TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025010392
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024193043,2021086825
出願日2024-11-01,2021-05-24
発明の名称猫の爪の研磨・研削器
出願人株式会社NeCoNe
代理人個人
主分類A01K 15/02 20060101AFI20250109BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】猫が爪を研磨するとともに爪先を効率よく研削することができる猫の爪の研磨・研削器を提供する。
【解決手段】猫の爪を研磨・研削するための研磨・研削面1aを上面に有する猫の爪の研磨・研削器であって、猫の爪を研削するための研削面2aを少なくとも一方の側面に有する研削部材2と複数の波形形状を側面に有する中芯3とライナー4とを有し、研削部材2の端面、中芯3の波型形状を有する端面およびライナー4の端面が猫の爪の研磨・研削器の上面に形成されており、研削部材2の研削面2aと中芯3の側面との間に空間が形成されており、当該空間が猫の爪の研磨・研削器1の上面と連通していることを特徴とする。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
猫の爪を研磨・研削するための研磨・研削面を上面に有する猫の爪の研磨・研削器であって、猫の爪を研削するための研削面を少なくとも一方の側面に有する研削部材と複数の波形形状を側面に有する中芯とライナーとを有し、研削部材の端面、中芯の波型形状を有する端面およびライナーの端面が猫の爪の研磨・研削器の上面に形成されており、研削部材の研削面と中芯の側面との間に空間が形成されており、当該空間が猫の爪の研磨・研削器の上面と連通している猫の爪の研磨・研削器。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
複数のライナーと複数の中芯とが交互に積層されてなる積層段ボールを有し、複数の積層段ボールの間に当該積層段ボールのライナーと直交する方向で研削部材が設けられている請求項1に記載の猫の爪の研磨・研削器。
【請求項3】
複数の研削部材と複数の中芯と複数のライナーとがそれぞれ並行に積層され、ライナーの側面が中芯の側面と接触し、研削部材の研削面が中芯の側面と接触している請求項1に記載の猫の爪の研磨・研削器。
【請求項4】
複数の研削部材と複数の中芯と複数のライナーとがそれぞれ同心円状に積層され、ライナーの側面が中芯の側面と接触し、研削部材の研削面が中芯の側面と接触している請求項1に記載の猫の爪の研磨・研削器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、猫の爪の研磨・研削器に関する。さらに詳しくは、本発明は、猫の爪の研磨と爪の研削とを同時に行なうことができる猫の爪の研磨・研削器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
猫は、古くなった爪の外層を取り除くために爪を磨く習性を有している。猫が爪を磨くことは、一般に猫の爪研ぎ、猫の爪の研磨などと称されている。猫の爪研ぎは、猫の習性であることから、一般家庭内で猫を飼育しているとき、猫が部屋内の壁面、柱、家具などに爪を立てて爪を研ぐため、当該壁面などが猫によって傷つけられることがある。
【0003】
猫が部屋内の壁面、柱、家具などに爪を立てて爪を研ぐことを防止するために、近年、爪を研ぐための猫の爪研ぎ器として、例えば、複数枚の段ボール紙を積層接着して形成された積層段ボールの積層断面または波状の折曲部を爪研ぎの研磨部とし、当該研磨部が外側に露出するようにして前記積層段ボールが着脱自在にケースに収納されているとともに、当該ケース内に紙片収納部を備えている猫の爪研ぎ器が提案されている(例えば、特許文献1の請求項1参照)。
【0004】
しかし、前記猫の爪研ぎ器を用いた場合、猫の爪を研ぐことができたとしても、猫の鋭い爪先を研削することができないため、猫が部屋内の壁面、柱、家具などに爪を立てて爪研ぎをして当該壁面などに傷をつける行為を完全には抑制することができない。
【0005】
したがって、前記猫の爪研ぎ器を使用するにしても猫の爪研ぎとは別に猫の爪を切ることが必要であるが、猫は、習性的に爪を切られることを嫌がるため、無理に猫の爪を切ろうとすると猫に引掻かれたり、噛みつかれたりして怪我をすることがある。
