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公開番号
2025075555
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023186809
出願日
2023-10-31
発明の名称
化粧料容器
出願人
紀伊産業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A45D
33/00 20060101AFI20250508BHJP(手持品または旅行用品)
要約
【課題】鏡を簡単に着脱することができる、優れた化粧料容器を提供する。
【解決手段】上面に化粧料収容凹部が形成されて容器本体30と、上記容器本体30の後端部にヒンジ連結される蓋体31と、鏡32と、上記鏡32を収容して保持する鏡載置体33と、を備えた化粧料容器であって、上記容器本体30、蓋体31、鏡載置体33は、いずれも樹脂成形品からなり、上記蓋体31の内側には、上記鏡載置体係止用の小突起が複数成形されており、上記鏡載置体33は、平面形状を有し、上記鏡32を載置する載置部45と、上記載置部45の周囲に設けられる周縁部46とを有しており、上記鏡載置体33の周縁部46には、上記蓋体31の複数の小突起と係合するための複数の小凹部がそれぞれ対応する位置に形成されており、上記周縁部46の下端側に水平方向に延びる貫通孔49と、上記貫通孔49の下端近傍に周縁部表面から立ち上がる突出片44とが形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上面に化粧料収容凹部が形成されて容器本体と、上記容器本体の後端部にヒンジ連結される蓋体と、鏡と、上記鏡を収容して保持する鏡載置体と、を備えた化粧料容器であって、
上記容器本体、蓋体、鏡載置体は、いずれも樹脂成形品からなり、
上記蓋体の内側には、上記鏡載置体係止用の小突起が複数成形されており、
上記鏡載置体は、平面形状を有し、上記鏡を載置する載置部と、上記載置部の周囲に設けられる周縁部とを有しており、
上記鏡載置体の周縁部には、上記蓋体の複数の小突起と係合するための複数の小凹部がそれぞれ対応する位置に形成されており、上記周縁部の下端側に水平方向に延びる貫通孔と、上記貫通孔の下端近傍に周縁部表面から立ち上がる突出片とが形成されており、
上記蓋体からの鏡載置体の取り外しが、上記鏡載置体の突出片を貫通孔側に押し出して、上記鏡載置体を上記貫通孔側に撓ませることにより、上記小突起と小凹部との係合が少なくとも一つ解除されることにより行われる化粧料容器。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
上記鏡載置体の上端から下端までの距離Pに対する、上記鏡載置体の載置部下端から鏡載置体の下端までの距離Qの比(Q/P)が、0.1~0.25に設定される、請求項1記載の化粧料容器。
【請求項3】
上記鏡載置体に形成された貫通孔の下端が、上記鏡載置体の下端から、1.1~3.5mmの位置に形成される請求項1又は2に記載の化粧料容器。
【請求項4】
上記鏡載置体の厚みが1.0~2.0mmに設定される、請求項1又は2に記載の化粧料容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓋体に鏡を着脱自在に収容することで、使用後のリサイクルを容易にする、使い勝手がよい化粧料容器に関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、コンパクト等の化粧料容器としては、化粧料容器を蓋する蓋体の裏面に、接着剤や両面テープ等で鏡を貼付しているものが多用されている。
【0003】
このような、蓋体と鏡が一体化した化粧料容器では、化粧料容器を処分する場合には、蓋体から鏡だけを取り外すことが容易ではなく、鏡と化粧料容器とを適切に分別することが困難であるという問題があった。そこで、化粧料容器と鏡とを分別しやすくするために、化粧料容器から鏡を取り外す方法として様々なものが提案されている。
【0004】
例えば、特許文献1の化粧料容器は、図15に示すように、鏡3が、内部部材5を介して蓋体1の凹部2内に抜出し不能に嵌合した状態で取り付けられている。内部部材5には、図16に示すように、鏡3を貼付する鏡付設部材4と、この鏡付設部材4と複数の破断子6により連結される取り付け板7と、取り付け板7の後面に形成される把手8と、が設けられている。そして、図17に示すように、この把手8を蓋体1に対し上方に引き上げることにより、各破断子6が内部部材5から切断され、鏡3が貼付された鏡付設部材4を取り外すことができるようになっている。
