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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025012153
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114767
出願日
2023-07-12
発明の名称
医療支援装置、内視鏡、医療支援方法、及びプログラム
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
A61B
1/045 20060101AFI20250117BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】管腔臓器に内視鏡スコープが挿入されている間において、ユーザ等によって内視鏡スコープを介して管腔臓器内で観察された領域を、ユーザ等に対して、再び内視鏡スコープを介して漏れなく観察させることに寄与することができる医療支援装置、内視鏡、医療支援方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】医療支援装置は、管腔臓器に内視鏡スコープが挿入されている間において、第1医用画像と第2医用画像とを取得する。プロセッサは、第1部分領域と第2部分領域との類似度が閾値を超えた場合に、第1医用画像及び/又は第2医用画像を出力する。出力された第1医用画像は、第1部分領域と第1他領域とが弁別可能な態様で表現された画像である。出力された第2医用画像は、第2部分領域と第2他領域とが弁別可能な態様で表現された画像である。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
管腔臓器に内視鏡スコープが挿入されている間において、前記内視鏡スコープによって前記管腔臓器内が撮像されることで得られた第1医用画像と、前記内視鏡スコープによって前記管腔臓器内が撮像されることで前記第1医用画像よりも時間的に後で得られた第2医用画像とを取得し、
前記第1医用画像に写っている一部である第1部分領域と前記第2医用画像に写っている一部である第2部分領域との類似度が閾値を超えた場合に、前記第1医用画像を出力する第1出力処理、及び/又は、前記第2医用画像を出力する第2出力処理を実行し、
前記第1出力処理が実行されることによって出力された前記第1医用画像は、前記第1部分領域と前記第1医用画像内の他の領域である第1他領域とが弁別可能な態様で表現された画像であり、
前記第2出力処理が実行されることによって出力された前記第2医用画像は、前記第2部分領域と前記第2医用画像内の他の領域である第2他領域とが弁別可能な態様で表現された画像である
医療支援装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第1出力処理が実行されることによって出力された前記第1医用画像は、前記第1部分領域が前記第1他領域よりも強調された画像であり、
前記第2出力処理が実行されることによって出力された前記第2医用画像は、前記第2部分領域が前記第2他領域よりも強調された画像である
請求項1に記載の医療支援装置。
【請求項3】
前記第1医用画像は、前記管腔臓器に前記内視鏡スコープが挿入される挿入工程で得られた画像であり、
前記第2医用画像は、前記管腔臓器から前記内視鏡スコープが抜去される抜去工程で得られた画像である
請求項1に記載の医療支援装置。
【請求項4】
前記第1部分領域は、前記第1医用画像が第1規則に従って区分されることによって得られた複数の第1区分領域のうちの少なくとも1つであり、
前記第2部分領域は、前記第2医用画像が前記第1規則に従って区分されることによって得られた複数の第2区分領域のうちの少なくとも1つである
請求項1に記載の医療支援装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、
前記第1医用画像及び前記第2医用画像に基づいて前記複数の第1区分領域と前記複数の第2区分領域との間の前記類似度の分布を示すマップを導出し、
導出した前記マップに従って、前記複数の第1区分領域及び前記複数の第2区分領域から、前記類似度が前記閾値を超えた前記第1区分領域及び前記第2区分領域を前記類似度が前記閾値を超えた前記第1部分領域及び前記第2部分領域として抽出する
請求項4に記載の医療支援装置。
【請求項6】
前記プロセッサは、AIを用いて前記マップを導出する
請求項5に記載の医療支援装置。
【請求項7】
前記マップは、外部から与えられた第1指示に応じて導出される
請求項5に記載の医療支援装置。
【請求項8】
前記第1部分領域は、前記第1医用画像に写っている一部である第1領域が第2規則に従って区分されることによって得られた複数の第3区分領域のうちの少なくとも1つであり、
前記第2部分領域は、前記第2医用画像に写っている一部である第2領域が前記第2規則に従って区分されることによって得られた複数の第4区分領域のうちの少なくとも1つである
請求項1に記載の医療支援装置。
【請求項9】
前記プロセッサは、
前記複数の第3区分領域のそれぞれ及び前記複数の第4区分領域のそれぞれに基づいて前記複数の第3区分領域のそれぞれと前記複数の第4区分領域のそれぞれとの間の前記類似度を導出し、
前記複数の第3区分領域及び前記複数の第4区分領域から、前記類似度が前記閾値を超えた前記第3区分領域及び前記第4区分領域を前記類似度が前記閾値を超えた前記第1部分領域及び前記第2部分領域として抽出する
