TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025004493
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-15
出願番号2023104213
出願日2023-06-26
発明の名称ラベル貼付装置及びプログラム
出願人株式会社寺岡精工
代理人弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類B65C 9/42 20060101AFI20250107BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】様々なラベル貼付方式に対応したラベル貼付装置を実施するに際して、ラベルの特性に関わらず、ラベルを適正に貼付することのできるラベル貼付装置を提供することを課題とする。
【解決手段】物品の搬送方向に沿って当該物品にラベルを貼付するラベル貼付装置であって、物品を搬送する物品搬送部と、前記物品搬送部の上方に位置するラベル発行部と、前記ラベル発行部で発行されたラベルを搬送方向に沿った移動姿勢が保たれたままで保持すると共に前記物品搬送部に向けて搬送するラベル供給部と、前記ラベル発行部と前記物品搬送部との間に配置され、ラベルの片側から気体を噴射する整流ノズルと、を備え、前記整流ノズルは、前記ラベル供給部に保持されているラベルの一部分が前記ラベル供給部の下端よりも下方に移動される際であっても、ラベルが前記ラベル供給部の搬送方向に対し、一定程度沿った移動姿勢が保たれるように気体を噴射することを特徴とするラベル貼付装置により、上記課題を解決した。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
物品の搬送方向に沿って当該物品にラベルを貼付するラベル貼付装置であって、
物品を搬送する物品搬送部と、
前記物品搬送部の上流に位置するラベル発行部と、
前記ラベル発行部で発行されたラベルを搬送方向に沿った移動姿勢が保たれたままで保持すると共に前記物品搬送部に向けて搬送するラベル供給部と、
前記ラベル発行部と前記物品搬送部との間に配置され、ラベルへ気体を噴射する整流ノズルと、
を備え、
前記整流ノズルは、前記ラベル供給部に保持されているラベルの一部分が前記ラベル供給部の下端よりも下方に移動される際であっても、ラベルが前記ラベル供給部の搬送方向に対し、一定程度沿った移動姿勢が保たれるように気体を噴射する
ことを特徴とするラベル貼付装置。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記整流ノズルは、
前記物品搬送部で搬送される物品の形状に基づき噴射を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載のラベル貼付装置。
【請求項3】
前記整流ノズルは、
前記ラベル発行物で発行されるラベルの長さに基づき噴射を制御する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のラベル貼付装置。
【請求項4】
前記整流ノズルは、
前記ラベル供給部により前記物品に貼付される貼付態様に基づき噴射を制御する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のラベル貼付装置。
【請求項5】
前記整流ノズルは前記ラベル供給部の上端付近に配置されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のラベル貼付装置。
【請求項6】
物品を搬送する物品搬送部と、前記物品搬送部の上流に位置するラベル発行部と、前記ラベル発行部で発行されたラベルを搬送方向に沿った移動姿勢が保たれたままで保持すると共に前記物品搬送部に向けて搬送するラベル供給部と、前記ラベル発行部と前記物品搬送部との間に配置され、ラベルへ気体を噴射する整流ノズルとを備えるラベル貼付装置のコンピュータに、
前記ラベル供給部によるラベルの搬送開始タイミングに基づいて前記整流ノズルから気体を噴射する噴射制御ステップ、
前記ラベル供給部によるラベルの搬送終了タイミングに基づいて前記整流ノズルからの気体噴射を停止する噴射停止制御ステップ、
を実行させることを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ラベル貼付装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 3,800 文字)【背景技術】
【0002】
発行したラベルを商品に貼付する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-148408号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、一般的なラベル貼付装置では、商品の上面にラベルを貼付する、商品の上面及び側面にラベルを貼付する、商品の上面、側面及び底面にラベルを貼付するなど様々なラベル貼付方式に対応できない。そこで、近年、様々なラベル貼付方式に対応することができるラベル貼付装置の開発が進められている。
