部を有し、画像データに基づいて前記複数の発光部の点灯と消灯とが制御される発光チップと、
第1の周波数である第1のクロック信号と前記第1の周波数よりも遅い第2の周波数である第2のクロック信号とを出力するコントローラICであって、前記画像データを前記第1のクロック信号に同期させて出力し、前記複数の発光部の目標光量を示す制御データを前記第2のクロック信号に同期させて出力するコントローラICと、
前記発光チップと前記コントローラICとを接続する信号線と、
を備え、
前記発光チップは前記第1のクロック信号と前記第2のクロック信号とのいずれか一方のクロック信号で動作し、
前記コントローラICが出力した前記第1のクロック信号と前記第2のクロック信号とは前記信号線を介して前記発光チップへ送信される、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、安価な構成で異なる周波数のクロック信号を出力することが可能な画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成装置の概略的な構成図。
露光ヘッド及び感光体を示す図。
露光ヘッドのプリント基板を示す図。
発光チップ内における発光素子の配置の説明図。
発光チップの平面図。
発光チップの断面図。
発光チップの制御構成図。
発光チップに画像データを送信する際の各信号線の信号例を示す図。
発光チップのレジスタに制御データを書き込む際の各信号線の信号例を示す図。
発光チップのレジスタから制御データを読み出す際の各信号線の信号例を示す図。
発光チップの機能ブロック図。
電流駆動部の構成図。
電流設定用DACの回路図の一例。
印刷時の各種信号のタイミングチャート。
印刷時の各種信号のタイミングチャート。
画像コントローラが実行する処理のフローチャート。
画像コントローラが実行する処理のフローチャート。
階調補正制御のためのテストパターンを示す図。
画像コントローラが実行する処理のフローチャート。
発光チップの制御構成図。
発光チップのレジスタから制御データを読み出す際の各信号線の信号例を示す図。
発光チップの機能ブロック図。
画像データを送信する際の各信号線の信号例を示す図。
レジスタにアクセスする際の各信号線の信号例を示す図。
種別“無効”を示す識別ビットを送信する際の各信号線の信号例を示す図。
画像コントローラと発光チップ間の機能ブロック図。
発光チップの機能ブロック図。
データ切替部の機能ブロック図。
データ切替部の機能ブロック図。
画像データを出力する場合のフローチャート。
インターフェース回路の状態遷移図。
画像形成装置の概略的な構成図。
露光ヘッドのプリント基板を示す図。
発光部の温度と当該発光部に所定の電流が供給された際の光量との関係を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に本発明を実施するにあたり好ましい実施の形態を、添付の図面を参照しながら説明する。ただし、本説明に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、本発明を本説明に記載した実施の形態だけに限るものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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