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公開番号2025009890
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024090998
出願日2024-06-04
発明の名称シート処理装置及び画像形成システム
出願人キヤノンファインテックニスカ株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類B65H 31/32 20060101AFI20250109BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】後端落とし部材として、処理前ローラよりもシート搬送方向下流側に回動中心を持ち、シート搬送方向上流側に向かって延設された構成を用いても、シートを処理トレイに落とすことができ且つ処理トレイ上でスイッチバックしたシートを針なし綴じユニットの針なし綴じ入口に受け渡し可能とする。
【解決手段】後端落とし部材250Bは、上方位置から下方位置に向けて移動することで処理前ローラによって搬送されたシートを処理トレイ220に向けて落とす。案内部2510は、後端落とし部材250Bが上方位置よりも下方の案内位置にある状態で、第2搬送方向に関して処理前ローラのニップ点よりも第2搬送方向下流側で且つ鉛直方向に関してニップ点よりも下方に配置され、第2搬送部によって搬送が開始された後のシートが当接した場合に、該シートを針なし綴じ入口503に受け渡す。
【選択図】図22
特許請求の範囲【請求項1】
シートを第1搬送方向に搬送する一対の搬送ローラを有する第1搬送部と、
前記第1搬送部によって搬送されたシートを載置する載置部と、
前記一対の搬送ローラよりも前記第1搬送方向の下流側に設けられた回動中心を有し、前記回動中心から前記第1搬送方向の上流側に延設され、前記第1搬送部によりシートが搬送される際に、該シートが前記載置部に落下することを許容する上方位置と、前記上方位置よりも鉛直方向に関して下方に位置する下方位置とに前記回動中心を中心として回動可能で、前記上方位置から前記下方位置に向けて移動することで前記第1搬送部によって搬送されたシートを前記載置部に向けて落とすシート落とし部と、
前記載置部に載置されたシートの前記第1搬送方向の上流端が突き当てられる突き当て部と、
前記第1搬送部によって搬送されたシートが前記突き当て部に向かう第2搬送方向に搬送する第2搬送部と、
前記突き当て部に突き当てられた複数枚のシートからなるシート束に対して針を用いて綴じ処理を行うステープラと、
前記第2搬送部によって搬送されたシートを受け入れるシート受入部を有し、前記載置部に載置され且つ前記シート受入部に受け入れられたシート束に対して針を用いないで綴じ処理を行う針なし綴じユニットと、
前記シート落とし部に設けられ、前記シート落とし部が前記上方位置よりも下方の案内位置にある状態で前記第2搬送方向に関して前記一対の搬送ローラのニップ点よりも前記第2搬送方向下流側で且つ鉛直方向に関して前記ニップ点よりも下方に配置され、前記シート落とし部が前記案内位置にある状態で、前記第2搬送部によって搬送が開始された後のシートが当接した場合に、該シートを前記シート受入部に受け渡す案内部と、
を備えたシート処理装置。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記突き当て部に突き当てられたシートを前記第1搬送方向と交差するシートの幅方向に移動させる移動部材を有し、
前記シート受入部は、前記幅方向に関して前記載置部に落とされたシートよりも片側に位置し、
前記案内部は、前記第2搬送部によって搬送されたシートを前記移動部材によって前記幅方向に移動する際に該シートを前記シート受入部に受け渡す請求項1に記載のシート処理装置。
【請求項3】
前記突き当て部は、前記幅方向に関して複数個所に配置されており、
前記案内部は、前記シート落とし部が前記案内位置にある状態で、前記幅方向に関して最も前記片側に位置する前記突き当て部と前記シート受入部との間に配置されている請求項2に記載のシート処理装置。
【請求項4】
前記案内部は、前記第2搬送部によって搬送中のシートを前記シート受入部に受け渡す請求項1に記載のシート処理装置。
【請求項5】
前記案内位置は、前記下方位置である請求項1に記載のシート処理装置。
【請求項6】
シートに画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置と、
