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公開番号
2025010990
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-23
出願番号
2023113344
出願日
2023-07-10
発明の名称
筆記具
出願人
三菱鉛筆株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B43K
3/00 20060101AFI20250116BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約
【課題】押し書きとなることを抑制する筆記具を提供する。
【解決手段】筆記具1は、筒状に形成され、内部にインクを収容する軸筒10と、ボールペンチップ50と、軸筒10とボールペンチップ50とをつなぐ継手30と、を備える。継手30は、軸筒10の一端に接続されると共に軸筒10の軸線を延長した仮想直線と同一方向に延びる第1の部分31と、ボールペンチップ50を保持する第2の部分32とを有し、第1の部分31は仮想直線に対して非対称である。仮想直線に直交する第1の方向から見た側面視において、仮想直線とボールペンチップ50の軸線とのなす角度が110°以上150°以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
筒状に形成され、内部にインクを収容する軸筒と、
ボールペンチップと、
前記軸筒と前記ボールペンチップとをつなぐ継手と、を備え、
前記継手は、前記軸筒の一端に接続されると共に前記軸筒の軸線を延長した仮想直線と同一方向に延びる第1の部分と、前記ボールペンチップを保持する第2の部分と、を有し、
前記第1の部分は前記仮想直線に対して非対称であり、
前記仮想直線に直交する第1の方向から見た側面視において、前記仮想直線と前記ボールペンチップの軸線とのなす角度が110°以上150°以下である、
筆記具。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記仮想直線及び前記第1の方向に直交する第2の方向から見た平面視において、前記ボールペンチップの軸線が前記仮想直線に重なっている、
請求項1に記載の筆記具。
【請求項3】
前記継手は、前記第1の方向から見た側面視において、前記ボールペンチップの先端の側が抉れた第1の抉り部が形成されている、
請求項1に記載の筆記具。
【請求項4】
前記継手は、前記仮想直線及び前記第1の方向に直交する第2の方向から見た平面視において、前記仮想直線に沿う側面が抉れた第2の抉り部が形成されている、
請求項3に記載の筆記具。
【請求項5】
前記ボールペンチップ及び前記継手は、前記軸筒の外周壁を前記ボールペンチップ及び前記継手が配置された方向に延長した仮想筒の内側に収容されている、
請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の筆記具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は筆記具に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
筆記具の一形態である例えばボールペンに関し、一般的なボールペンは、インク収容管の軸線と、ボールペンチップの軸線と、インク収容管とボールペンチップとをつなぐ継手の軸線とが、同一直線状に配列されるように構成されている。このような一般的なボールペンを用いて左利きの人が日本語文字や英語文字を書こうとすると、書いている文字の全部又は一部が、持っているボールペンで隠れてしまい、筆記中の文字が見え辛くなる場合がある。このような不都合を解消するものとして、特許文献1には、軸状のペン先保持部及びこの上側に連接された軸状の把持部を有し、ペン先保持部と把持部とをクランク状に連設し、ペン先の位置を把持部の軸線上から離間させた筆記具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-310583号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された筆記具では、ボールペンに適用した場合、ペン先に設けられるボールを押しながら転がしてインクを吐出させるいわゆる押し書きとなることは、一般的なボールペンと同じままである。押し書きとなる場合、インクの円滑な吐出が阻害される場合があり、筆記中の文字がかすれる原因となり得る。
【0005】
本開示は上述の課題に鑑み、押し書きとなることを抑制する筆記具を提供することに関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様に係る筆記具は、筒状に形成され、内部にインクを収容する軸筒と、ボールペンチップと、前記軸筒と前記ボールペンチップとをつなぐ継手と、を備え、前記継手は、前記軸筒の一端に接続されると共に前記軸筒の軸線を延長した仮想直線と同一方向に延びる第1の部分と、前記ボールペンチップを保持する第2の部分と、を有し、前記第1の部分は前記仮想直線に対して非対称であり、前記仮想直線に直交する第1の方向から見た側面視において、前記仮想直線と前記ボールペンチップの軸線とのなす角度が110°以上150°以下である。
【0007】
このように構成すると、筆記具を左手で持って自然な角度で傾けた筆記具で左から右の方向に筆記する場合、又は右手で持って右から左の方向に筆記する場合に、いわゆる押し書きとなることを抑制することができる。
【0008】
また、本開示の第2の態様に係る筆記具は、上記本開示の第1の態様に係る筆記具において、前記仮想直線及び前記第1の方向に直交する第2の方向から見た平面視において、前記ボールペンチップの軸線が前記仮想直線に重なっている。
【0009】
このように構成すると、ボールペンチップの先端に荷重しやすくなり、安定した筆記を実現することができる。
【0010】
また、本開示の第3の態様に係る筆記具は、上記本開示の第1の態様又は第2の態様に係る筆記具において、前記継手は、前記第1の方向から見た側面視において、前記ボールペンチップの先端の側が抉れた第1の抉り部が形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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