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公開番号2025008131
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023110039
出願日2023-07-04
発明の名称端末装置のためのコンピュータプログラム、端末装置と通信可能なサーバのためのコンピュータプログラム、及び、端末装置に情報を表示させるシステムの制御方法
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250109BHJP(計算;計数)
要約【課題】 サービス案内情報を適切な頻度で表示する技術を提供する。
【解決手段】 端末装置は、表示部と、前記端末装置と通信可能な印刷装置を識別する識別情報を記憶するメモリと、コンピュータと、を備え、端末装置のコンピュータプログラムは、前記コンピュータを、前記メモリに記憶されている前記識別情報によって識別される前記印刷装置に適合するサービスを前記端末装置のユーザに案内するサービス案内情報を前記表示部に表示させる表示制御部として機能させ、前記表示制御部は、N回目(Nは1以上の整数)の前記サービス案内情報が前記表示部に表示されてから特定の期間が経過する第1の条件が満たされる場合に、N+1回目の前記サービス案内情報を前記表示部に表示させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記端末装置は、
表示部と、
前記端末装置と通信可能な印刷装置を識別する識別情報を記憶するメモリと、
コンピュータと、
を備え、
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
前記メモリに記憶されている前記識別情報によって識別される前記印刷装置に適合するサービスを前記端末装置のユーザに案内するサービス案内情報を前記表示部に表示させる表示制御部として機能させ、
前記表示制御部は、N回目(Nは1以上の整数)の前記サービス案内情報が前記表示部に表示されてから特定の期間が経過する第1の条件が満たされる場合に、N+1回目の前記サービス案内情報を前記表示部に表示させる、
コンピュータプログラム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記第1の条件は、前記特定の期間の経過後に前記コンピュータプログラムが起動することである、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項3】
前記表示制御部は、前記第1の条件と、前記印刷装置の消耗品の残量が所定値以下である第2の条件と、の双方が満たされる場合に、前記N+1回目の前記サービス案内情報を前記表示部に表示させる、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項4】
前記表示制御部は、前記第1の条件と、前記サービスを利用した実績が存在しない第3の条件と、の双方が満たされる場合に、前記N+1回目の前記サービス案内情報を前記表示部に表示させる、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項5】
前記表示制御部は、前記第1の条件と、前記サービスの利用終了から所定期間が経過する第4の条件と、の双方が満たされる場合に、前記N+1回目の前記サービス案内情報を前記表示部に表示させる、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項6】
前記表示制御部は、前記第1の条件と、前記印刷装置へ印刷指示を送信する第5の条件と、の双方が満たされる場合に、前記N+1回目の前記サービス案内情報を前記表示部に表示させる、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項7】
前記表示制御部は、
前記印刷装置から前記印刷装置の現在の状態を示す現在状態情報を受信する場合に、前記第1の条件と、前記現在状態情報によって示される現在の状態に基づく条件と、の双方が満たされるときに、前記N+1回目の前記サービス案内情報を前記表示部に表示させ、
前記印刷装置から前記現在状態情報を受信することができない場合に、前記第1の条件と、前記印刷装置から過去に受信した状態情報によって示される前記印刷装置の過去の状態に基づく条件と、の双方が満たされるときに、前記N+1回目の前記サービス案内情報を前記表示部に表示させる、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項8】
前記メモリは、前記端末装置と通信可能な複数個の前記印刷装置のそれぞれについて、当該印刷装置を識別する前記識別情報を記憶し、
前記表示制御部は、
前記メモリに記憶されている前記複数個の識別情報の中から、第1の識別情報が選択されている場合に、前記第1の識別情報によって識別される第1の印刷装置に適合する第1のサービス案内情報を前記表示部に表示させ、