前記画像形成部により画像が形成されたシートに対して綴じ処理を施す請求項1乃至5の何れか1項に記載のシート処理装置と、を備えた画像形成システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに対して綴じ処理を施すシート処理装置、及び、シート処理装置を備えた画像形成システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、シート処理装置として、ステープラと針なし綴じユニットを有する構成が知られている。ステープル処理又は針なし綴じ処理を行う場合、搬送ローラによって搬送されたシートを処理トレイに落下させ、処理トレイ上のシートをスイッチバック搬送することでシートをステープラ又は針なし綴じユニットの綴じ位置に位置決めする。そして、用途に合わせて、ステープル処理又は針なし綴じ処理を行う。
【0003】
また、このようなシート処理装置として、針なし綴じ処理を行う場合に処理トレイ上でスイッチバックしたシートを針なし綴じ位置に受け入れるシート受入部に対して、シートを案内する案内部が設けられた構成が提案されている(特許文献1)。特許文献1では、この案内部が、搬送ローラの下方からシート受入部に向かって延設されている。
【0004】
さらに、特許文献1では、搬送ローラからシートを処理トレイに搬送する際に、シートを処理トレイに向けて落とすためのシート落とし部が設けられている。そして、処理トレイ上でスイッチバック搬送したシートがカールしていた場合に、シートがシート落とし部によって案内部に受け渡されるようになっている。
【0005】
一方、シート落とし部として、シートを処理トレイに向けて搬送する搬送ローラよりもシート搬送方向下流側に回動中心を持ち、この回動中心からシート搬送方向上流側に向かって延設された構成が開示されている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2015-124084号公報
特開2023-20999号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載のような案内部を有する構成において、特許文献2に記載のように、搬送ローラよりもシート搬送方向下流側に回動中心を持ち、この回動中心からシート搬送方向上流側に向かって延設されたシート落とし部を採用した場合、搬送ローラから搬送されたシートをシート落とし部により処理トレイに落とす際にシート落とし部の先端(シート搬送方向上流端)が案内部と干渉する虞がある。
【0008】
本発明は、シート落とし部として、搬送ローラよりもシート搬送方向下流側に回動中心を持ち、シート搬送方向上流側に向かって延設された構成を用いても、シートを処理トレイに落とすことができ且つ処理トレイ上でスイッチバックしたシートを針なし綴じユニットのシート受入部に受け渡し可能なシート処理装置および画像形成システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のシート処理装置は、シートを第1搬送方向に搬送する一対の搬送ローラを有する第1搬送部と、前記第1搬送部によって搬送されたシートを載置する載置部と、前記一対の搬送ローラよりも前記第1搬送方向の下流側に設けられた回動中心を有し、前記回動中心から前記第1搬送方向の上流側に延設され、前記第1搬送部によりシートが搬送される際に、該シートが前記載置部に落下することを許容する上方位置と、前記上方位置よりも鉛直方向に関して下方に位置する下方位置とに前記回動中心を中心として回動可能で、前記上方位置から前記下方位置に向けて移動することで前記第1搬送部によって搬送されたシートを前記載置部に向けて落とすシート落とし部と、前記載置部に載置されたシートの前記第1搬送方向の上流端が突き当てられる突き当て部と、前記第1搬送部によって搬送されたシートが前記突き当て部に向かう第2搬送方向に搬送する第2搬送部と、前記突き当て部に突き当てられた複数枚のシートからなるシート束に対して針を用いて綴じ処理を行うステープラと、前記第2搬送部によって搬送されたシートを受け入れるシート受入部を有し、前記載置部に載置され且つ前記シート受入部に受け入れられたシート束に対して針を用いないで綴じ処理を行う針なし綴じユニットと、前記シート落とし部に設けられ、前記シート落とし部が前記上方位置よりも下方の案内位置にある状態で前記第2搬送方向に関して前記一対の搬送ローラのニップ点よりも前記第2搬送方向下流側で且つ鉛直方向に関して前記ニップ点よりも下方に配置され、前記シート落とし部が前記案内位置にある状態で、前記第2搬送部によって搬送が開始された後のシートが当接した場合に、該シートを前記シート受入部に受け渡す案内部と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、シート落とし部として、搬送ローラよりもシート搬送方向下流側に回動中心を持ち、シート搬送方向上流側に向かって延設された構成を用いても、シートを処理トレイに落とすことができ且つ処理トレイ上でスイッチバックしたシートを針なし綴じユニットのシート受入部に受け渡し可能である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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