請求項8に記載の医療支援装置。
【請求項10】
前記プロセッサは、AIを用いて前記類似度を導出する
請求項9に記載の医療支援装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、医療支援装置、内視鏡、医療支援方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、画像入力部、パラメータ算出部、及び表示制御部を備え得る画像処理装置が開示されている。特許文献1に記載の画像処理装置において、画像入力部は、それぞれ異なる時刻に撮影された第1画像及び第2画像を入力する。また、画像入力部は、第1観察光により撮影された第1画像と、第1観察光とは異なる第2観察光により撮影された第2画像と、を入力する。パラメータ算出部は、第1画像と第2画像とを位置合わせするパラメータを算出する。画像生成部は、パラメータを第1画像に適用して位置合わせ第1画像を生成する。表示制御部は、入力した第1画像及び生成した位置合わせ第1画像を表示装置に順次表示させる。
【0003】
特許文献2には、画像取得部、認識部、及びマッチング部を備える画像処理装置が開示されている。特許文献2に記載の画像処理装置において、画像取得部は、時系列的に互いに異なるタイミングで撮像された、被検体内の特定部位を含む第1画像および第2画像を取得する。認識部は、画像取得部が取得した各画像における特定部位を認識し、第1画像における複数の第1特定部位候補および第2画像における複数の第2特定部位候補を認識する。マッチング部は、複数の第1特定部位候補のそれぞれの特徴量と、複数の第2特定部位候補のそれぞれの特徴量との違いに基づいて、各第1特定部位候補と各第2特定部位候補とのマッチングを行って、第1画像および第2画像において同一の特定部位を表す対応関係を特定する。
【0004】
特許文献3には、磁場発生部、検出部、及び処理部を備える磁気共鳴イメージング装置が開示されている。特許文献3に記載の磁気共鳴イメージング装置において、磁場発生部は、被検体を収容する空間に均一な静磁場と、静磁場へ重畳して傾斜磁場を発生させる。検出部は、被検体へ高周波磁場を照射して被検体から発生する核磁気共鳴信号を検出する。処理部は、検出された核磁気共鳴信号を画像化する。また、処理部は、異なる日時や異なる装置で得られた過去画像から過去の検査情報を取得し、取得した検査情報を用いて、今回の検査情報を決定し、決定した検査情報に基づいて取得した現画像と過去画像を比較可能な状態で表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2019/167623号
特開2017-097836号公報
特開2016-209336号公報
【発明の概要】
【0006】
本開示に係る一つの実施形態は、管腔臓器に内視鏡スコープが挿入されている間において、ユーザ等によって内視鏡スコープを介して管腔臓器内で観察された領域を、ユーザ等に対して、再び内視鏡スコープを介して漏れなく観察させることに寄与することができる医療支援装置、内視鏡、医療支援方法、及びプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る第1の態様は、プロセッサを備え、プロセッサが、管腔臓器に内視鏡スコープが挿入されている間において、内視鏡スコープによって管腔臓器内が撮像されることで得られた第1医用画像と、内視鏡スコープによって管腔臓器内が撮像されることで第1医用画像よりも時間的に後で得られた第2医用画像とを取得し、第1医用画像に写っている一部である第1部分領域と第2医用画像に写っている一部である第2部分領域との類似度が閾値を超えた場合に、第1医用画像を出力する第1出力処理、及び/又は、第2医用画像を出力する第2出力処理を実行し、第1出力処理が実行されることによって出力された第1医用画像が、第1部分領域と第1医用画像内の他の領域である第1他領域とが弁別可能な態様で表現された画像であり、第2出力処理が実行されることによって出力された第2医用画像が、第2部分領域と第2医用画像内の他の領域である第2他領域とが弁別可能な態様で表現された画像である、医療支援装置である。
【0008】
本開示に係る第2の態様は、第1出力処理が実行されることによって出力された第1医用画像が、第1部分領域が第1他領域よりも強調された画像であり、第2出力処理が実行されることによって出力された第2医用画像が、第2部分領域が第2他領域よりも強調された画像である、第1の態様に係る医療支援装置である。
【0009】
本開示に係る第3の態様は、第1医用画像が、管腔臓器に内視鏡スコープが挿入される挿入工程で得られた画像であり、第2医用画像が、管腔臓器から内視鏡スコープが抜去される抜去工程で得られた画像である、第1の態様又は第2の態様に係る医療支援装置である。
【0010】
本開示に係る第4の態様は、第1部分領域が、第1医用画像が第1規則に従って区分されることによって得られた複数の第1区分領域のうちの少なくとも1つであり、第2部分領域が、第2医用画像が第1規則に従って区分されることによって得られた複数の第2区分領域のうちの少なくとも1つである、第1の態様から第3の態様の何れか1つの態様に係る医療支援装置である。
(【0011】以降は省略されています)
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