TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025009396
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023112381
出願日2023-07-07
発明の名称ケーブルおよびケーブル固定構造
出願人株式会社ハイレックスコーポレーション
代理人弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類B60R 7/04 20060101AFI20250110BHJP(車両一般)
要約【課題】本発明は、簡単な構成でコンソールボックスの構成要素の移動を抑制することができ、コンソールボックスの構成要素が存在する狭いスペースに設けることが可能な、ケーブルの提供を目的とする。
【解決手段】車両のコンソールボックスCの構成要素の移動を規制するためのケーブル1であって、ケーブル1が、可撓性を有するケーブル本体2と、ケーブル本体2の一端に接続され、コンソールボックスCの構成要素のうち、移動規制対象となる第1の構成要素に取り付けられる第1端部3と、ケーブル本体2の他端に接続され、コンソールボックスCが取り付けられる車体Vの取付部M、および/または、コンソールボックスCの構成要素のうち、第1の構成要素とは異なる第2の構成要素に取り付けられる第2端部4とを備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両のコンソールボックスの構成要素の移動を規制するためのケーブルであって、前記ケーブルが、
可撓性を有するケーブル本体と、
前記ケーブル本体の一端に接続され、前記コンソールボックスの構成要素のうち、移動規制対象となる第1の構成要素に取り付けられる第1端部と、
前記ケーブル本体の他端に接続され、前記コンソールボックスが取り付けられる車体の取付部、および/または、前記コンソールボックスの構成要素のうち、前記第1の構成要素とは異なる第2の構成要素に取り付けられる第2端部と
を備えた、ケーブル。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記ケーブル本体は、複撚りのケーブルによって構成されている、請求項1に記載のケーブル。
【請求項3】
前記第1端部および/または前記第2端部が、締結部材によって前記取付部または前記コンソールボックスの構成要素に固定可能な、締結孔を有する固定部を有し、前記固定部は、前記取付部または前記コンソールボックスの構成要素に、前記締結部材の回転方向で係合可能な係合部を有している、請求項1に記載のケーブル。
【請求項4】
前記第1端部および/または前記第2端部は、前記ケーブル本体が内側に収容されて接続される筒状の接続部を有し、前記接続部は、前記ケーブル本体の外周面と対向する内面に、前記ケーブル本体が前記接続部に加締められた状態で、変形した前記ケーブル本体の一部が入り込むように、前記接続部の周方向に形成された溝部を有している、請求項1に記載のケーブル。
【請求項5】
車両のコンソールボックスの構成要素の移動を規制するためのケーブル固定構造であって、前記ケーブル固定構造は、請求項1~4のいずれか1項に記載されたケーブルを備え、
前記ケーブルの前記第1端部は、前記コンソールボックスの構成要素のうち、移動規制対象となる第1の構成要素に取り付けられ、
前記ケーブルの前記第2端部は、前記コンソールボックスが取り付けられる車体の取付部、および/または、前記コンソールボックスの構成要素のうち、前記第1の構成要素とは異なる第2の構成要素に取り付けられている、ケーブル固定構造。
【請求項6】
前記ケーブル固定構造が少なくとも2つのケーブルを備え、
前記ケーブルのうちの1つである第1ケーブルの前記第1端部は、前記第1の構成要素のうち、前記車両の幅方向で一方側において取り付けられ、
前記第1ケーブルの前記第2端部は、前記取付部、および/または、前記第2の構成要素のうち、前記車両の幅方向で一方側において取り付けられ、
前記ケーブルのうちの別の1つである第2ケーブルの前記第1端部は、前記第1の構成要素のうち、前記車両の幅方向で他方側において取り付けられ、
前記第2ケーブルの前記第2端部は、前記取付部、および/または、前記第2の構成要素のうち、前記車両の幅方向で他方側において取り付けられている、
請求項5に記載のケーブル固定構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ケーブルおよびケーブル固定構造に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
