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公開番号2025009406
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023112398
出願日2023-07-07
発明の名称認証システム、認証方法および認証装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類G06V 40/16 20220101AFI20250110BHJP(計算;計数)
要約【課題】撮像環境に対応したユーザ認証を実行できる。
【解決手段】認証システムは、可視光が照射された被認証者を撮像する第1撮像装置と、非可視光が照射された被認証者を撮像する第2撮像装置と、第1撮像装置および第2撮像装置との間で互いに通信可能な認証装置と、を備える認証システムであって、認証装置は、第1撮像装置により撮像された被認証者の可視画像、または第2撮像装置により撮像された被認証者の非可視画像のいずれか一方に基づいて、被認証者を認証する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
可視光が照射された被認証者を撮像する第1撮像装置と、
非可視光が照射された前記被認証者を撮像する第2撮像装置と、
前記第1撮像装置および前記第2撮像装置との間で互いに通信可能な認証装置と、を備える認証システムであって、
前記認証装置は、
前記第1撮像装置により撮像された前記被認証者の可視画像、または前記第2撮像装置により撮像された前記被認証者の非可視画像のいずれか一方に基づいて、前記被認証者を認証する、
認証システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記認証装置は、
前記可視画像を用いた前記被認証者の認証結果に基づいて、前記非可視画像を用いた前記被認証者の認証を実行する、
請求項1に記載の認証システム。
【請求項3】
前記認証装置は、
前記可視画像に基づいて、前記被認証者を認証しないと判定した場合、前記非可視画像に基づいて、前記被認証者を認証する、
請求項2に記載の認証システム。
【請求項4】
前記認証装置は、
前記可視画像から前記被認証者の認証に用いられる生体部位を検出し、
前記生体部位の検出結果に基づいて、前記可視画像または前記非可視画像のいずれか一方を用いた前記被認証者の認証を実行する、
請求項1に記載の認証システム。
【請求項5】
前記認証装置は、
前記可視画像から前記生体部位が検出されないと判定した場合、前記非可視画像に基づいて、前記被認証者を認証する、
請求項4に記載の認証システム。
【請求項6】
前記認証装置は、
前記可視画像から前記被認証者の認証に用いられる生体部位を検出して、前記生体部位の輝度値を算出し、
前記輝度値に基づいて、前記可視画像または前記非可視画像のいずれか一方を用いた前記被認証者の認証を実行する、
請求項1に記載の認証システム。
【請求項7】
前記認証装置は、
前記輝度値が第1の所定範囲内であると判定した場合、前記可視画像に基づいて、前記被認証者を認証し、
前記輝度値が前記第1の所定範囲内でないと判定した場合、前記非可視画像に基づいて、前記被認証者を認証する、
請求項6に記載の認証システム。
【請求項8】
前記被認証者が撮像される撮像環境を計測可能なセンサ、をさらに備え、
前記認証装置は、
前記センサにより計測された前記撮像環境に基づいて、前記可視画像または前記非可視画像のいずれか一方を用いた前記被認証者の認証を実行する、
請求項1に記載の認証システム。
【請求項9】
前記撮像環境は、照度または光度であって、
前記認証装置は、
前記照度または前記光度が第2の所定範囲内であると判定した場合、前記可視画像に基づいて、前記被認証者を認証し、
前記照度または前記光度が前記第2の所定範囲内でないと判定した場合、前記非可視画像に基づいて、前記被認証者を認証する、
請求項8に記載の認証システム。
【請求項10】
前記認証装置は、
前記照度または前記光度が前記第2の所定範囲内であると判定した場合、前記第1撮像装置に前記被認証者を撮像させて、
前記照度または前記光度が前記第2の所定範囲内でないと判定した場合、前記第2撮像装置に前記被認証者を撮像させる、
請求項9に記載の認証システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、認証システム、認証方法および認証装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、物体の顔認証のためのデバイスが開示されている。デバイスは、追加的な赤外線条件を伴う周囲光条件の下で、物体の少なくとも1つの写真を撮像するように、925nm~955nmの間のピーク波長を備える赤外スペクトルに敏感な光学画像センサ素子と、追加的な赤外光を提供する赤外光源と、写真から取得される顔認証のための画像または画像コードを提供する処理ユニットとを含む。デバイスは、撮像された赤外光写真から太陽光写真を減算し、顔認証のための画像または画像コードを取得する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2021-501401号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、屋内外の様々な場所で、人物の顔が撮像された写真(顔画像)を用いた顔認証の利用が増加している。しかしながら、デバイスは、人物の顔に太陽光あるいは照明光が照射される環境、人物の顔が逆光、夜間あるいは雨天等の低照度となる環境等で写真を撮像する場合、写真に写る人物の顔が白飛び状態、逆光状態等となり、顔認証に使用される人物の顔の特徴を撮像できない可能性があった。
【0005】
本開示は、上述した従来の事情に鑑みて案出され、撮像環境に対応したユーザ認証を実行する認証システム、認証方法および認証装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、可視光が照射された被認証者を撮像する第1撮像装置と、非可視光が照射された前記被認証者を撮像する第2撮像装置と、前記第1撮像装置および前記第2撮像装置との間で互いに通信可能な認証装置と、を備える認証システムであって、前記認証装置は、前記第1撮像装置により撮像された前記被認証者の可視画像、または前記第2撮像装置により撮像された前記被認証者の非可視画像のいずれか一方に基づいて、前記被認証者を認証する、認証システムを提供する。
【0007】
また、本開示は、可視光が照射された被認証者を撮像する第1撮像装置と、非可視光が照射された前記被認証者を撮像する第2撮像装置と、前記第1撮像装置および前記第2撮像装置との間で互いに通信可能な認証装置と、を備える認証システムが行う認証方法であって、前記第1撮像装置により撮像された前記被認証者の可視画像、または前記第2撮像装置により撮像された前記被認証者の非可視画像のいずれか一方に基づいて、前記被認証者を認証する、認証方法を提供する。
【0008】
また、本開示は、可視光が照射された被認証者の可視画像、または非可視光が照射された前記被認証者の非可視画像を取得する取得部と、取得された前記可視画像または前記非可視画像のうちいずれか一方と、事前に登録された少なくとも1人の被認証者の登録可視画像とに基づいて、前記被認証者を認証する認証部と、を備える、認証装置を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、撮像環境に対応したユーザ認証を実行できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1および実施の形態2に係る顔認証システムのユースケースを説明する図
実施の形態1および実施の形態2に係る顔認証システムの内部構成例を説明するブロック図
実施の形態1に係る顔認証システムの動作手順例を示すシーケンス図
実施の形態1に係る顔認証システムの動作手順例を示すシーケンス図
実施の形態2に係る顔認証システムの動作手順例を示すシーケンス図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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