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公開番号
2025011509
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113673
出願日
2023-07-11
発明の名称
油性固形化粧料
出願人
紀伊産業株式会社
代理人
弁理士法人タス・マイスター
主分類
A61K
8/29 20060101AFI20250117BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 優れた充填性を保ちつつ、粉体が高配合可能でありながらもエモリエント性に優れ、皮膜形成剤や揮発性油剤を使用することなく化粧持続性にも優れるため、塗布後の肌のつっぱり感を感じることなく、また充填する容器に気密性を必要としないため、充填する容器に豊かなバリエーションを持たせることのできる油性固形化粧料を提供する。
【解決手段】 次の成分(A)~(F)を含有する油性固形化粧料であって、前記成分(B)に処理剤として施されたアミノ酸の質量に対する前記成分(A)に処理剤として施されたシリコーンの質量比が0.5~2.0の範囲であり、化粧料全体における酸化チタン及び/又は酸化亜鉛の割合が20~70質量%であることを特徴とする油性固形化粧料。
(A)シリコーン処理が施された粉末
(B)アミノ酸処理が施された粉末
(C)融点が75℃~120℃の固形ワックス 3.0~10質量%
(D)IOB値0.3未満の液状油剤 10~40質量%
(E)親油性界面活性剤 0.2~2.0質量%
(F)平均粒子径が1.0~30μmであって、吸油量が100ml/100g未満である球状粉体 1.0~10質量%
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
次の成分(A)~(F)を含有する油性固形化粧料であって、前記成分(B)に処理剤として施されたアミノ酸の質量に対する前記成分(A)に処理剤として施されたシリコーンの質量比が0.5~2.0の範囲であり、化粧料全体における酸化チタン及び/又は酸化亜鉛の割合が20~70質量%であることを特徴とする油性固形化粧料。
(A)シリコーン処理が施された粉末
(B)アミノ酸処理が施された粉末
(C)融点が75℃~120℃の固形ワックス 3.0~10質量%
(D)IOB値0.3未満の液状油剤 10~40質量%
(E)親油性界面活性剤 0.2~2.0質量%
(F)平均粒子径が1.0~30μmであって、吸油量が100ml/100g未満である球状粉体 1.0~10質量%
続きを表示(約 160 文字)
【請求項2】
前記成分(A)として、シリコーン処理が施された酸化チタン及び/又は酸化亜鉛を含むことを特徴とする請求項1に記載の油性固形化粧料。
【請求項3】
前記成分(B)として、アミノ酸処理が施された酸化チタン及び/又は酸化亜鉛を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の油性固形化粧料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カバー力の高い油性固形化粧料に関する。さらに詳しくは、粉体を高配合しても充填性に優れ、皮膜形成剤や揮発性油剤を使用せずとも化粧持続性に優れる油性固形化粧料に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、油性固形化粧料は着色性に優れるため、その特徴を活かしてカバー力の高い油性固形化粧料の開発が行われてきた。
しかしながら、特許文献1にあるように、高いカバー力の高い化粧膜を維持するためには、皮膜形成剤や揮発性油剤を配合する必要性があり、これによって容器の形状が気密性の高いものに限定されてしまうことや、塗布後の肌につっぱり感が残るなどの課題があった。
【0003】
また、油性固形化粧料のカバー力を向上させるために、粉体の配合量を増やすと、充填性が悪化してしまうという課題がある。この課題については、特許文献2にあるように、シリカとデキストリン脂肪酸エステルを併用することで、良好な充填性を保ちつつ使用感の良い油性固形化粧料を得るという解決策が示されているが、シリカを大量に配合するため、塗布後に乾燥感を強く感じてしまうという課題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-102251号公報
特開2003-300807号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記の背景技術に鑑みてなされたものであって、優れた充填性を保ちつつ、粉体が高配合可能でありながらもエモリエント性に優れ、皮膜形成剤や揮発性油剤を使用することなく化粧持続性にも優れるため、塗布後の肌の突っ張り感を感じることなく、また充填する容器に気密性を必要としないため、充填する容器に豊かなバリエーションを持たせることのできる油性固形化粧料を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは上記課題を解決するために鋭意研究を行った結果、シリコーン処理粉末とアミノ酸処理粉末とを特定の範囲内の割合で配合し、そこにIOB値0.3未満の液状油剤と親油性界面活性剤と特定の球状粉体を特定の範囲内の割合で配合することによって、上記課題が解決されることを見出した。
【0007】
本発明は、次の成分(A)~(F)を含有する油性固形化粧料であって、前記成分(B)に処理剤として施されたアミノ酸の質量に対する前記成分(A)に処理剤として施されたシリコーンの質量比が0.5~2.0の範囲であり、化粧料全体における酸化チタン及び/又は酸化亜鉛の割合が20~70質量%であることを特徴とする油性固形化粧料を提供するものである。
(A)シリコーン処理が施された粉末
(B)アミノ酸処理が施された粉末
(C)融点が75℃~120℃の固形ワックス 3.0~10質量%
(D)IOB値0.3未満の液状油剤 10~40質量%
(E)親油性界面活性剤 0.2~2.0質量%
(F)平均粒子径が1.0~30μmであって、吸油量が100ml/100g未満である球状粉体 1.0~10質量%
【0008】
前記油性固形化粧料は、前記成分(A)として、シリコーン処理が施された酸化チタン及び/又は酸化亜鉛を含むことが好ましい。
【0009】
前記油性固形化粧料は、前記成分(B)として、アミノ酸処理が施された酸化チタン及び/又は酸化亜鉛を含むことが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明の油性固形化粧料は、カバー力や化粧持続性が高いながらも塗布後のつっぱり感や乾燥感が少なく、かつ充填性や充填容器の自由度が高いものである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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