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公開番号
2025009009
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111701
出願日
2023-07-06
発明の名称
包装箱用のシート材、包装箱
出願人
レンゴー株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
5/42 20060101AFI20250109BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】内フラップの落ち込みを抑えると共に十分な強度を確保する。
【解決手段】包装箱用のシート材(5)は、直交する第1の折線(L1-L4)及び第2の折線(L5-L12)が形成されている。シート材には、第1の折線を介して並んだ第1の側壁(11a、11b)及び第2の側壁(12a、12b)と、第2の折線を介して第1の側壁に連なる外フラップ(15a、15b)と、第2の折線を介して第2の側壁に連なる内フラップ(16a、16b)と、が設けられている。外フラップの基端部の側縁側には、第2の折線よりも優先して折れ曲がる曲げ誘導部(L13、L14)が形成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
直交する第1の折線(L1-L4)及び第2の折線(L5-L12)が形成された包装箱(1)用のシート材(5)であって、
第1の折線を介して並んだ第1の側壁(11a、11b)及び第2の側壁(12a、12b)と、
第2の折線を介して前記第1の側壁に連なる外フラップ(15a、15b)と、
第2の折線を介して前記第2の側壁に連なる内フラップ(16a、16b)と、を備え、
前記外フラップの基端部の側縁側には、第2の折線よりも優先して折れ曲がる曲げ誘導部(L13、L14)が形成されていることを特徴とする包装箱用のシート材。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記曲げ誘導部は、第2の折線よりも前記外フラップの先端側に形成された段違い罫線(L13、L14)であることを特徴とする請求項1に記載の包装箱用のシート材。
【請求項3】
前記外フラップの最も側縁側に位置する前記段違い罫線の一端よりも、前記外フラップの最も中央側に位置する前記段違い罫線の他端が第2の折線に近づけられていることを特徴とする請求項2に記載の包装箱用のシート材。
【請求項4】
前記段違い罫線が第2の折線に交差するように傾斜していることを特徴とする請求項2に記載の包装箱用のシート材。
【請求項5】
包装箱が組み立てられたときに、前記第1の側壁の中央側と前記第2の側壁に高低差が生じないように、前記外フラップの基端部の中央側に前記曲げ誘導部が無い範囲(R1)が確保されていることを特徴とする請求項1に記載の包装箱用のシート材。
【請求項6】
包装箱が組み立てられたときに、前記外フラップと前記内フラップの隙間が抑えられるように、第2の折線から前記外フラップの先端側に離間した所定範囲(R3)に前記曲げ誘導部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装箱用のシート材。
【請求項7】
第2の折線がコルゲータによって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装箱用のシート材。
【請求項8】
前記曲げ誘導部がフレキソフォルダーグルアーによって形成されていることを特徴とする請求項7に記載の包装箱用のシート材。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のシート材から組み立てられる包装箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装箱用のシート材、包装箱に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
包装箱として、一対の内フラップと一対の外フラップに段違い罫線が付けられたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の包装箱を展開したシート材では、第1の側壁と外フラップの折線が第2の側壁と内フラップの折線よりも僅かに上側に設けられており、第1の側壁と外フラップの折線と第2の側壁と内フラップの折線に高低差が付けられている。一対の内フラップが折り曲げられた後に、一対の外フラップが箱中央で突き合わされてテープで封緘される。封緘時に内フラップに上側から外フラップが重ねられても、折線の高低差によって内フラップの落ち込みが防止されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3726483号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の包装箱では、外フラップと内フラップの折線の高さが異なるので、外フラップを介して第1の側壁が荷重を受け、第1の側壁が座屈した後に内フラップを介して第2の側壁が荷重を受ける。このため、圧縮荷重に対して包装箱の強度が十分に得られないおそれがある。
【0005】
そこで、本発明は、内フラップの落ち込みを抑えると共に十分な強度を確保することができる包装箱用のシート材及び包装箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の包装箱用のシート材は、直交する第1の折線及び第2の折線が形成された包装箱用のシート材であって、第1の折線を介して並んだ第1の側壁及び第2の側壁と、第2の折線を介して前記第1の側壁に連なる外フラップと、第2の折線を介して前記第2の側壁に連なる内フラップと、を備え、前記外フラップの基端部の側縁側には、第2の折線よりも優先して折れ曲がる曲げ誘導部が形成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、外フラップの側縁側が第2の折線で折り曲げられずに曲げ誘導部で折り曲げられる。このため、内フラップと外フラップが重なって反発が強まる箇所では、内フラップと外フラップが段違いで折り込まれて内フラップの落ち込みが抑えられる。また、段違いで折り曲げられるのは外フラップの一部であり、外フラップの側縁側以外では外フラップが第2の折線で折り曲げられる。このため、第1の側壁及び第2の側壁の両方で荷重を受け止めることができるため、圧縮荷重に対して包装箱が十分な強度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の包装箱の開封状態を示す斜視図である。
本実施形態の包装箱の封緘状態を示す斜視図である。
比較例のシート材の上面模式図である。
本実施形態のシート材の平面図である。
本実施形態の蓋外フラップの基端部周辺を示す図である。
変形例の段違い罫線の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しつつ、本実施形態について説明する。各図に付される矢印Fr、Rr、L、R、U、Loは、それぞれ包装箱を正面から見たときの前側、後側、左側、右側、上側、下側を示している。また、本実施形態では方向や位置を示す用語を用いるが、それらの用語は説明の便宜のために用いるものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0010】
図1及び図2を参照して、本実施形態の包装箱について説明する。図1は本実施形態の包装箱の開封状態を示す斜視図である。図2は本実施形態の包装箱の封緘状態を示す斜視図である。図3は比較例のシート材の上面模式図である。図4は本実施形態のシート材の平面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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