TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025010174
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2024186040,2023073683
出願日
2024-10-22,2015-02-26
発明の名称
POSレジスタ、プログラム、及び電子マネー記憶媒体の処理方法
出願人
株式会社寺岡精工
代理人
個人
,
個人
主分類
G07G
1/12 20060101AFI20250109BHJP(チェック装置)
要約
【課題】POSレジスタでの決済に際して電子マネーカードへの入金が行われたとしても、決済を短時間で済ませることができるようにする。
【解決手段】店員が行う操作を受け付ける店員操作受付手段と、客が行うべき操作を受け付ける客操作受付手段と、1取引に対応する最初の商品を登録する操作が受け付けられてから、登録された商品の小計を指示する小計操作が受け付けられるまでの間において、電子マネー記憶媒体の入金残高管理に関連する処理を指示する操作を客操作受付手段が受け付けると、受け付けた指示に応じた電子マネー記憶媒体への処理を、リーダライタとの通信を介して実行する電子マネー記憶媒体対応処理手段とを備え、客操作受付手段は、店員操作受付手段により登録された商品に関する表示を行うとともに、電子マネー記憶媒体の入金残高管理に関連する処理を指示する操作を受け付けるようにする。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
商品の登録に関する操作を含み、店員が行う操作を受け付ける店員操作受付手段と、
登録された商品の決済に関連する操作を含み、客が行うべき操作を受け付ける客操作受付手段と、
前記店員操作受付手段によって、1取引に対応する最初の商品を登録する操作が受け付けられてから、登録された商品の小計を指示する小計操作が受け付けられるまでの間において、電子マネー記憶媒体の入金残高管理に関連する処理として、電子マネー記憶媒体への入金を指示する操作が行われる入金指示ボタンと電子マネー記憶媒体の入金残高の確認を指示する入金残高確認ボタンとのうち前記入金指示ボタンの操作を前記客操作受付手段が受け付けた後に、入金金額を選択する入金金額選択ボタンの操作を前記客操作受付手段が受け付けると、電子マネー記憶媒体への入金処理を、リーダライタとの通信を介して実行する電子マネー記憶媒体対応処理手段とを備え、
前記電子マネー記憶媒体対応処理手段は、
前記店員操作受付手段によって、1取引に対応する最初の商品を登録する操作が受け付けられてから、登録された商品の小計を指示する小計操作が受け付けられるまでの間において、前記リーダライタと前記電子マネー記憶媒体とが通信可能となったことに応じて、前記電子マネー記憶媒体の入金残高を取得し、
前記店員操作受付手段によって受け付けられる商品の登録に対応する取引が完了するまでの間において、少なくとも電子マネー記憶媒体への入金処理が行われた場合には、前記客操作受付手段が電子マネーによる決済を指定する操作を受け付けることなく、前記電子マネー記憶媒体に対応する決済処理を行う
POSレジスタ。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
商品を登録する操作を前記店員操作受付手段が受け付けるごとに、仮登録された入金残高から登録された商品の代金を差し引いて前記仮登録された入金残高を更新する更新手段をさらに備える
請求項1に記載のPOSレジスタ。
【請求項3】
前記更新手段により前記入金残高から登録された商品の代金を差し引くことができなくなった場合に、前記電子マネー記憶媒体の入金残高管理に関連する処理を指示する操作を受け付ける操作画面を表示させる第1表示手段をさらに備える
請求項2に記載のPOSレジスタ。
【請求項4】
商品を登録する操作を前記店員操作受付手段が受け付けるごとに、前記更新手段により更新される入金残高を表示させる第2表示手段をさらに備える
請求項2または3に記載のPOSレジスタ。
【請求項5】
POSレジスタとしてのコンピュータを、
商品の登録に関する操作を含み、店員が行う操作を受け付ける店員操作受付手段、
登録された商品の決済に関連する操作を含み、客が行うべき操作を受け付ける客操作受付手段、