【0006】
そこで、猫の爪を研磨することによって減少させることができる爪研ぎ器として、爪磨き素材積層段ボールまたは麻生地の裏側に研磨材を塗布した素材を木製板または積層段ボールなどの芯台の間に挟んで固着させて爪の研磨をすることができる機能を有する研磨材付き猫の爪研ぎ器が提案されている(例えば、特許文献2の請求項1参照)。
【0007】
しかし、前記研磨材付き猫の爪研ぎ器は、特許文献2の図1および図2に示されているように、表面から順に積層段ボールまたは麻生地4、研磨材2、木製板または積層段ボール1、研磨材3、および積層段ボールまたは麻生地5が設けられていることから、猫が表面層である積層段ボールまたは麻生地4を引掻いて破らなければ爪研ぎ器に内蔵されている研磨材2が外部に露出しないため、常態の使用では猫の爪を研削することができない。また、猫が前記研磨材付き猫の爪研ぎ器の表面層である積層段ボールまたは麻生地4を引掻いて破ることによって研磨材2が外部に露出したとしても、ざらざらしている研磨材2の付着面に猫の前足の肉球(掌球)および爪先が擦れるため、猫は、当該爪研ぎ器を本能的に忌避し、使用しなくなる。
【0008】
他の猫の爪研ぎ器として、段ボールとグリット(砂)層とが直接的に接触して積層されている猫の爪研ぎ器が提案されている(例えば、特許文献3参照)。また、特許文献3の図3には、段ボールシート40とライナー30とからなる段ボール25が、2枚の裏打ちシート110の間に砂粒子150が挟まれているグリット(砂)層100と直接的に接触して積層されている猫の爪研ぎ器が記載され、図4~8には、砂粒子180が裏打ちシート170に付着しているサンドペーパー片160が2枚のライナー30の間に挟まれて積層されている猫の爪研ぎ器が記載されている。
【0009】
しかし、特許文献3の図4、図7および図8に記載されている猫の爪研ぎ器では、サンドペーパー片160の砂粒子180が付着している面が裏打ちシート110で覆われているため、猫の爪を効率よく研削することができない。図5に示される猫の爪研ぎ器では、サンドペーパー片160の砂粒子180が付着している面がシールシート190で覆われているため、猫の爪を効率よく研削することができない。図6に示される猫の爪研ぎ器では、ペーパー片160の砂粒子180が付着している面同士が積層されているため、猫の爪を効率よく研削することができない。
【0010】
そこで、前記猫の爪研ぎ器において、猫の爪を研削することができるようにするために、サンドペーパー片160をライナー30の面よりも高くなるよう突出させることが考えられる。しかし、ライナー30の面よりもサンドペーパー片160を突出させた場合、突出しているサンドペーパー片160が猫の足裏の肉球と接触し、猫は、肉球にサンドペーパー片160が接触することを嫌がるため、猫の爪研ぎ器を使用しなくなることから、当該猫の爪研ぎ器では猫の爪研ぎ効果を十分に発現させることができない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社NeCoNe
猫の爪の研磨・研削器
2日前
個人
除草具
2日前
個人
ルアー
27日前
個人
殺虫スプレー
13日前
個人
ベアスタンガン
2日前
個人
播種機と播種方法
28日前
井関農機株式会社
収穫機
5日前
井関農機株式会社
収穫機
5日前
井関農機株式会社
作業車両
13日前
個人
獣罠捕獲検知システム
2日前
個人
根掛りしないイカ用疑似餌
2日前
個人
動物の尿漏れ防止具
16日前
株式会社誠和
接触構造体
13日前
個人
植物栽培装置
28日前
個人
有害獣類の忌避装置
7日前
個人
植物支持装置
28日前
日産化学株式会社
農薬粒状組成物
7日前
株式会社天装
猫の爪研ぎ具
7日前
井関農機株式会社
作業車両
5日前
井関農機株式会社
作業車両
13日前
株式会社ブリーデン
ルアー
27日前
有限会社トオヤ
魚釣り用ウキ
29日前
株式会社サクマ
植物収容構造
5日前
松山株式会社
農作業機
29日前
株式会社エスク
鳥獣忌避装置
2日前
環境事業計画株式会社
動物用罠
7日前
井関農機株式会社
作業車両
5日前
株式会社拓凌
動物捕獲用罠
7日前
株式会社タカキタ
収穫機の前処理装置
6日前
株式会社クボタ
作業機
6日前
有限会社吉田モールド
浮釣り遠投カゴ
6日前
三陽機器株式会社
草刈機
29日前
株式会社タカキタ
収穫機の前処理装置
5日前
個人
四足歩行動物用被服パターンの設計方法
5日前
有限会社オーエスピー商会
罠システム
13日前
株式会社クボタ
システム
7日前
続きを見る