しかし、様々なラベル貼付方式に対応させようとすると、特に、側面や底面にラベルを貼付しようとすると、ラベルの特性如何によっては、上手く対応できない場合があることが判明した。
このような状況に鑑みて、本発明は、様々なラベル貼付方式に対応したラベル貼付装置を実施するに際して、ラベルの特性に関わらず、ラベルを適正に貼付することのできるラベル貼付装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係るラベル貼付装置は、少なくとも以下の構成を具備する。
物品の搬送方向に沿って当該物品にラベルを貼付するラベル貼付装置であって、物品を搬送する物品搬送部と、前記物品搬送部の上流に位置するラベル発行部と、前記ラベル発行部で発行されたラベルを搬送方向に沿った移動姿勢が保たれたままで保持すると共に前記物品搬送部に向けて搬送するラベル供給部と、前記ラベル発行部と前記物品搬送部との間に配置され、ラベルへ気体を噴射する整流ノズルと、を備え、前記整流ノズルは、前記ラベル供給部に保持されているラベルの一部分が前記ラベル供給部の下端よりも下方に移動される際であっても、ラベルが前記ラベル供給部の搬送方向に対し、一定程度沿った移動姿勢が保たれるように気体を噴射することを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、少なくとも以下の構成を具備する。
物品を搬送する物品搬送部と、前記物品搬送部の上流に位置するラベル発行部と、前記ラベル発行部で発行されたラベルを搬送方向に沿った移動姿勢が保たれたままで保持すると共に前記物品搬送部に向けて搬送するラベル供給部と、前記ラベル発行部と前記物品搬送部との間に配置され、ラベルへ気体を噴射する整流ノズルとを備えるラベル貼付装置のコンピュータに、
前記ラベル供給部によるラベルの搬送開始タイミングに基づいて前記整流ノズルから気体を噴射する噴射制御ステップ、前記ラベル供給部によるラベルの搬送終了タイミングに基づいて前記整流ノズルからの気体噴射を停止する噴射停止制御ステップ、を実行させることを特徴とする。
ここで、ラベルの搬送開始タイミングに基づいて整流ノズルから気体を噴射するとは、搬送開始タイミングと気体の噴射開始が同時であることに限定されるものではなく、飽くまで、基づくタイミングであり、例えば、搬送開始がされてから一定時間後(具体的には、コンマ何秒後)に噴射が開始されることを含むことを意味する。同様に、ラベルの搬送終了タイミングに基づいて整流ノズルからの気体噴射を停止するについても、搬送終了タイミングと気体の噴射停止が同時であることに限定されるものではなく、飽くまで、基づくタイミングであり、例えば、搬送が終了する一定時間前(具体的には、コンマ何秒前)に噴射が停止されることを含むことを意味する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明の実施形態に係るラベル貼付装置によりラベルを貼付した物品(商品)の例を示す図である。(a)は上面貼り(上面)の一例を示す図、(b)は上面L字貼り(上面、側面)の一例を示す図、(c)は縦コの字貼り(U字貼り、上面及び両側面)の一例を示す図、(d)は横コの字貼り(U字貼り、上面、片側面、底面)の一例を示す図、(e)は全周貼り(隙間あり)の一例を示す図、(f)は全周貼りの一例を示す図である。
本発明の実施形態に係るラベル貼付装置の一例を示す全体斜視図である。
ラベル貼付装置の物品の搬送方向上流側から見た図である。
はラベル搬送装置の搬送方向に直交する方向から見た図である。
ラベル貼付装置の電気的な機能ブロックの一例を示す図である。
ラベル貼付装置の一例を説明するための図である。(a)はラベル貼付装置のラベル発行部、ラベル供給部、上側押し付け部材及びエアジェット部の一例を示す概念図である。(b)はラベル貼付装置のラベル発行部、ラベル供給部などの一例を示す上方からの斜視図である。
ラベル貼付装置のラベル発行部、ラベル供給部、上側押し付け部材及びエアジェット部の一例を示す下方から見た斜視図である。
ラベルがラベル供給部から送りだされる様子を示す図であり、(a)は整流ノズルが設けられていない場合の様子を、(b)は整流ノズルが設けられている場合の様子を、示している。
整流ノズルから、剥離方向へ向けてエアーが噴射される態様を示す説明図である。
ラベル貼付装置の一例を説明するための一部を拡大した平面図である。
下側押し付け部材の一例を説明するための図である。(a)は比較的低い被包装物(商品)の下流側側面又は底面にラベルを貼付する下側押し付け部材の一例を示す図である。(b)は比較的高い被包装物(商品)の下流側側面又は底面にラベルを貼付する下側押し付け部材の一例を示す図である。
