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公開番号2025012033
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114557
出願日2023-07-12
発明の名称剛度測定装置及び画像形成システム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人信友国際特許事務所
主分類B65H 7/02 20060101AFI20250117BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】用紙などの記録材の剛度を高精度に測定できる剛度測定装置及び画像形成システムを提供する。
【解決手段】剛度情報取得装置は、記録材の記録面が鉛直方向と略平行になるように記録材を挟持する挟持部材と、挟持部材に挟持された記録材の記録面を押圧する押圧部と、押圧部により押圧された際の記録材の反力を測定して、測定した反力を記録材の剛度として取得する剛度取得部とを備える。そして、挟持部材の記録材を挟持する部分は、同じ硬さの材質で形成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
記録材の記録面が鉛直方向と略平行になるように前記記録材を挟持する挟持部材と、
前記挟持部材に挟持された前記記録材の記録面を押圧する押圧部と、
前記押圧部により押圧された際の前記記録材の反力を測定して、測定した反力を記録材の剛度として取得する剛度取得部と、を備え、
前記挟持部材の前記記録材を挟持する部分は、同じ硬さの材質で形成されている
剛度測定装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記挟持部材の挟持力が作用する方向は、鉛直方向と垂直な方向である
請求項1に記載の剛度測定装置。
【請求項3】
前記挟持部材の挟持力が作用する方向は、前記押圧部が前記記録材を押圧する方向と平行である
請求項1に記載の剛度測定装置。
【請求項4】
前記挟持部材は、前記記録材を挟持して所定位置に停止させる
請求項1に記載の剛度測定装置。
【請求項5】
前記所定位置において、前記挟持部材の前記記録材を挟持する部分から前記記録材の下端までの距離は、所定距離であり、
前記挟持部材は、前記押圧部が前記記録材を押圧した際に、前記所定距離を確保する挟持力を発生させる
請求項4に記載の剛度測定装置。
【請求項6】
前記挟持部材は、一組以上のローラ対である
請求項1に記載の剛度測定装置。
【請求項7】
前記一組以上のローラ対における前記押圧部に最も近いローラ対は、直径が等しい
請求項6に記載の剛度測定装置。
【請求項8】
前記一組以上のローラ対における前記押圧部に最も近いローラ対は、その他のローラ対よりも挟持力が大きい
請求項6に記載の剛度測定装置。
【請求項9】
前記一組以上のローラ対における前記押圧部に最も近いローラ対の幅の長さは、前記記録材の幅の長さよりも長い
請求項6に記載の剛度測定装置。
【請求項10】
記録材に画像を形成する画像形成部と、
前記記録材を収容可能な記録材収容部と、
前記記録材収容部と前記画像形成部との間に設けられた記録材搬送部と、
前記記録材搬送部に設置され、前記記録材の剛度を測定する剛度測定装置と、
前記剛度測定装置の測定結果に応じて画像形成パラメータを設定する制御部と、を備え、
前記剛度測定装置は、
前記記録材の記録面が鉛直方向と略平行になるように前記記録材を挟持する挟持部材と、
前記挟持部材に挟持された前記記録材の記録面を押圧する押圧部と、
前記押圧部により押圧された際の前記記録材の反力を測定して、測定した反力を記録材の剛度として取得する剛度取得部と、を備え、
前記挟持部材の前記記録材を挟持する部分は、同じ硬さの材質で形成されている
画像形成システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、剛度測定装置及び画像形成システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
記録媒体である用紙に画像を形成する画像形成装置において、用紙などの記録材の剛度を検出し、その検出結果に基づいて各種の制御パラメータを設定する技術が知られている。例えば、記録材の剛度データは、転写条件にフィードバックされる。特許文献1には、用紙の剛度を検出する技術が記載されている。特許文献1に記載された画像形成装置は、搬送中の用紙をレバーに押し当て、そのときのレバーの変位量を用紙の剛度として検出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-049178号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された画像形成装置は、水平方向に搬送中の用紙を所定位置で保持して、その用紙の剛度を測定していた。そのため、剛度の測定結果は、用紙にかかる重力の影響を含んだものとなる。したがって、特許文献1に記載された画像形成装置は、用紙の剛度を正確に測定できないという問題があった。
【0005】
重力の影響をキャンセルするには、例えば、重力の影響で垂れた分だけ用紙を持ち上げることが考えられる。しかし、重力の影響で垂れた分だけを高精度に持ち上げることは難しい。また、用紙を保持する部分からレバーまでの距離が長くなるほど、重力による影響が大きくなるため、キャンセルに必要な重力の影響を正確に把握することが難しい。
【0006】
本発明は、用紙などの記録材の剛度を高精度に測定できる剛度測定装置及び画像形成システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した目的のうち少なくとも一つを実現するために、本発明の一側面を反映した剛度測定装置は、挟持部材と、押圧部と、剛度取得部とを備える。挟持部材は、記録材の記録面が鉛直方向と略平行になるように記録材を挟持する。押圧部は、挟持部材に挟持された前記記録材の記録面を押圧する。剛度取得部は、押圧部により押圧された際の記録材の反力を測定して、測定した反力を記録材の剛度として取得する。そして、挟持部材の記録材を挟持する部分は、同じ硬さの材質で形成されている。
【0008】
本発明の一側面を反映した画像形成システムは、記録材に画像を形成する画像形成部と、記録材を収容可能な記録材収容部と、記録材収容部と画像形成部との間に設けられた記録材搬送路とを備える。さらに、画像形成システムは、記録材搬送路に設置され、記録材の剛度を測定する上述の剛度測定装置と、剛度測定装置の測定結果に応じて画像形成パラメータを設定する制御部とを備える。
【発明の効果】
【0009】
上記構成の剛度測定装置及び画像形成システムによれば、記録材の剛度を高精度に測定できる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は一実施形態に係る画像形成システムの概略構成を示す図である。
図2は一実施形態に係る画像形成システムのシステムブロック図である。
図3は一実施形態に係る画像形成システムにおける制御部の機能ブロック図である。
図4は一実施形態に係る剛度測定装置の概略構成を示す図である。
図5は剛度測定装置の一対の保持ローラ上方から見た図である。
図6は一実施形態に係る剛度測定装置の制御系の構成例を示すブロック図である。
図7は剛度測定装置の複数の挟持部材を説明する図である。
図8は剛度測定装置の押圧部が記録材を押圧した状態を示す図である。
図9A,Bは剛度測定装置における挟持部材の挟持力が不足している場合に押圧部が記録材を押圧した状態を示す図である。
図10は剛度測定装置における挟持部材から記録材の下端までの距離が所定距離以上である場合に押圧部が記録材を押圧した状態を示す図である。
図11は剛度測定装置における複数の挟持部材の挟持力を説明する図である。
図11は本発明の第1実施形態に係る画像形成システムのパラメータ設定処理の手順を示すフローチャートである。
図13は剛度測定装置における挟持部材の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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