前記店員操作受付手段によって、1取引に対応する最初の商品を登録する操作が受け付けられてから、登録された商品の小計を指示する小計操作が受け付けられるまでの間において、電子マネー記憶媒体の入金残高管理に関連する処理として、電子マネー記憶媒体への入金を指示する操作が行われる入金指示ボタンと電子マネー記憶媒体の入金残高の確認を指示する入金残高確認ボタンとのうち前記入金指示ボタンの操作を前記客操作受付手段が受け付けた後に、入金金額を選択する入金金額選択ボタンの操作を前記客操作受付手段が受け付けると、電子マネー記憶媒体への入金処理を、リーダライタとの通信を介して実行する電子マネー記憶媒体対応処理手段
として機能させるためのプログラムであって、
前記電子マネー記憶媒体対応処理手段は、
前記店員操作受付手段によって、1取引に対応する最初の商品を登録する操作が受け付けられてから、登録された商品の小計を指示する小計操作が受け付けられるまでの間において、前記リーダライタと前記電子マネー記憶媒体とが通信可能となったことに応じて、前記電子マネー記憶媒体の入金残高を取得し、
前記店員操作受付手段によって受け付けられる商品の登録に対応する客の取引が完了するまでの間において、少なくとも電子マネー記憶媒体への入金処理が行われた場合には、前記客操作受付手段が電子マネーによる決済を指定する操作を受け付けることなく、前記電子マネー記憶媒体に対応する決済処理を行う
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、POSレジスタ、プログラム、及び電子マネー記憶媒体の処理方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
店員(キャッシャ)が商品コードの入力、取引金額の確定などの商品の登録に関する操作を行うキャッシャ側入力部と、客が決済に関する操作を行う客側入力部とを備えたPOSレジスタが知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなPOSレジスタは、店員と客とがPOSレジスタをはさんで対面するような位置関係となることから、対面型とも呼ばれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-104553号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電子マネーカードが広く普及している。電子マネーカードは、客が予め入金(チャージ)を行っておき、代金の支払い(決済)の際に入金された金額から代金を差し引くようにして使用される。このような電子マネーカードによる支払いは、例えば客が財布から現金を出して店員に渡す必要が無く、店員も釣銭などを釣銭機から取り出して客に渡す必要がない。このために、会計に要する時間が短縮されるという利点がある。
【0005】
しかし、例えば電子マネーカードを使用して決済を行おうとしたときに、客が電子マネーカードの入金残高が代金に満たないことに気付いたり、代金を支払えるだけの電子マネーカードの入金残高があるかどうか記憶が確かでなかったりするような場合がある。
このような場合において、電子マネーカードを使用して決済を行いたければ、客は、店員に、電子マネーカードの入金残高を確認してもらったうえで、入金残高が不足していれば電子マネーカードへの入金を行ってもらう。そのうえで、代金以上の入金残高を有する電子マネーカードを使用して決済を行うことになる。
上記のような電子マネーカードの入金残高確認や電子マネーカードへの入金などの、電子マネーカードの入金残高管理に関連する処理に際しては、客が店員に電子マネーカードの入金残高管理に関連する処理の申し出を行う。そして、客の買い上げ商品の登録処理等を行っている店員は、客からの申し出に応じて、電子マネーカードの入金残高管理に関連する処理の実行または受付等の操作を行うことになる。この場合、店員は、現在行っている商品の登録処理等の作業を一旦中断(保留)して、客が所望する残高確認や入金に関わる操作を行うことになる。そして、店員は、入金残高管理に関連する処理が終わると一旦中断(保留)した商品の登録処理等の作業を再開する。このような状況は、店員にとっては、会計中に電子マネーカードの入金残高管理に関連する処理に応じた操作等を行う手間と時間が生じることになるため、客との取引の完了までの時間が遅延することになる。