【0005】
また、特許文献2の化粧料容器は、図18に示すように、蓋体9の内側壁に複数の凹部10が設けられており、この凹部10が、内部に鏡11を有する鏡枠12の外周壁面に設けられた凸部13と係合し、鏡枠12が蓋体9に収容され固定されるようになっている。
そして、蓋体9から鏡11を取り外す際には、鏡枠12の裏側の一部を削り取って肉薄にし、鏡枠12に弾性を持たせ、鏡枠12の前面に設けられた把手14を引っ張ることにより、蓋体9から鏡枠12ごと鏡11を取り外すことができるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第3781244号公報
実開昭59-45009号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、上記特許文献1に示すような鏡の取り外し構造では、化粧料容器を処分する際に、分別することは可能であるが、破断子6が切断されるため、再度、鏡付設部材4を蓋体1に固定することはできず、鏡の再利用(リユース)をすることができないという問題がある。
【0008】
また、特許文献2に示すような化粧料容器では、鏡枠12の着脱が可能であるため、鏡の再利用(リユース)はできるものの、鏡枠12の取り外しには、強い力で把手14を引っ張って蓋体9と鏡枠12の係合を解除する必要があるため、ある程度の力が必要となるとともに、着脱を繰り返すと化粧料容器が破損するおそれがある。
そこで、本発明では、このよう事情に鑑みてなされたものでありで、鏡を蓋体から簡単に着脱することができ、鏡の再利用(リユース)にも適する、優れた化粧料容器の提供をその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
すなわち、本発明は、以下の態様を有する。
[1]
上面に化粧料収容凹部が形成されて容器本体と、上記容器本体の後端部にヒンジ連結される蓋体と、鏡と、上記鏡を収容して保持する鏡載置体と、を備えた化粧料容器であって、
上記容器本体、蓋体、鏡載置体は、いずれも樹脂成形品からなり、
上記蓋体の内側には、上記鏡載置体係止用の小突起が複数成形されており、
上記鏡載置体は、平面形状を有し、上記鏡を載置する載置部と、上記載置部の周囲に設けられる周縁部とを有しており、
上記鏡載置体の周縁部には、上記蓋体の複数の小突起と係合するための複数の小凹部がそれぞれ対応する位置に形成されており、上記周縁部の下端側に水平方向に延びる貫通孔と、上記貫通孔の下端近傍に周縁部表面から立ち上がる突出片とが形成されており、
上記蓋体からの鏡載置体の取り外しが、上記鏡載置体の突出片を貫通孔側に押し出して、上記鏡載置体を上記貫通孔側に撓ませることにより、上記小突起と小凹部との係合が少なくとも一つ解除されることにより行われる化粧料容器。
[2]
上記鏡載置体の上端から下端までの距離Pに対する、上記鏡載置体の載置部下端から鏡載置体の下端までの距離Qの比(Q/P)が、0.1~0.25に設定される、[1]記載の化粧料容器。
[3]
上記鏡載置体に形成された貫通孔の下端が、上記鏡載置体の下端から、1.1~3.5mmの位置に形成される[1]又は[2]に記載の化粧料容器。
[4]
上記鏡載置体の厚みが1.0~2.0mmに設定される、[1]~[3]のいずれかに記載の化粧料容器。
【発明の効果】
【0010】
本発明の化粧料容器は、蓋体の内側に、鏡が収容された鏡載置体を係止するための小突起が複数形成されており、上記鏡載置体の周縁部には、上記蓋体の複数の小突起と係合するための複数の小凹部が対応する位置に形成されている。このため、上記蓋体の内側小突起を、上記鏡載置体の周縁部の小凹部と係合させることにより、蓋体の内側に鏡載置体を固定することができる。
そして、上記鏡載置体の周縁部の下端側に水平方向に延びる貫通孔と、上記貫通孔の下端近傍に上記周縁部表面から立ち上がる突出片とが形成されているため、上記突出片を貫通孔側に押し出すだけで、上記鏡載置体が貫通孔側に撓むようになっている。上記鏡載置体の撓みによって、上記蓋体の内側の小突起と上記鏡載置体の小凹部との係合の少なくとも一つを解除できるため、蓋体から鏡が収容された鏡載置体を容易に取り外すことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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