前記第1の識別情報が選択されている場合に、前記複数個の識別情報のうち前記第1の識別情報以外の他の識別情報によって識別される他の印刷装置に適合する他のサービス案内情報を前記表示部に表示させない、請求項1から7のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項9】
前記表示制御部は、前記N回目の前記第1のサービス案内情報が前記表示部に表示されてから前記特定の期間が経過する前に、前記複数個の識別情報のうち、前記第1の識別情報とは異なる第2の識別情報が選択される場合に、前記第2の識別情報によって識別される第2の印刷装置に適合する第2のサービス案内情報を前記表示部に表示させ、
前記表示制御部は、前記第2のサービス案内情報が表示された後に、前記第1の識別情報が選択される場合に、前記N回目の前記第1のサービス案内情報が前記表示部に表示されてから前記特定の期間が経過する前記第1の条件が満たされたとしても、前記第1のサービス案内情報を前記表示部に表示させない、請求項8に記載のコンピュータプログラム。
【請求項10】
前記表示制御部は、前記N回目が上限値である場合に、前記N+1回目以降の前記サービス案内情報を前記表示部に表示さない、請求項1から7のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、端末装置に情報を表示させるための技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、プリンタの消耗品の残量が所定の閾値以下である場合に、消耗品の発注サービスを紹介する情報を提示する情報処理装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020―021193号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の技術では、発注サービスを紹介する情報が消耗品の残量が低下する毎に表示される。例えば、プリンタの使用頻度は、一定ではない。プリンタの使用頻度が低い時期には、発注サービスを紹介する情報が表示されず、ユーザは、発注サービスの契約を忘れ得る。一方、プリンタの使用頻度が高い時期には、発注サービスを紹介する情報が頻繁に表示され、ユーザは不快に感じ得る。本明細書では、サービス案内情報を適切な頻度で表示する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、端末装置のためのコンピュータプログラムを開示する。前記端末装置は、表示部と、前記端末装置と通信可能な印刷装置を識別する識別情報を記憶するメモリと、コンピュータと、を備え、前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、前記メモリに記憶されている前記識別情報によって識別される前記印刷装置に適合するサービスを前記端末装置のユーザに案内するサービス案内情報を前記表示部に表示させる表示制御部として機能させ、前記表示制御部は、N回目(Nは1以上の整数)の前記サービス案内情報が前記表示部に表示されてから特定の期間が経過する第1の条件が満たされる場合に、N+1回目の前記サービス案内情報を前記表示部に表示させる。
【0006】
N+1回目のサービス案内情報を表示する第1の条件は、N回目のサービス案内情報が表示されてから特定の期間が経過することであり、第1の条件は、印刷装置の使用頻度に影響され難い。上記の構成によれば、サービス案内情報を適切な頻度で表示することができる。
【0007】
上記の端末装置自体、上記の端末装置の制御方法、上記のコンピュータプログラムを記憶するコンピュータ可読記憶媒体も新規で有用である。
【0008】
本明細書は、さらに、端末装置と通信可能なサーバのためのコンピュータプログラムを開示する。前記端末装置は、前記端末装置と通信可能な印刷装置に適合するサービスを前記端末装置のユーザに案内するサービス案内情報を表示可能に構成されており、前記コンピュータプログラムは、前記サーバのコンピュータを、N回目(Nは1以上の整数)の前記サービス案内情報が前記端末装置に表示されてから特定の期間が経過する第1の条件が満たされる場合に、N+1回目の前記サービス案内情報の表示の指示を前記端末装置に送信する送信部として機能させる。
【0009】
上記のサーバ自体、上記のサーバの制御方法、上記のコンピュータプログラムを記憶するコンピュータ可読記憶媒体も新規で有用である。
【0010】
本明細書は、さらに、端末装置に情報を表示させるシステムの制御方法を開示する。前記制御方法は、前記端末装置と通信可能な印刷装置に適合するサービスを前記端末装置のユーザに案内するサービス案内情報を前記端末装置に表示させる表示制御工程を備え、前記表示制御工程は、N回目(Nは1以上の整数)の前記サービス案内情報が前記端末装置に表示されてから特定の期間が経過する第1の条件が満たされる場合に、N+1回目の前記サービス案内情報を前記端末装置に表示させる。なお、上記のシステム自体も新規で有用である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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