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公開番号
2025007072
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023108234
出願日
2023-06-30
発明の名称
紙製容器
出願人
レンゴー株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
5/52 20060101AFI20250109BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】販売促進を図るためのポップ表示部を備える紙製容器の開封性を向上する。
【解決手段】紙製容器10は、外周壁12と、外周壁12の底を塞ぐ底壁20と、外周壁12の上端を覆う蓋壁30と、外周壁12の前壁13の上端側に設けられたポップ表示部45とを備える。ポップ表示部45は、前壁13の上端から上下方向に沿って延びる一対のポップ破断線46と、一対のポップ破断線46間に設けられたポップ折曲線47とによって区画されている。一対の側壁15は、ポップ表示部45を含む前壁13の上端よりも高く、ポップ表示部45と蓋壁30の間には前開口部37が設けられている。一対の側壁15には、操作部50と、操作部50の前端から前壁13の上端と蓋壁30の間かつ側壁15の前端にかけて延びる前破断線51と、操作部50の後端から後壁14の上端と蓋壁30の間かつ側壁15の後端にかけて延びる後破断線52とがそれぞれ設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
前壁、前記前壁の幅方向両側に連なる一対の側壁、及び前記一対の側壁に連なる後壁を有する筒状の外周壁と、
前記外周壁の底を塞ぐ底壁と、
前記外周壁の上端を覆う蓋壁と、
前記前壁の上端側に設けられた広告表示用のポップ表示部と
を備える紙製の容器であって、
前記ポップ表示部は、前記前壁の上端から上下方向に沿って延び幅方向に間隔をあけて設けられた一対のポップ破断線と、前記一対のポップ破断線間に幅方向に沿って延びるように設けられたポップ折曲線とによって区画され、
前記一対の側壁は、前記ポップ表示部を含む前記前壁の上端よりも高く、
前記ポップ表示部の上端と前記蓋壁の間には、内部を露出させる前開口部が設けられており、
前記一対の側壁には、
開封操作用の操作部と、
前記操作部の前端から前記前壁の上端と前記蓋壁の間かつ前記側壁の前端にかけて延びる前破断線と、
前記操作部の後端から前記後壁の終端した上端と前記蓋壁の間かつ前記側壁の後端にかけて延びる後破断線と
がそれぞれ設けられている、紙製容器。
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【請求項2】
前記一対の側壁は、前記後壁の上端よりも高く、
前記後壁の上端と前記蓋壁の間には、内部の露出させる後開口部が設けられている、請求項1に記載の紙製容器。
【請求項3】
前記ポップ表示部は、
前記一対のポップ破断線間に位置し、前記ポップ折曲線を介して前記前壁に連なる折返部と、
前記折返部の上端に連なり、前記折返部の内面側に折り返されて貼着された表示本体部と
を有する、請求項1又は2に記載の紙製容器。
【請求項4】
前記ポップ破断線は、前記前壁の幅方向外側に位置する稜部上に設けられ、前記前壁の上端から上向きに延びている、請求項3に記載の紙製容器。
【請求項5】
前記ポップ破断線は、前記前壁の幅方向外側に位置する稜部に対して間隔をあけて位置し、前記前壁の上端から下向きに延びており、
前記表示本体部は、前記折返部の両側よりも幅方向外側へ突出して前記前壁の内側に位置する一対の突出部を含む、請求項3に記載の紙製容器。
【請求項6】
前記蓋壁は、前記一対の側壁のうちの一方の上端に連設され、前後両端が終端されており、
前記蓋壁の先端には、前記一対の側壁のうちの他方の内側に差し込まれ、連結部によって前記他方の側壁に連結された差込片が連設されている、請求項1又は2に記載の紙製容器。
【請求項7】
前記連結部は、
前記他方の側壁及び前記差込片のうちの一方に設けられ、前後方向に延びる係止孔と、
前記他方の側壁及び前記差込片のうちの他方に設けられ、前記係止孔に挿入された係止突起と
を有し、