ラベルがラベル供給部で保持された状態の一例を示す図である。
上側押し付け部材及びエアジェット部によりラベルが物品の上面及び下流側側面に貼付された状態の一例を示す図である。
上側押し付け部材によりラベルが物品の上面に押圧され、かつ、下側押し付け部材によりラベルが物品の下面に押圧された状態の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明の実施形態に係るラベル貼付装置は、物品の搬送方向に沿って当該物品にラベルを貼付するラベル貼付装置であって、物品を搬送する物品搬送部と、前記物品搬送部の上流に位置するラベル発行部と、前記ラベル発行部で発行されたラベルを搬送方向に沿った移動姿勢が保たれたままで保持すると共に前記物品搬送部に向けて搬送するラベル供給部と、前記ラベル発行部と前記物品搬送部との間に配置され、ラベルへ気体を噴射する整流ノズルと、を備え、前記整流ノズルは、前記ラベル供給部に保持されているラベルの一部分が前記ラベル供給部の下端よりも下方に移動される際であっても、ラベルが前記ラベル供給部の搬送方向に対し、一定程度沿った移動姿勢が保たれるように気体を噴射する。
【0008】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。本発明の実施形態は図示の内容を含むが、これのみに限定されるものではない。なお、以後の各図の説明で、既に説明した部位と共通する部分は同一符号を付して重複説明を一部省略する。
【0009】
(ラベル貼付態様のバリエーション)
図1(a)は商品などの物品wの上面に、商品情報などを印字したラベルLが貼付された、いわゆる物品の上面貼りの一例を示す図である。図1(b)は上面L字貼り(上面及び側面貼りともいう)の一例を示す図である。
図1(c)は縦コの字貼り(U字貼り、あるいは上面及び両側面貼りともいう)の一例を示す図である。図1(d)は横コの字貼り(U字貼り、あるいは上面、片側面及び底面貼りともいう)の一例を示す図である。
図1(e)は全周貼り(隙間あり)の一例を示す図である。図1(f)は全周貼りの一例を示す図である。
本発明の実施形態に係るラベル貼付装置は、例えば、図1(a)~図1(f)のうち、図1(a)(b)(d)に示される一部の貼付形態で、商品などの物品wにラベルLを貼付することができる。なお、マニピュレーターを追加した装置組みでの構成とすれば、図1(a)~図1(f)の全ての貼付態様に対応させることもできる。
なお、図1(a)~図1(f)に示した矢印は、ラベル貼付装置におけるラベル貼付時の物品wの搬送方向を示している。
【0010】
(ラベル貼付装置の全体構成)
図2~4に示すように、本発明の実施形態に係るラベル貼付装置100は、コ字状の架台101を有する。コ字状の架台101の前方側の1つの頂点には、脚部102が設けられている。また、架台101の後方側の一片の略中央部に支柱部103が設けられている。また、架台101の4つの頂点には不陸調整用のネジ105が設けられている。
物品を搬送する搬送部104は、脚部102及び支柱部103の上方に設けられ、脚部102及び支柱部103により支持された構造となっている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社寺岡精工
プログラム
3日前
株式会社寺岡精工
システム、およびプログラム
3日前
株式会社寺岡精工
ラベル発行装置及びコンピュータプログラム
4日前
株式会社寺岡精工
販売データ処理装置、プログラム、およびシステム
4日前
株式会社寺岡精工
商品販売データ処理装置
11日前
株式会社寺岡精工
精算装置、およびプログラム
4日前
株式会社寺岡精工
計量制御装置、計量装置、計量システム、及び制御プログラム
4日前
個人
4か月前
個人
包装体
4か月前
個人
ゴミ箱
3か月前
個人
収納用具
8か月前
個人
容器
24日前
個人
物品収納具
7か月前
個人
折り畳み水槽
4か月前
個人
パウチ補助具
3か月前
個人
閉塞装置
1か月前
個人
掃除楽々ゴミ箱
9か月前
個人
ダンボール宝箱
4か月前
個人
圧縮収納袋
4か月前
個人
ゴミ処理機
18日前
株式会社和気
包装用箱
11日前
三甲株式会社
容器
6か月前
株式会社イシダ
包装装置
4か月前
個人
粘着テープ剥がし具
5か月前
株式会社新弘
容器
3か月前
株式会社イシダ
箱詰装置
6か月前
個人
粘着テープ切断装置
6か月前
個人
包装箱
1か月前
三甲株式会社
蓋体
26日前
株式会社新弘
容器
3か月前
個人
粘着テープ剥がし具
9か月前
三甲株式会社
容器
7か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
3か月前
個人
塗料容器用蓋
4か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
8か月前
個人
水切りネットの保持具
11日前
続きを見る