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公開番号
2025010514
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-21
出願番号
2024108598
出願日
2024-07-05
発明の名称
部材作成のための自動コーナートリム
出願人
ダッソー システムズ ソリッドワークス コーポレイション
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
G06F
30/10 20200101AFI20250110BHJP(計算;計数)
要約
【課題】コンピューター支援設計(CAD)モデルにおいて構造部材を自動的にトリムするための機能を提供する。
【解決手段】一実施形態では、第一の構造部材と第二の構造部材とが、第一の構造部材および第二の構造部材のうちの少なくとも一つの端部で交差するジョイントを含むCADモデルが取得される。そして、一つまたは複数のプロセッサ実行ルールを用いて、トリミングがジョイントに自動的に適用される。一つまたは複数のルールは、(i)第一の構造部材のジオメトリ、(ii)第二の構造部材のジオメトリ、および(iii)第一の構造部材と第二の構造部材とが交差するジョイントの位置に基づいて、適用されるトリミングを指示する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
コンピューター支援設計(CAD)モデルにおいて構造部材を自動的にトリムするためのコンピューター実装方法であって、前記方法は、
CADモデルを取得することであって、前記取得されたCADモデルは、第一の構造部材と第二の構造部材とが、前記第一の構造部材と前記第二の構造部材の少なくとも一方の端部で交差するジョイントを含むことと、
一つまたは複数のプロセッサ実行ルールを用いて前記ジョイントにトリミングを自動的に適用することであって、前記一つまたは複数のルールが、(i)前記第一の構造部材のジオメトリ、(ii)前記第二の構造部材のジオメトリ、および(iii)前記第一の構造部材と前記第二の構造部材とが交差する前記ジョイントの位置に基づいて、適用されたトリミングを指示することと、を含む、方法。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記第一の構造部材のジオメトリが、前記第一の構造部材の断面プロファイルを含み、前記第二の構造部材の前記ジオメトリは、前記第二の構造部材の断面プロファイルを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ジョイントにトリミングを自動的に適用することは、前記第一の構造部材および前記第二の構造部材のうちの少なくとも一つをトリムすることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
(i)前記第一の構造部材または前記第二の構造部材がSEED構造部材である指示、および(ii)必要なパターンの指示を受信することと、
前記SEED構造部材および前記必要なパターンの指示に基づいて、CADモデル内に、一つまたは複数の構造部材のインスタンスを生成することと、
前記一つまたは複数のプロセッサ実行ルールを用いて、前記一つまたは複数の構造部材インスタンスのそれぞれのジョイントに自動的に適用することと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記ジョイントにおいて、前記第一の構造部材、前記第二の構造部材、および第三の構造部材は、前記第一の構造部材、前記第二の構造部材、および前記第三の構造部材のうちの少なくとも一つの端部で交差する、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記一つまたは複数のルールが、(i)前記第一の構造部材のジオメトリ、(ii)前記第二の構造部材のジオメトリ、(iii)前記第三の構造部材のジオメトリ、ならびに(iv)前記第一の構造部材、第二の構造部材、および第三の構造部材が交差する前記ジョイントの位置、に基づいて適用されるトリミングを指示する、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記ジョイントにトリミングを自動的に適用することは、前記第一の構造部材、前記第二の構造部材、および前記第三の構造部材のうちの少なくとも一つをトリムすることを含む、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
コンピューター支援設計(CAD)モデル内の構造部材を自動的にトリムするためのシステムであって、前記システムは、
プロセッサと、
コンピューターコード命令が格納されたメモリとを備え、前記プロセッサおよび前記メモリが、前記コンピューターコード命令を用いて、前記システムに、
CADモデルを取得させることであって、前記取得されたCADモデルが、第一の構造部材と第二の構造部材とが、前記第一の構造部材と前記第二の構造部材のうちの少なくとも一方の端部で交差するジョイントを含むことと、
一つまたは複数のプロセッサ実行ルールを用いて前記ジョイントにトリミングを自動的に適用させることであって、前記一つまたは複数のルールが、(i)前記第一の構造部材のジオメトリ、(ii)前記第二の構造部材のジオメトリ、および(iii)前記第一の構造部材と前記第二の構造部材とが交差する前記ジョイントの位置、に基づいて適用されるトリミングを指示することと、を行なわせるように構成される、システム。
【請求項9】
前記第一の構造部材の前記ジオメトリが、前記第一の構造部材の断面プロファイルを含み、前記第二の構造部材の前記ジオメトリが、前記第二の構造部材の断面プロファイルを含む、請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記ジョイントにトリミングを自動的に適用する際に、前記プロセッサおよび前記メモリが、前記コンピューターコード命令を用いて、前記システムに、
前記第一の構造部材および前記第二の構造部材のうちの少なくとも一つをトリムさせるようにさらに構成される、請求項8に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【背景技術】
