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公開番号
2025010778
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-23
出願番号
2023112984
出願日
2023-07-10
発明の名称
ボンベラックメンテナンス用台車及びそれを用いたラックフレーム搬出方法
出願人
日立GEニュークリア・エナジー株式会社
代理人
ポレール弁理士法人
主分類
B65D
61/00 20060101AFI20250116BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】
狭隘エリアにおいても、一人の作業者がフレームを搬出入でき、搬出したフレームを仮置きできること。
【解決手段】
本発明のボンベラックメンテナンス用台車は、上記課題を解決するために、複数のボンベを収納するボンベラックのメンテナンス時に、前記ボンベラックを搬出入するために用いられるボンベラックメンテナンス用台車であって、鉛直方向に可動できるように接続されている台車上部及び台車下部と、該台車上部及び台車下部を支持するジャッキと、前記台車上部に固定され、前記ボンベラックを持ち上げるフォークと、前記台車下部に取り付けられたキャスタと、を備え、前記ボンベラックメンテナンス用台車は、前記ジャッキによって前記台車上部が鉛直方向に可動すると共に、前記キャスタにより縦横移動が可能なことを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のボンベを収納するボンベラックのメンテナンス時に、前記ボンベラックを搬出入するために用いられるボンベラックメンテナンス用台車であって、
鉛直方向に可動できるように接続されている台車上部及び台車下部と、該台車上部及び台車下部を支持するジャッキと、前記台車上部に固定され、前記ボンベラックを持ち上げるフォークと、前記台車下部に取り付けられたキャスタと、を備え、
前記ボンベラックメンテナンス用台車は、前記ジャッキによって前記台車上部が鉛直方向に可動すると共に、前記キャスタにより縦横移動が可能なことを特徴とするボンベラックメンテナンス用台車。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のボンベラックメンテナンス用台車であって、
前記キャスタは、前記ボンベラックメンテナンス用台車の底部に設置されていることを特徴とするボンベラックメンテナンス用台車。
【請求項3】
請求項1に記載のボンベラックメンテナンス用台車であって、
前記フォークとボンベラック部品はガイドピンで固定され、前記ボンベラックメンテナンス用台車の全体が前記ボンベラックから引き出すように構成されていることを特徴とするボンベラックメンテナンス用台車。
【請求項4】
請求項3に記載のボンベラックメンテナンス用台車であって、
前記ボンベラックメンテナンス用台車は、前記キャスタによって別のボンベラックの前面に移動され、前記別のボンベラックを挟み込む形で、前記別のボンベラックの前面から前記ボンベラックメンテナンス用台車を寄せ、前記別のボンベラックの側部に設置されているチェーンによって、前記ボンベラックメンテナンス用台車の上部と前記別のボンベラックとを固定することで、前記ボンベラック部品を仮置きする状態が可能となることを特徴とするボンベラックメンテナンス用台車。
【請求項5】
請求項1に記載のボンベラックメンテナンス用台車であって、
前記ボンベラックメンテナンス用台車の前記台車上部と前記台車下部はスライド構造になっており、前記スライド構造により、前記ボンベラックメンテナンス用台車の前記台車上部と前記台車下部は鉛直方向に可動できるように接続されていることを特徴とするボンベラックメンテナンス用台車。
【請求項6】
請求項1に記載のボンベラックメンテナンス用台車であって、
前記ジャッキは、前記ボンベラックメンテナンス用台車の前記台車下部に取り付けられたジャッキハンドルによって可動されることを特徴とするボンベラックメンテナンス用台車。
【請求項7】
請求項6に記載のボンベラックメンテナンス用台車であって、
前記ボンベラックメンテナンス用台車の前記台車上部は、前面に前記ボンベラックの中央部フレームを固定して持ち上げるための前記フォークが固定されており、前記フォークの上面の鉛直高さが前記中央部フレームの下面の鉛直高さより低くなるように、前記ジャッキで調節されることを特徴とするボンベラックメンテナンス用台車。
【請求項8】
請求項7に記載のボンベラックメンテナンス用台車であって、
前記フォークで前記ボンベラックを持ち上げた状態で、前記中央部フレームと前記フォークがガイドピンで固定され、前記ボンベラックメンテナンス用台車の全体を前記ボンベラックから引き出すようにして前記中央部フレームが取り外されることを特徴とするボンベラックメンテナンス用台車。
【請求項9】
複数のボンベを収納するボンベラックのメンテナンス時に、ボンベラックメンテナンス用台車を用いてラックフレームを搬出するに当たって、
ボンベラック部品と前記ボンベラックメンテナンス用台車のフォークをガイドピンで固定し、前記ボンベラックメンテナンス用台車の全体をボンベラックから引き出すようにして前記ボンベラック部品を取り外し、
