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公開番号
2025011844
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114204
出願日
2023-07-12
発明の名称
ウイルス除去装置の使用方法
出願人
クリーン・テクノロジー株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A61L
9/00 20060101AFI20250117BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】液体の散布機構から散布する液体を選定することにより、処理対象の空気が含有するウイルスや液体に含まれるウイルスを迅速に死滅させることができるウイルス除去装置の使用方法を提供すること。
【解決手段】ウイルス除去装置の液体の散布機構3から散布する液体に、ラジカル発生触媒としてアンモニウム塩を含み、ラジカル発生源として亜ハロゲン酸塩を含む水溶液を用いる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ウイルスを含有する気体を導入する筒状の処理室と、該処理室内に配置され、気体に含有されているウイルスを捕集する、回転ブラシからなる捕集体と、処理室に配設した液体の散布機構と、捕集体を回転させる回転駆動機構と、処理室に気体を導入する気体導入部と、処理室からウイルスを除去した気体を排出する気体排出部と、気体から除去したウイルスを含む液体を、液体の散布機構に循環させる液体機構とを備えた気体からウイルスを除去する機能を備えたウイルス除去装置の使用方法であって、
前記液体に、ラジカル発生触媒としてアンモニウム塩を含み、ラジカル発生源として亜ハロゲン酸塩を含む水溶液を用いるようにしたことを特徴とするウイルス除去装置の使用方法。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記アンモニウム塩が、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ヘキサデシルトリメチルアンモニウム、塩化テトラメチルアンモニウム、塩化アンモニウム、塩化テトラブチルアンモニウム、塩化セチルピリジニウム、臭化ヘキサデシルトリメチルアンモニウム、塩化デカリニウム、エドロホニウム、塩化ジデシルジメチルアンモニウム、塩化ベンジルトリエチルアンモニウム、オキシトロピウム、カルバコール、グリコピロニウム、サフラニン、シナピン、臭化テトラエチルアンモニウム、臭化ヘキサデシルトリメチルアンモニウム、スキサメトニウム、スフィンゴミエリン、デナトニウム、トリゴネリン、ネオスチグミン、パラコート、ピリドスチグミン、フェロデンドリン、プラリドキシムヨウ化メチル、ベタイン、ベタニン、ベタネコール、レシチン及びコリン類からなる群から選択される少なくとも一つであることを特徴とする請求項1に記載のウイルス除去装置の使用方法。
【請求項3】
前記亜ハロゲン酸塩が、亜塩素酸塩であることを特徴とする請求項1に記載のウイルス除去装置の使用方法。
【請求項4】
前記ラジカル発生源が、オキソ酸を含むことを特徴とする請求項1に記載のウイルス除去装置の使用方法。
【請求項5】
前記オキソ酸が、ホウ酸、炭酸、オルト炭酸、カルボン酸、ケイ酸、亜硝酸、硝酸、亜リン酸、リン酸、ヒ素、亜硫酸、硫酸、スルホン酸、スルフィン酸、クロム酸、ニクロム酸、過マンガン酸及びハロゲンオキソ酸からなる群から選択される少なくとも一つであることを特徴とする請求項4に記載のウイルス除去装置の使用方法。
【請求項6】
前記液体に、さらに、pH調整剤を含む水溶液を用いるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のウイルス除去装置の使用方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、気体からウイルスを除去するウイルス除去装置の使用方法に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ウイルスを死滅させたり、除去したりするウイルス除去装置として、乾式や湿式の種々の機構を採用した装置が提案されている(例えば、特許文献1~3参照。)。
【0003】
ところで、これら従来のウイルス除去装置のうち、湿式の機構を採用した装置、例えば、特許文献3に開示された装置は、気体を、薬液を噴霧したフィルタを通過させることによって、ウイルスを死滅させたり、除去したりするものであるため、乾式の機構と比較して、高いウイルスの除去確率を期待できる反面、装置内を流通する気体の圧損が大きく、処理する空気量に対して装置が大型化するという問題があった。
【0004】
上記従来のウイルス除去装置の有する問題点に鑑み、本件出願人は、先に、気体からウイルスを除去するために、湿式の機構を採用することによって、高いウイルスの除去確率を達成でき、かつ、流通する気体の圧損が小さく、処理する空気量に対して装置を小型化できるウイルス除去装置を提案した(特許文献4参照。)。
【0005】
特許文献4に開示されたウイルス除去装置は、ウイルスを含有する気体を導入する筒状の処理室と、該処理室内に配置され、気体に含有されているウイルスを捕集する、回転ブラシからなる捕集体と、処理室に配設した液体の散布機構と、捕集体を回転させる回転駆動機構と、処理室に気体を導入する気体導入部と、処理室からウイルスを除去した気体を排出する気体排出部と、気体から除去したウイルスを含む液体を、液体の散布機構に循環させる液体機構とを備えることで、高いウイルスの除去確率を達成でき、かつ、流通する気体の圧損が小さく、処理する空気量に対して装置を小型化できるという多くの利点を有するものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2011-10991号公報
特開2020-151654号公報
特開2020-96794号公報
WO2022-080298
特開2017-109978号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、特許文献4には、特許文献4に開示されたウイルス除去装置において、液体の散布機構から散布する液体は、水(又は熱水)のほか、処理対象の空気が含有するウイルスや液体に含まれるウイルスを死滅させることができる成分を含有することができることが記載されている。
【0008】
本発明は、特許文献4に開示されたウイルス除去装置において、液体の散布機構から散布する液体を選定することにより、処理対象の空気が含有するウイルスや液体に含まれるウイルスを迅速に死滅させることができるウイルス除去装置の使用方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本発明のウイルス除去装置の使用方法は、ウイルスを含有する気体を導入する筒状の処理室と、該処理室内に配置され、気体に含有されているウイルスを捕集する、回転ブラシからなる捕集体と、処理室に配設した液体の散布機構と、捕集体を回転させる回転駆動機構と、処理室に気体を導入する気体導入部と、処理室からウイルスを除去した気体を排出する気体排出部と、気体から除去したウイルスを含む液体を、液体の散布機構に循環させる液体機構とを備えた気体からウイルスを除去する機能を備えたウイルス除去装置の使用方法であって、
前記液体に、ラジカル発生触媒としてアンモニウム塩を含み、ラジカル発生源として亜ハロゲン酸塩を含む水溶液を用いるようにしたことを特徴とする。
ここで、「ウイルス」には、コロナウイルス、インフルエンザウイルス、ノロウイルス等のウイルスを含むものである。
【0010】
この場合において、前記アンモニウム塩が、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ヘキサデシルトリメチルアンモニウム、塩化テトラメチルアンモニウム、塩化アンモニウム、塩化テトラブチルアンモニウム、塩化セチルピリジニウム、臭化ヘキサデシルトリメチルアンモニウム、塩化デカリニウム、エドロホニウム、塩化ジデシルジメチルアンモニウム、塩化ベンジルトリエチルアンモニウム、オキシトロピウム、カルバコール、グリコピロニウム、サフラニン、シナピン、臭化テトラエチルアンモニウム、臭化ヘキサデシルトリメチルアンモニウム、スキサメトニウム、スフィンゴミエリン、デナトニウム、トリゴネリン、ネオスチグミン、パラコート、ピリドスチグミン、フェロデンドリン、プラリドキシムヨウ化メチル、ベタイン、ベタニン、ベタネコール、レシチン及びコリン類からなる群から選択される少なくとも一つであることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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