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公開番号2025011840
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114198
出願日2023-07-12
発明の名称搬送装置および錠剤印刷装置
出願人株式会社SCREENホールディングス
代理人個人
主分類B65G 47/86 20060101AFI20250117BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】粒状物の搬送装置において、粒状物を所望の姿勢で搬送できる技術を提供する。
【解決手段】この搬送装置は、供給機構および第1ドラム20を備える。供給機構は、粒状物である複数の錠剤9を、水平な搬送方向に沿って供給する。第1ドラム20は、水平な軸を中心として回転しつつ、その上端部付近において、供給機構10から錠剤9を受け取る。第1ドラム10の外周面は、複数の凹状の粒状物保持部(ポケット)23を有する。粒状物保持部23はそれぞれ、載置面231と、載置面231の前端部に配置され、第1ドラム20の径方向に延びる前端面232と、第1吸着孔241および2つの第2吸着孔242とを有する。第1吸着孔241は、載置面231の前端部付近かつ幅方向中央に配置される。第2吸着孔242は、第1吸着孔241の後方において幅方向に間隔を空けて配置される。これにより、 粒状物の後端が浮き上がるのを抑制できる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
粒状物を搬送する搬送装置であって、
複数の粒状物を、水平な搬送方向に沿って供給する供給機構と、
前記搬送方向に対して直交しかつ水平な方向である幅方向と平行な軸を中心として回転しつつ、その上端部付近において、前記供給機構から供給される前記粒状物を受け取る第1ドラムと、
を有し、
前記第1ドラムは、
前記搬送方向および前記幅方向に配列され、前記供給機構から供給される前記粒状物を1つずつ受け取る、複数の粒状物保持部
を有し、
前記粒状物保持部はそれぞれ、
前記粒状物が載置される載置面と、
前記載置面の前記第1ドラムの回転方向における前端部に配置され、前記載置面から前記第1ドラムの径方向外側へ延びる前端面と、
前記載置面において、前記回転方向における前端部付近、かつ、前記幅方向の中央に配置される第1吸着孔と、
前記載置面において、前記第1吸着孔よりも前記回転方向後方において、前記幅方向に間隔を空けて配置される2つの第2吸着孔と、
を有する、搬送装置。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
請求項1に記載の搬送装置であって、
前記第2吸着孔は、前記載置面の前記回転方向における中央よりも後方に配置される、搬送装置。
【請求項3】
請求項1に記載の搬送装置であって、
前記第2吸着孔は、前記載置面の前記幅方向の端部に配置される、搬送装置。
【請求項4】
請求項1に記載の搬送装置であって、
前記第2吸着孔の開口面積は、前記第1吸着孔の開口面積よりも小さい、搬送装置。
【請求項5】
請求項1に記載の搬送装置であって、
前記粒状物保持部はそれぞれ、
前記載置面の前記回転方向後端部から、前記回転方向後方に向かうにつれて前記第1ドラムの径方向外側へ向かう傾斜面
をさらに有する、搬送装置。
【請求項6】
請求項1に記載の搬送装置であって、
前記第1ドラムは、
前記載置面の前記幅方向の両側に隣接し、前記載置面から前記第1ドラムの径方向外側へ延びる複数の側壁
をさらに有する、搬送装置。
【請求項7】
請求項6に記載の搬送装置であって、
前記側壁の、前記載置面からの前記第1ドラムの径方向外側への距離である高さは、前記前端面の高さよりも大きい、搬送装置。
【請求項8】
請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の搬送装置であって、
前記粒状物は錠剤である、搬送装置。
【請求項9】
請求項8に記載の搬送装置と、
錠剤の表面にインクジェット方式で画像を印刷する印刷部と、
を有する錠剤印刷装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、粒状物を搬送する搬送装置および当該搬送装置を備えた錠剤印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
医薬品である錠剤には、製品を識別するための文字やコードが印刷される。また、ラムネ等の錠菓にも、マークやイラストが印刷される場合がある。従来、このような錠剤・錠菓等の粒状物に、インクジェット方式で画像を印刷する印刷装置が知られている。特に、近年では、後発医薬品の普及により、錠剤の種類が多様化している。このため、錠剤を識別しやすくするために、錠剤にインクジェット方式で鮮明に画像を印刷する技術が注目されている。
【0003】
この種の印刷装置では、多数の錠剤が搬入用のホッパに流し込まれる。印刷装置は、流し込まれた複数の錠剤を、1つ1つ搬送方向に所定の間隔をあけて整列させる。そして、整列した状態で搬送される複数の錠剤に対して、印刷が行われる。また、印刷装置に限らず、錠剤の検査を行う検査装置や、錠剤の包装を行う包装装置においても、複数の錠剤を搬送方向に所定の間隔をあけて整列させつつ搬送することが必要である。
【0004】
複数の錠剤を搬送方向に所定の間隔をあけて整列させつつ搬送する機構については、例えば、特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-4107号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の構造では、供給機構(10)から第1ドラム(20)に錠剤(9)が供給されると、各錠剤(9)は、第1ドラム(20)の表面に設けられたポケット(23)内に配置される。このとき、ポケット(23)の底面(231)が錠剤(9)の載置面となる。
【0007】
錠剤(9)の載置面である底面(231)の回転方向前端部付近には、吸引孔(24)が設けられる。これにより、錠剤(9)がポケット(23)の前端に引きつけられて、ポケット(23)の前端面(232)に接触するように、ポケット(23)内で位置決めされる。
【0008】
この構造において、錠剤(9)の形状によっては、吸引孔(24)に引きつけられることで、錠剤(9)の回転方向前端側が底面(231)に引きつけられ過ぎて、錠剤(9)の回転方向後端側が底面(231)から浮き上がる虞がある。
【0009】
本発明は、錠剤等の粒状物の搬送装置において、粒状物を所望の姿勢で搬送できる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、粒状物を搬送する搬送装置であって、複数の粒状物を、水平な搬送方向に沿って供給する供給機構と、前記搬送方向に対して直交しかつ水平な方向である幅方向と平行な軸を中心として回転しつつ、その上端部付近において、前記供給機構から供給される前記粒状物を受け取る第1ドラムと、を有し、前記第1ドラムは、前記搬送方向および前記幅方向に配列され、前記供給機構から供給される前記粒状物を1つずつ受け取る、複数の粒状物保持部を有し、前記粒状物保持部はそれぞれ、前記粒状物が載置される載置面と、前記載置面の前記第1ドラムの回転方向における前端部に配置され、前記載置面から前記第1ドラムの径方向外側へ延びる前端面と、前記載置面において、前記回転方向における前端部付近、かつ、前記幅方向の中央に配置される第1吸着孔と、前記載置面において、前記第1吸着孔よりも前記回転方向後方において、前記幅方向に間隔を空けて配置される2つの第2吸着孔と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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