自動車などの車両には、例えば、車両の幅方向でシートとシートとの間にコンソールボックスが設けられているものがある(例えば、特許文献1参照)。コンソールボックスは、車体のフロア等に取り付けられる筐体部分と、物を収容する収容部分とを備えている。コンソールボックスは、筐体部分が車体にボルト等の固定部材によって固定されることで、車両に対して取り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-109698号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方、車両走行中に急なブレーキ操作が行われた場合など、車両に積載された荷物等の積載物が移動した場合、当該積載物がコンソールボックスに衝突してコンソールボックスに荷重がかかってしまう。このときの荷重が大きい場合に、コンソールボックスと車両との固定箇所(例えば、筐体部分のうち、ボルト等の固定部材の周辺部分)が破損するのを防止するために、筐体部分の強度を高めるような改良をすることでコンソールボックスの破損を抑制することが考えられる。しかし、この場合、筐体部分等、コンソールボックスの構成要素が大型化してしまうし、既存の車両で使用されている筐体部分等、コンソールボックスの構成要素を変更する必要がある。
【0005】
そこで、本発明は、簡単な構成でコンソールボックスの構成要素の移動を抑制することができ、コンソールボックスの構成要素が存在する狭いスペースに設けることが可能な、ケーブルおよびケーブル固定構造の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のケーブルは、車両のコンソールボックスの構成要素の移動を規制するためのケーブルであって、前記ケーブルが、可撓性を有するケーブル本体と、前記ケーブル本体の一端に接続され、前記コンソールボックスの構成要素のうち、移動規制対象となる第1の構成要素に取り付けられる第1端部と、前記ケーブル本体の他端に接続され、前記コンソールボックスが取り付けられる車体の取付部、および/または、前記コンソールボックスの構成要素のうち、前記第1の構成要素とは異なる第2の構成要素に取り付けられる第2端部とを備えている。
【0007】
また、本発明のケーブル固定構造は、車両のコンソールボックスの構成要素の移動を規制するためのケーブル固定構造であって、前記ケーブル固定構造は、上記ケーブルを備え、前記ケーブルの前記第1端部は、前記コンソールボックスの構成要素のうち、移動規制対象となる第1の構成要素に取り付けられ、前記ケーブルの前記第2端部は、前記コンソールボックスが取り付けられる車体の取付部、および/または、前記コンソールボックスの構成要素のうち、前記第1の構成要素とは異なる第2の構成要素に取り付けられている。
【発明の効果】
【0008】
本発明のケーブルおよびケーブル固定構造によれば、簡単な構成でコンソールボックスの構成要素の移動を抑制することができ、コンソールボックスの構成要素が存在する狭いスペースに設けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
コンソールボックスが設けられた車両の概略図である。
本発明の一実施形態のケーブルが設けられたコンソールボックスを示す斜視図である。
図2のコンソールボックスの正面図である。
筐体用ケーブルの全体図である。
筐体用ケーブルの第2端部の側面図である。
筐体用ケーブルの第2端部の平面図である。
蓋用ケーブルの全体図である。
ケーブルの構造の一例である7×7の複撚り構造を示す図である。
ケーブルの構造の一例である7×19の複撚り構造を示す図である。
筐体用ケーブルの第2端部が固定される、筐体部分と取付部との間の固定箇所の拡大図である。
筐体用ケーブルによってコンソールボックスの筐体部分の移動が規制される状態を示す模式図である。
蓋用ケーブルによってコンソールボックスの蓋の移動が規制される状態を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態のケーブルおよびケーブル固定構造を説明する。なお、以下に示す実施形態はあくまで一例であり、本発明のケーブルおよびケーブル固定構造は、以下の実施形態に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
車両
2か月前
個人
授乳用車両
6日前
個人
眼科手術車
14日前
個人
自動車運転補助装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
28日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
6日前
個人
キャンピングトレーラー
1か月前
個人
台車用車輪止め具
15日前
日本精機株式会社
車外表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
2か月前
個人
謝意シグナル装着車
1か月前
エムケー精工株式会社
洗車装置
3か月前
個人
自動車外部装着用しめ飾り
2か月前
株式会社青木製作所
タンクローリ
15日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
車両
15日前
株式会社SUBARU
車両
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
29日前
東レ株式会社
車両用部材の補強方法
1か月前
日本化薬株式会社
ガス発生器
3か月前
株式会社コーワ
フィルター清掃装置
3か月前
ダイハツ工業株式会社
バッグ
2か月前
株式会社小糸製作所
投影装置
3日前
YKS特許評価株式会社
自動車
1か月前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
3か月前
トヨタ自動車株式会社
搬送装置
1か月前
続きを見る