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公開番号2025010205
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024187852,2023087660
出願日2024-10-25,2017-06-01
発明の名称保持装置
出願人パイオニア株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60R 11/02 20060101AFI20250109BHJP(車両一般)
要約【課題】被保持物を安定して保持することができるとともに、他の部材との干渉を抑制することができる保持装置を提供する。
【解決手段】チルト部12が、突没スライド方向に沿って倒れた際に、挟持方向と突没スライド方向とが直交し、装置本体20に収納されることから、スマートフォン5を安定して保持するために、挟持部の延在方向寸法を大きくしたり、複数箇所で当接するようにそれぞれ並設したりしても、延在方向又は並設方向が突没スライド方向と一致し、挟持部が他の部材(パネル部)と干渉することを抑制することができる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
被保持物を保持する保持機構と、該保持機構を取付対象に取り付ける装置本体と、を備えた保持装置であって、
保持機構は、前記装置本体に突没スライド自在に支持されるスライド部と、起立角度を変更可能に前記スライド部に支持されるチルト部と、を備え、
前記チルト部は、互いに近づくように付勢されて前記被保持物を挟持する一対の挟持部を有し、突没スライド方向に沿って倒れた際に、挟持方向と突没スライド方向とが直交し、前記装置本体に収納されることを特徴とする保持装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、保持装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、被保持物を保持する保持装置として、車両にスマートフォン等の携帯機器を設置するための携帯機器ホルダが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された従来の携帯機器ホルダは、ダッシュボードに装着される取付部と、取付部から延びるアーム部と、アーム部の先端に設けられて携帯機器を保持する保持部と、を備え、保持部が回動することにより、携帯機器の向きが変更可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-256240号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の携帯機器ホルダは、常に露出しており、携帯機器を保持しない場合であっても収納することができない。従って、取付対象(車室空間)の外観を悪化させてしまうことがあった。そこで、携帯機器を保持しない場合に、携帯機器ホルダを筐体等に収納する構成が考えられる。
【0005】
ところで、特許文献1に記載の携帯機器ホルダにおいて、一対の挟持アームを有する保持部によって携帯機器を安定して保持するためには、挟持アームと携帯機器の端縁との接触面積を増加させたり、挟持アームを携帯機器の端縁に複数箇所で当接させたりすることが好ましい。このとき、挟持アームが大型化しやすく、上記のように携帯機器ホルダを筐体等に収納する際に、他の部材と干渉しやすい。このように、被保持物を保持する保持装置において、安定して保持しつつ、他の部材との干渉を抑制することが望まれていた。
【0006】
したがって、本発明の課題は、被保持物を安定して保持することができるとともに、他の部材との干渉を抑制することができる保持装置を提供することが一例として挙げられる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の保持装置は、被保持物を保持する保持機構と、該保持機構を取付対象に取り付ける装置本体と、を備えた保持装置であって、保持機構は、前記装置本体に突没スライド自在に支持されるスライド部と、起立角度を変更可能に前記スライド部に支持されるチルト部と、を備え、前記チルト部は、互いに近づくように付勢されて前記被保持物を挟持する一対の挟持部を有し、突没スライド方向に沿って倒れた際に、挟持方向と突没スライド方向とが直交し、前記装置本体に収納されることを特徴としている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施例に係る保持装置を示す正面図である。
前記保持装置に被保持物を保持させた様子を示す斜視図である。
前記保持装置を示す分解斜視図である。
前記保持装置の動作を示す斜視図である。
前記保持装置の保持機構を示す正面図である。
前記保持機構の保持部を回動させた様子を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態を説明する。本発明の実施形態に係る保持装置は、被保持物を保持する保持機構と、保持機構を取付対象に取り付ける装置本体と、を備えた保持装置である。保持機構は、装置本体に突没スライド自在に支持されるスライド部と、起立角度を変更可能にスライド部に支持されるチルト部と、を備える。チルト部は、互いに近づくように付勢されて被保持物を挟持する一対の挟持部を有し、突没スライド方向に沿って倒れた際に、挟持方向と突没スライド方向とが直交し、装置本体に収納される。
【0010】
チルト部が、突没スライド方向に沿って倒れた際に、挟持方向と突没スライド方向とが直交し、装置本体に収納されることから、一対の挟持部のそれぞれを、被保持物の端縁に沿うように延在させたり、複数箇所で当接するように複数を並設したりした場合に、延在方向又は並設方向が突没スライド方向と一致する。従って、被保持物を安定して保持するために、挟持部の延在方向寸法を大きくしたり、複数箇所で当接するように並設したりしても、挟持部が他の部材と干渉することを抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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