【0001】
関連出願
本出願は、2023年7月7日に出願された米国仮特許出願第63/512,447号、および2023年10月31日に出願された米国特許出願第18/498,219号の優先権を主張する。上記の出願の教示全体は、参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,500 文字)
【0002】
物体、例えば、人間、部品、部品のアセンブリ等の設計およびシミュレーションのために多くの既存の製品やシステムが市場に提供されている。こうしたシステムは、典型的には、コンピューター支援設計(CAD)プログラムおよび/またはコンピューター支援エンジニアリング(CAE)プログラムを採用する。これらのシステムは、ユーザーが、物体または物体の組立品の複雑な三次元(3D)モデルを構築、操作、およびシミュレーションすることを可能にする。したがって、これらのCADおよびCAEシステムは、縁部、線、面、多角形、または閉じた体積を使用して、モデル化された物体を表現する。線、縁部、面、多角形、および閉じた体積は、様々な様式、例えば、非一様有理Bスプライン(NURBS)で表されることができる。
【0003】
CADシステムは、主にジオメトリの仕様である、モデル化された物体の部品または部品のアセンブリを管理する。特に、CADファイルには幾何学的形状が生成される仕様が含まれる。幾何学的形状から、表現が生成される。仕様、ジオメトリ、および表現は、単一のCADファイルまたは複数のCADファイルに保存されてもよい。CADシステムは、設計者にモデル化された物体を表すためのグラフィックツールを含み、これらのツールは、複雑な物体の表示専用である。例えば、組立品は数千個の部品を含み得る。CADシステムを使用して、電子ファイルに保存される物体のモデルを管理することができる。
【0004】
CADおよびCAEシステムは、さまざまなCADおよびCAEモデルを使用して物体を表す。これらのモデルは、モデルが、モデルが表す基礎となる実際の物体の特性(例えば、物理的、材料、および/または他の物理学に基づく)を有するようにプログラムされてもよい。さらに、CAD/CAEモデルを使用して、モデルが表す実際の物体/環境のシミュレーションを実行してもよい。
【発明の概要】
【0005】
構造、例えば鉄骨構造および木造構造等、のCAD/CAEベースの設計には、垂直、水平、傾斜の支持体を含む構造部材の形成が含まれる。二つ以上のこのような部材が交差する場所は、一般的にコーナーまたはジョイントと呼ばれる。通常、構造は複雑であり、複数のコーナー/ジョイントを含む。
【0006】
CAD環境/システムでの構造の設計において、CADシステムのユーザーは、モデル化された構造の各コーナー(すなわち、ジョイント)に対して「トリミング」を規定する。トリミングを画定するために、ユーザーは、コーナーにある一つまたは複数の部材(構造部材)の終点を選択して適切にトリムする(つまり、ジオメトリを規定する)。このトリミングにより、所望のコーナー部材の配置および方向が形成される。ユーザーはさまざまな方法でコーナー部材をトリムする。例えば、トリミングは、部材の方向および/またはトリム平面の組み合わせを操作することによって実行されることができる。コーナートリミングは、通常、コーナー部材がコーナーでトリムされる順序を規定するトリム順序を、ユーザーが指定する必要がある。
【0007】
構造内の個々のコーナーについて、トリムオプションおよび順序を指定することによって必要なトリムジオメトリを達成することは、膨大な時間と労力を消費する面倒な作業である。実施形態は、二つ以上の部材、例えば三つの部材が交差する箇所にコーナートリムを自動的に適用する機能を付与することにより、この問題を解決する。
【0008】
例示的な実施形態では、トリミングは、構造部材の端部がどのように連結するか、すなわち、交差するかに基づいて適用される。言い換えれば、このような実施形態では、構造部材が交差するジョイントの位置と、ジョイント内の構造部材の位置および方向とに基づいてトリミングを適用することができる。さらに、実施形態は、一つまたは複数のパターン、例えば、線形パターン、円形パターン等に属する部材にトリミングを自動的に適用することができる。このような実施形態の一つは、構造部材が端部でどのように連結されるかに基づいて、自動コーナートリムを適用する。
【0009】
実施形態により、ユーザーは、パターンフィーチャ作成機能、例えばCADツールおよびアプリケーション、例えば、出願人-Assignee Dassault Systemes SolidWorks Corporation(Waltham, MA)によって提供されるxFrameで利用可能なパターン作成機能、の一部として形成されたパターンインスタンス(例えば、構造部材インスタンス)上でコーナートリミングプロセスを自動化することができる。一実施形態では、自動トリミングは、以前は手動で実行/使用しなければならなかったさまざまなコマンドを自動的に実施する規定済みのトリムルールを用いて実施される。一実施形態では、パターン化された構造部材インスタンスは、(i)構造部材インスタンスのエンドポイント、すなわち、構造部材の一つまたは複数の端部、および(ii)どのようにエンドポイントが終端し、他の構造部材と相互作用するか、に基づいて、コンピューターモデル内で自動的にトリムされる。一実施形態によれば、作成されたパターンインスタンス(すなわち、構造部材インスタンス)に適用されるトリムルールは、SEED構造部材がユーザーコマンドを使用して作成およびトリムされる時点でSEED構造部材に適用されるトリムルールと同じである。
【0010】
例示的な実施形態は、最初に、(i)3D CADアセンブリ内のSEED構造部材、(ii)SEED構造部材に関連付けられたパターン、および(iii)3D CADアセンブリ内の識別されたパターンおよび関連付けられた構造部材のインスタンスを識別する、コンピューター実装方法を対象とする。次に、自動トリム機能(例えば、本明細書に記載のルール)が、アセンブリ内の識別された構造部材に適用される。
(【0011】以降は省略されています)
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