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公開番号2025012024
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114545
出願日2023-07-12
発明の名称充填装置
出願人三星工業株式会社
代理人弁理士法人綿貫国際特許・商標事務所
主分類B65B 3/12 20060101AFI20250117BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ステージ上の構成が簡素化された充填装置を提供する。
【解決手段】ペースト状の材料をシリンジ100に設けられた第1開口部112からシリンジ100内に充填する充填装置1であって、ステージ12と、ステージ12上においてシリンジ100を着脱可能に保持するシリンジ保持部20と、材料を供給する材料供給部60と、を備え、ステージ12は、第1開口部112と材料供給部60とを連通させる貫通口14を有し、シリンジ保持部20は、材料供給部60に連通する供給口26を有してシリンジ100の第1開口部112側の端部116が嵌合される嵌合部22と、シリンジ100の第2開口部114側の端部118に対して接離可能な押圧部40と、を有し、嵌合部22及び押圧部40でシリンジ100を軸線方向に挟持して保持可能に構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ペースト状の材料をシリンジに設けられた第1開口部から前記シリンジ内に充填する充填装置であって、
ステージと、前記ステージ上において前記シリンジを着脱可能に保持するシリンジ保持部と、前記材料を供給する材料供給部と、を備え、
前記ステージは、前記第1開口部と前記材料供給部とを連通させる貫通口を有し、
前記シリンジ保持部は、
前記材料供給部に連通する供給口を有して前記シリンジの前記第1開口部側の端部が嵌合される嵌合部と、前記シリンジの第2開口部側の端部に対して接離可能な押圧部と、を有し、
前記嵌合部及び前記押圧部で前記シリンジを軸線方向に挟持して保持可能に構成されていること
を特徴とする充填装置。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記材料が充填される前の前記シリンジを順次供給する供給部と、前記材料が充填された後の前記シリンジを順次回収する回収部と、前記供給部から前記シリンジ保持部へ前記シリンジを搬入する搬入部と、前記シリンジ保持部から前記回収部へ前記シリンジを搬出する搬出部と、をさらに備え、
前記シリンジ保持部は、前記シリンジを軸線方向に押動することにより、前記供給口周縁に対して前記第1開口部を圧着させて保持可能に構成されていること
を特徴とする請求項1記載の充填装置。
【請求項3】
前記押圧部は、前記シリンジに充填された前記材料の上面位置を測定する位置センサーのレーザー光を通過させる貫通孔を有すること
を特徴とする請求項1または請求項2記載の充填装置。
【請求項4】
前記シリンジ保持部は、前記押圧部の下方位置に配置され、前記第2開口部側の端部近傍を支持して前記シリンジの位置決めを行う位置決め部材を有すること
を特徴とする請求項3記載の充填装置。
【請求項5】
ペースト状の材料をシリンジに設けられた第1開口部から前記シリンジ内に充填する充填装置であって、
ステージと、前記ステージ上において前記シリンジを着脱可能に保持するシリンジ保持部と、前記材料を供給する材料供給部と、を備え、
前記ステージは、前記第1開口部と前記材料供給部とを連通させる貫通口を有し、
前記シリンジ保持部は、前記材料供給部に連通する供給口を有して前記シリンジの前記第1開口部側の端部が嵌合される嵌合部を有し、
前記嵌合部は、前記ステージの所定位置に着脱可能に構成されていること
を特徴とする充填装置。
【請求項6】
前記嵌合部は、前記シリンジの前記第1開口部側の端部に設けられたネジ部に螺合されることによって前記シリンジと連結されるジョイントと、前記ジョイントを前記ステージに装着するアダプターと、を有し、
前記ジョイントは、連結された状態の前記シリンジの前記第1開口部と前記供給口とを連通する通流口を有すること
を特徴とする請求項5に記載の充填装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、充填装置に関し、さらに詳細には、シリンジにペースト状の材料を充填する充填装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、シリンジにペースト状の材料を充填する充填装置が知られている。当該材料の例としては、医薬品、化学材料、食料品、塗料、半導体装置材料等の分野で用いられるペースト状すなわち液体と比較して粘度の高い流動体等が挙げられる。
【0003】
ここで、上記の材料に気泡が混入した場合、シリンジからの吐出量のばらつきや不吐出、あるいはそれらに起因する製品不良の発生等の原因となるため、シリンジに充填する際に気泡が混入し難い充填装置及び方法が研究されてきた。一例として、回転テーブルを備える充填装置が開発されている(特許文献1:国際公開WO2022/153816号参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開WO2022/153816号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の特許文献1に例示される充填装置によれば、ステージ上に回転テーブルを備える構成によって、シリンジ内の脱気や材料の充填等の一連の工程を連続的に行うことができるため、気泡混入による製品不良を防止しながら生産効率を向上することができる。その一方で、回転テーブルに複数のシリンジを螺合して連結する構成(具体的には、シリンジに設けられたネジ部にアダプターを螺合し、当該アダプターを介してシリンジを回転テーブルに連結する構成)のため、シリンジの取付けに手間を要し、また、ステージ上の構造が複雑化してしまい、特に、漏出した材料の清掃に手間を要した。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、ステージ上の構成が簡素化された充填装置を提供することを目的とする。
【0007】
本発明は、以下に記載するような解決手段により、前記課題を解決する。
【0008】
この充填装置は、ペースト状の材料をシリンジに設けられた第1開口部から前記シリンジ内に充填する充填装置であって、ステージと、前記ステージ上において前記シリンジを着脱可能に保持するシリンジ保持部と、前記材料を供給する材料供給部と、を備え、前記ステージは、前記第1開口部と前記材料供給部とを連通させる貫通口を有し、前記シリンジ保持部は、前記材料供給部に連通する供給口を有して前記シリンジの前記第1開口部側の端部が嵌合される嵌合部と、前記シリンジの第2開口部側の端部に対して接離可能な押圧部と、を有し、前記嵌合部及び前記押圧部で前記シリンジを軸線方向に挟持して保持可能に構成されていることを要件とする。
【0009】
また、前記材料が充填される前の前記シリンジを順次供給する供給部と、前記材料が充填された後の前記シリンジを順次回収する回収部と、前記供給部から前記シリンジ保持部へ前記シリンジを搬入する搬入部と、前記シリンジ保持部から前記回収部へ前記シリンジを搬出する搬出部と、をさらに備え、前記シリンジ保持部は、前記シリンジを軸線方向に押動することにより、前記供給口周縁に対して前記第1開口部を圧着させて保持可能に構成されていることを要件とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ステージ上の構成が簡素化された充填装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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