前記係止突起は、突起本体と、前記突起本体の前後方向の両側に隣接して設けられ、前記係止孔の縁に係止する一対の係止片とを含む、請求項6に記載の紙製容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、紙製容器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示された紙製容器は、前壁、後壁、及び一対の側壁によって構成された四角筒状の外周壁と、外周壁の底を塞ぐ底壁と、外周壁の上端開口を塞ぐ蓋壁と、前壁の上端に連なるように設けられたポップ表示部とを備える。ポップ表示部は、前壁と側壁の間の稜部に沿って前壁の上端から上向きに延びる一対のポップ破断線と、一対のポップ破断線の下端間に設けられたポップ折曲線とによって区画されている。また、紙製容器には、外周壁を底壁側と蓋壁側に分離するために、それぞれの側壁に設けられた一対の側方破断線と、後壁に設けられた後方破断線とが更に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4467147号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の紙製容器を開封する場合、ポップ破断線に沿ってポップ表示部を連なる側壁から破断し、側方破断線に沿って側壁をそれぞれ破断した後、後方破断線に沿って後壁を破断する必要がある。つまり、3段階の操作によって外周壁を破断する必要があるため、特許文献1の紙製容器には開封性について改善の余地がある。
【0005】
本発明は、販売促進を図るためのポップ表示部を備える紙製容器の開封性の向上を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、前壁、前記前壁の幅方向両側に連なる一対の側壁、及び前記一対の側壁に連なる後壁を有する筒状の外周壁と、前記外周壁の底を塞ぐ底壁と、前記外周壁の上端を覆う蓋壁と、前記前壁の上端側に設けられた広告表示用のポップ表示部とを備える紙製の容器であって、前記ポップ表示部は、前記前壁の上端から上下方向に沿って延び幅方向に間隔をあけて設けられた一対のポップ破断線と、前記一対のポップ破断線間に幅方向に沿って延びるように設けられたポップ折曲線とによって区画され、前記一対の側壁は、前記ポップ表示部を含む前記前壁の上端よりも高く、前記ポップ表示部の上端と前記蓋壁の間には、内部を露出させる前開口部が設けられており、前記一対の側壁には、開封操作用の操作部と、前記操作部の前端から前記前壁の上端と前記蓋壁の間かつ前記側壁の前端にかけて延びる前破断線と、前記操作部の後端から前記後壁の終端した上端と前記蓋壁の間かつ前記側壁の後端にかけて延びる後破断線とがそれぞれ設けられている、紙製容器を提供する。
【0007】
側壁には前破断線と後破断線が設けられており、前破断線は操作部の前端から前壁の上端と蓋壁の間かつ側壁の前端にかけて延び、後破断線は操作部の後端から後壁の終端した上端と蓋壁の間かつ側壁の後端にかけて延びている。これにより、操作部に手を差し込んで外側上向きに操作することによって、前破断線と後破断線に沿って一対の側壁をそれぞれ破断し、外周壁を底壁側と蓋壁側に分離できる。このようにワンアクションで開封が可能なため、紙製容器の開封作業性を向上できる。
【0008】
ポップ表示部を、ポップ破断線に沿って連なる部分から破断し、ポップ折曲線に沿って折り曲げる。これにより、前壁からポップ表示部を突出させたポップ表示状態にすることができるため、収容した物品の販売促進効果を得ることができる。しかも、ポップ表示部と蓋壁の間には、内部の物品を露出させる前開口部が設けられている。これにより、開封前の紙製容器を積み重ねた状態でも、前開口部を介して前側から物品を視認できるため、この点でも販売促進効果を得ることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明では、販売促進を図るためのポップ表示部を備える紙製容器の開封性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態に係る紙製容器の使用状態を示す斜視図。
図1の紙製容器の封緘状態を示す正面斜視図。
図1の紙製容器の封緘状態を示す背面斜視図。
図2のIV-IV線断面図。
図2の紙製容器のブランクを示す平面図。
図5のVI-VI線断面図。
図2の紙製容器の開封状態を示す斜視図。
第2実施形態に係る紙製容器の使用状態を示す斜視図。
図8の紙製容器の封緘状態を示す正面斜視図。
図8の紙製容器の封緘状態を示す背面斜視図。
図9の紙製容器のブランクを示す平面図。
紙製容器の変形例を示す正面斜視図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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