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、POSレジスタでの決済に際して電子マネーカードの入金残高管理に関連する処理が必要な場合においても、取引完了までに要する時間を短縮させることができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した課題を解決するための本発明の一態様は商品の登録に関する操作を含み、店員が行う操作を受け付ける店員操作受付手段と、登録された商品の決済に関連する操作を含み、客が行うべき操作を受け付ける客操作受付手段と、前記店員操作受付手段によって、1取引に対応する最初の商品を登録する操作が受け付けられてから、登録された商品の小計を指示する小計操作が受け付けられるまでの間において、電子マネー記憶媒体の入金残高管理に関連する処理を指示する操作を前記客操作受付手段が受け付けると、前記客操作受付手段が受け付けた指示に応じた電子マネー記憶媒体への処理を、リーダライタとの通信を介して実行する電子マネー記憶媒体対応処理手段とを備え、前記客操作受付手段は、前記店員操作受付手段により登録された商品に関する表示を行うとともに、電子マネー記憶媒体の入金残高管理に関連する処理を指示する操作を受け付けるようにされた商品登録状況表示手段をさらに備えるPOSレジスタである。
【0008】
また、本発明の一態様は、上記のPOSレジスタであり、前記電子マネー記憶媒体対応処理手段は、前記店員操作受付手段によって、1取引に対応する最初の商品を登録する操作が受け付けられてから、登録された商品の小計を指示する小計操作が受け付けられるまでの間において、客が行う前記電子マネー記憶媒体への入金を指示する操作を前記客操作受付手段が受け付けると、前記電子マネー記憶媒体への入金に応じた処理をリーダライタとの通信を介して実行してもよい。
【0009】
また、本発明の一態様は、上記のPOSレジスタであり、前記電子マネー記憶媒体対応処理手段は、前記店員操作受付手段によって、1取引に対応する最初の商品を登録する操作が受け付けられてから、登録された商品の小計を指示する小計操作が受け付けられるまでの間において、客が行う前記電子マネー記憶媒体における入金金額の残高の確認を指示する操作を前記客操作受付手段が受け付けると、電子マネー記憶媒体の入金残高を客に通知する処理をリーダライタとの通信を介して実行してもよい。
【0010】
また、本発明の一態様は、上記のPOSレジスタであり、前記客操作受付手段は、前記店員操作受付手段によって、1取引に対応する最初の商品を登録する操作が受け付けられてから、登録された商品の小計を指示する小計操作が受け付けられるまでの間において、少なくとも電子マネー記憶媒体への入金が行われた場合には、電子マネーによる決済を指定する操作を受け付けることなく、前記電子マネー記憶媒体に対応する決済処理を行ってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社寺岡精工
ラベル貼付装置及びプログラム
6日前
株式会社寺岡精工
電子棚札制御装置、システム、およびプログラム
4日前
株式会社寺岡精工
有価情報処理装置、販売データ処理装置、およびプログラム
6日前
株式会社寺岡精工
販売データ処理システム及びプログラム
1日前
株式会社寺岡精工
商品販売データ処理システム、登録装置、及びプログラム
12日前
株式会社寺岡精工
POSレジスタ、プログラム、及び電子マネー記憶媒体の処理方法
1日前
株式会社バンダイ
物品供給装置
12日前
株式会社バンダイ
物品供給装置
1か月前
株式会社バンダイ
物品供給装置
3か月前
日本信号株式会社
駐車場システム
1か月前
沖電気工業株式会社
紙幣処理装置
2か月前
沖電気工業株式会社
硬貨処理装置
1か月前
沖電気工業株式会社
媒体処理装置
2か月前
株式会社ジェイエス
タオル類貸出機
3か月前
旭精工株式会社
精算システムおよび精算方法
2か月前
株式会社寺岡精工
販売システム
3か月前
トヨタ自動車株式会社
監視装置
1か月前
CLASSIX株式会社
冷蔵・冷凍装置
2か月前
沖電気工業株式会社
自動取引装置
2か月前
有限会社マスター
IoTロッカー自販機
1か月前
三菱鉛筆株式会社
筆記具の販売装置及びシステム
4日前
ネオトーキョー株式会社
ドライブレコーダ
3か月前
日本金銭機械株式会社
用紙受付装置
3か月前
日本金銭機械株式会社
用紙受付装置
3か月前
株式会社JR西日本テクシア
定期券システム
12日前
株式会社LIMNO
セルフオーダーシステム
3か月前
株式会社LIMNO
セルフオーダーシステム
3か月前
株式会社寺岡精工
販売データ処理装置
3か月前
沖電気工業株式会社
硬貨処理装置
2か月前
沖電気工業株式会社
棒金収納装置
2か月前
沖電気工業株式会社
硬貨処理装置
1か月前
沖電気工業株式会社
媒体投入装置
1か月前
アサヒ飲料株式会社
無人販売システムの制御方法
4日前
アサヒ飲料株式会社
無人販売システムの決済方法
4日前
沖電気工業株式会社
硬貨処理装置及び自動取引装置
26日前
沖電気工業株式会社
硬貨処理装置及び貨幣取扱装置
12日前
続きを見る
他の特許を見る