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公開番号2025009238
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023112101
出願日2023-07-07
発明の名称止水材の支持装置、止水装置、支持装置の設置方法、及び支持装置の撤去方法
出願人ジャパンパイル株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類E02B 3/10 20060101AFI20250110BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】止水材が受ける水圧に耐えることができる止水材の支持装置、止水装置、支持装置の埋設方法、及び支持装置の撤去方法を提供すること。
【解決手段】支持装置100は、浸水を防ぐための止水材を支持する。支持装置100は、円筒体10と、回転翼20、30と、支柱40と、固定ピン50を有する。円筒体10は、上端に開口部12を有する。回転翼20、30は、円筒体10に固設される。回転翼20、30は、円筒体10の回転により円筒体10を地中に埋め込む方向の推進力を生じる。支柱40は、開口部12を介して円筒体10の内部に収納可能であり且つ開口部12を介して円筒体10から上方に引き出し可能である。固定ピン50は、支柱40を円筒体10から引き出した状態で円筒体10に固定する。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
止水材を支持する支持体と、
前記支持体に固設され、前記支持体の回転により当該支持体を地中に設置する方向の推進力を生じる回転翼と、
を有する支持装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記回転翼は、前記支持体の軸方向と交差する方向に当該支持体の外周面より突出した部分を有する、
請求項1に記載の支持装置。
【請求項3】
前記回転翼は、前記軸方向と直交する面に対して傾斜した板状であり、前記支持体の下端に設けられている、
請求項2に記載の支持装置。
【請求項4】
止水材を支持する支柱と、
前記支柱を内部に収納可能であり且つ前記支柱を上方に引き出し可能な筒状体と、
前記筒状体に固設され、前記筒状体の回転により当該筒状体を地中に設置する方向の推進力を生じる回転翼と、
を有する支持装置。
【請求項5】
前記支柱を前記筒状体から引き出した状態で前記筒状体に固定する固定手段を有する、
請求項4に記載の支持装置。
【請求項6】
前記支柱を収納した状態で前記筒状体の上端にある開口部を液密に閉塞可能で且つ前記開口部を開放可能な蓋体を有する、
請求項4に記載の支持装置。
【請求項7】
請求項1に記載の支持装置と、
前記支持体により支持する前記止水材と、
を有する止水装置。
【請求項8】
前記支持体は、筒状であり、
前記止水材は、前記支持体の内部に収納可能な止水シートである、
請求項7に記載の止水装置。
【請求項9】
請求項4に記載の支持装置と、
前記支柱により支持する止水材と、
を有する止水装置。
【請求項10】
前記支柱は、筒状であり、
前記止水材は、前記支柱の内部に収納可能な止水シートである、
請求項9に記載の止水装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば、浸水を防ぐための止水材の支持装置、止水装置、支持装置の設置方法、及び支持装置の撤去方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、建物に対する浸水対策として、例えば、土嚢や止水板などの止水材により出入口を塞ぐ方法が知られている。建物の出入口を止水材により塞ぐ場合、出入口の開口面積が限られており、水圧に耐えて止水材を支えるための反力を建物から得ることができる。このため、出入口を止水材により塞ぐことができる。
【0003】
駐車場周りのような開放的な場所に止水材を設置する場合、先行技術文献のように、地面に設置した支柱に止水材を固定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3237152号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、先行技術文献のような支柱では、水圧に耐える十分な反力を得ることができず、水位が上がって水圧が高くなると、止水材が水圧を受けきれなくなり、浸水してしまう可能性が考えられる。
【0006】
この発明は、止水材が受ける水圧に耐えることができる支持装置、止水装置、支持装置の設置方法、及び支持装置の撤去方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一態様によると、支持装置は、支持体と、回転翼を有する。支持体は、止水材を支持する。回転翼は、支持体に固設される。回転翼は、支持体の回転により支持体を地中に設置する方向の推進力を生じる。この態様の支持装置によれば、支持体の回転により支持体を地中に設置する方向の推進力を生じる回転翼が、支持体を地中に設置した状態で周りの土から圧力を受けるため、支持体を地中に固定することができ、止水材が受ける水圧に耐えることができ、支持体が倒れたり引き抜かれたりする心配がない。
【0008】
また、この態様の支持装置によれば、回転翼は、支持体の軸方向と交差する方向に支持体の外周面より突出した部分を有する。このため、支持装置を地中に設置した状態で、回転翼が支持体の引き抜きを防止するよう機能し、支持体によって支持されている止水材に与えられる水圧によって支持体が倒れたり引き抜かれたりする不具合を防止することができ、支持装置を地中に固定することができる。
【0009】
また、この態様の支持装置によれば、回転翼は、軸方向と直交する面に対して傾斜した板状であり、支持体の下端に設けられている。回転翼を支持装置の下端に配置することにより、土から回転翼に作用する圧力を最大にすることができ、止水材に与えられる水圧によって支持体が倒れたり引き抜かれたりする不具合を防止することができ、支持装置を地中に固定することができる。
【0010】
また、この態様の支持装置は、支柱と、筒状体と、回転翼を有する。支柱は、止水材を支持する。筒状体は、支柱を内部に収納可能であり且つ支柱を上方に引き出し可能である。回転翼は、筒状体に固設される。回転翼は、筒状体の回転により筒状体を地中に設置する方向の推進力を生じる。この態様の支持装置によれば、筒状体の回転により筒状体を地中に設置する方向の推進力を生じる回転翼が、筒状体を地中に設置した状態で周りの土から圧力を受けるため、筒状体を地中に固定することができ、筒状体から上方に引き出した支柱が水圧によって倒れたり引き抜かれたりする心配がない。なお、支持装置は、支柱を筒状体から引き出した状態で筒状体に固定する固定手段を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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