前記ボンベラックメンテナンス用台車をキャスタによって別のボンベラックの前面に移動し、前記別のボンベラックを挟み込む形で、前記別のボンベラックの前面から前記ボンベラックメンテナンス用台車を寄せ、前記別のボンベラックの側部に設置されているチェーンによって、前記ボンベラックメンテナンス用台車の上部と前記別のボンベラックとを固定することで前記ボンベラック部品を仮置きすることを特徴とするボンベラックメンテナンス用台車を用いたラックフレーム搬出方法。
【請求項10】
請求項9に記載のボンベラックメンテナンス用台車を用いたラックフレーム搬出方法であって、
前記ボンベラックメンテナンス用台車の台車上部は、前記フォークの上面の鉛直高さが中央部フレームの下面の鉛直高さより低くなるようにジャッキで調節され、
前記ジャッキでの調節後、前記ボンベラックの正面から前記フォークを挿入し、前記中央部フレームの下部に前記フォークが位置するように調整し、その後、前記ジャッキを可動して前記ボンベラックメンテナンス用台車の前記台車上部を鉛直上方向に移動させ、前記中央部フレームの下面に前記フォークの上面が触れる程度持ち上がるまで調節し、
前記フォークで前記ボンベラックを持ち上げた状態で、前記中央部フレームと前記フォークをガイドピンによって固定し、前記ボンベラックメンテナンス用台車の全体を前記ボンベラックから引き出すようにして、前記中央部フレームを取り外し、前記中央部フレームを取り外した後は、前記キャスタによって前記別のボンベラックの前面に移動し、前記別のボンベラックを挟み込む形で前記別のボンベラックの前面から前記ボンベラックメンテナンス用台車を寄せ、前記別のボンベラックの側部のチェーンによって、前記ボンベラックメンテナンス用台車の前記台車上部と前記別のボンベラックとを固定することで、前記中央部フレームを仮置きすることを特徴とするボンベラックメンテナンス用台車を用いたラックフレーム搬出方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はボンベラックメンテナンス用台車及びそれを用いたラックフレーム搬出方法に係り、例えば、原子力発電設備に設置されるガス供給設備を構成するボンベラックをメンテナンスする際に用いるに好適なボンベラックメンテナンス用台車及びそれを用いたラックフレーム搬出方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
原子力発電所向けボンベラックはボンベとボンベを保持するフレームで構成しており、耐震性を考慮する必要があるため、一般産業向けのボンベラックと比較して、フレーム重量が大きくなる傾向がある。
【0003】
原子力発電所に納入実績のあるボンベラック(10本立て、5本×2列)では、耐震性を確保するため、ボンベを保持する外周部のフレームに加え、ラック中央部にフレーム(重量約75kg)を設置している。
【0004】
また、原子力発電所向けボンベラックは、近接する位置に複数設置されることが一般的である。ボンベの充填等によってボンベを交換する際には、ボンベ前列側の外周部のフレームを取り外し、前列に設置したボンベ5本を取り出した後、中央部のフレームを取り外し、仮置きをした後で後列のボンベ5本を取り出す必要がある。
【0005】
原子力発電所向けボンベラックではないが、専用の台車による凍結装置に対するラックの搬出入を容易に、かつ、確実に行うことができる食品凍結システムが特許文献1に記載されている。
【0006】
この特許文献1には、「凍結させる食品を載置したラックを凍結装置内に搬入し、凍結処理後のラックを凍結装置内から搬出し、保管用の冷凍庫に移送するという一連の工程を簡単に行うことができる。」と記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2006-262725号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上述した原子力発電所向けボンベラックでは、中央部のフレームは重量物であるため、人力で移動するには複数人で作業する必要があり、しかも、一般的に原子力発電所向けボンベラックは、狭隘部に設置されることから複数人での作業が困難であるという課題があった。
【0009】
また、上述した特許文献1には、凍結装置に対するフレームの搬出入を、一人の作業者が容易に、かつ、確実に行うことができる食品凍結システムが記載されているが、特許文献1に記載されている食品凍結システムでは、狭隘エリアでの作業性が考慮されていないし、また、搬出後のフレームを仮置きするためには、複数人で作業を行う必要があった。
【0010】
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、狭隘エリアにおいても、一人の作業者がフレームを搬出入でき、搬出したフレームを仮置きできるボンベラックメンテナンス用台車及びそれを用いたラックフレーム搬出方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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