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公開番号2025008581
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023110856
出願日2023-07-05
発明の名称ウェザーストリップ
出願人西川ゴム工業株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B60J 10/40 20160101AFI20250109BHJP(車両一般)
要約【課題】分離した2つのシール部について、段差を生じない態様により容易に接続可能なウェザーストリップを実現する。
【解決手段】車体(1)の開口(2)を覆う先閉じドア(5)および後閉じドア(4)により構成される両開き式ドア(3)において、先閉じドア(5)が備えるウェザーストリップ(10)であって、後閉じドア(4)に当接する第1シール部(20)と、第1シール部(20)の少なくとも一方の端部側に位置し、第1シール部(20)と分離した第2シール部(30)と、を有し、第2シール部(30)は、第1シール部側に凸となる係合凸部(32)が形成された第2芯部(31)を内部に有し、第1シール部(20)は、係合凸部(32)を挿入可能な係合凹部(24)を有している。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両の車体に形成される開口を開閉可能に覆う、先閉じドアおよび前記先閉じドアの閉止後に閉止される後閉じドアにより構成される両開き式ドアにおいて、前記先閉じドアが備えるウェザーストリップであって、
前記両開き式ドアが閉止した状態において、前記後閉じドアに当接する第1シール部と、
前記第1シール部の上端部側または下端部側の少なくとも一方に位置し、前記第1シール部と分離して形成される第2シール部と、を有し、
前記第2シール部は、前記第2シール部の他の部分よりも剛性が大きく、一部が前記第1シール部側に凸となる係合凸部が形成された第2芯部を内部に有し、
前記第1シール部は、前記係合凸部を挿入可能な係合凹部を有していることを特徴とする、ウェザーストリップ。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記係合凸部は、少なくとも一部が前記第2シール部から露出していることを特徴とする、請求項1に記載のウェザーストリップ。
【請求項3】
前記係合凸部は、車内側側面または車外側側面の少なくとも何れかに溝部を有していることを特徴とする、請求項1に記載のウェザーストリップ。
【請求項4】
前記第1シール部は、前記第1シール部の他の部分よりも剛性が大きい第1芯部を内部に有していることを特徴とする、請求項1から3の何れか1項に記載のウェザーストリップ。
【請求項5】
前記係合凹部は、内側側壁に、前記係合凸部に向かって延伸するリップ部を有していることを特徴とする、請求項1から3の何れか1項に記載のウェザーストリップ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ウェザーストリップに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
自動車等の車両において、車体の開口に両開き式ドアを設けたものが知られている。両開き式ドアは一般的に、先閉じドアと、先閉じドアの閉止後に閉止される後閉じドアとにより構成される。
【0003】
このような車両において、両開き式ドアを閉止した状態における、先閉じドアと後閉じドアとの間をシールするウェザーストリップが提案されている。例えば特許文献1には、先閉じドアが有する先閉じシールにおいて、型成形されたコーナーシール部と、押出成形された中間シール部とが一体となった自動車用ウェザーストリップが開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、サイドピラーまたはBピラーを伴わないドア間の垂直シール設備であって、ゴム成形体により形成される上端収集器および下端排出器が、ゴム製の長尺本体を備える押し出しプロファイルにより相互接続される構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-000564号公報
特表2017-505252号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載のように、コーナーシール部および中間シール部を一体とする場合と比較して、特許文献2に記載のように、上端収集器および下端排出器と押し出しプロファイルとをそれぞれ成形して相互接続すれば、製造コストを低減できる。
【0007】
一方で、特許文献2に記載の構成によれば、上端収集器および下端排出器と押し出しプロファイルとの間に、外観に影響する段差が生じてしまう。また、上端収集器および下端排出器と押し出しプロファイルとを、ドアに組み付けながら接続させる作業は困難であり、製造性にも課題がある。
【0008】
本発明の一態様は、分離した2つのシール部について、段差を生じない態様により容易に接続可能なウェザーストリップを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るウェザーストリップは、車両の車体に形成される開口を開閉可能に覆う、先閉じドアおよび前記先閉じドアの閉止後に閉止される後閉じドアにより構成される両開き式ドアにおいて、前記先閉じドアが備えるウェザーストリップであって、前記両開き式ドアが閉止した状態において、前記後閉じドアに当接する第1シール部と、前記第1シール部の上端部側または下端部側の少なくとも一方に位置し、前記第1シール部と分離して形成される第2シール部と、を有し、前記第2シール部は、前記第2シール部の他の部分よりも剛性が大きく、一部が前記第1シール部側に凸となる係合凸部が形成された第2芯部を内部に有し、前記第1シール部は、前記係合凸部を挿入可能な係合凹部を有している。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一態様によれば、分離した2つのシール部について、段差を生じない態様により容易に接続可能なウェザーストリップを実現できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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