TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025008122
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023110018
出願日
2023-07-04
発明の名称
演算装置、漏水検知方法、及び漏水検知システム
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人湘洋特許事務所
主分類
G01M
3/24 20060101AFI20250109BHJP(測定;試験)
要約
【課題】 発生箇所を発見し得る漏水を高精度で検出する。
【解決手段】 演算装置は、流体の管路網に設置された振動センサによって異なる時間帯に測定された複数の測定波形データを取得するデータ取得部と、前記複数の測定波形データから複数の時系列の自己相関係数を算出し、前記複数の時系列の自己相関係数の関係性を表す漏水スコアを算出し、前記漏水スコアに基づいて漏水発生の有無を判定する漏水判定処理を実行する漏水判定部と、前記複数の測定波形データから周波数毎の所定値以下の振動強度を取得し、前記周波数毎の所定値以下の振動強度の特徴量を算出し、前記特徴量に基づいて漏水の発見容易性を判定する発見容易性判定処理を実行する発見容易性判定部と、前記漏水判定処理の結果、又は前記発見容易性判定処理の結果の少なくとも何れかを出力する出力部と、を備える。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
流体の管路網に設置された振動センサによって異なる時間帯に測定された複数の測定波形データを取得するデータ取得部と、
前記複数の測定波形データから複数の時系列の自己相関係数を算出し、前記複数の時系列の自己相関係数の関係性を表す漏水スコアを算出し、前記漏水スコアに基づいて漏水発生の有無を判定する漏水判定処理を実行する漏水判定部と、
前記複数の測定波形データから周波数毎の所定値以下の振動強度を取得し、前記周波数毎の所定値以下の振動強度の特徴量を算出し、前記特徴量に基づいて漏水の発見容易性を判定する発見容易性判定処理を実行する発見容易性判定部と、
前記漏水判定処理の結果、又は前記発見容易性判定処理の結果の少なくとも何れかを出力する出力部と、
を備える演算装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の演算装置であって、
前記漏水判定部、及び前記発見容易性判定部の一方は、他方による判定処理の結果に基づき、前記一方による判定処理の実行の有無を決定する
演算装置。
【請求項3】
請求項1に記載の演算装置であって、
前記漏水判定部、及び前記発見容易性判定部の一方は、他方による判定処理に先行して、前記一方による判定処理を実行する
演算装置。
【請求項4】
請求項1に記載の演算装置であって、
前記漏水判定部、及び前記発見容易性判定部は、同時に並行してそれぞれの判定処理を実行する
演算装置。
【請求項5】
請求項1に記載の演算装置であって、
前記漏水判定部は、前記複数の時系列の自己相関係数間のピーク位置の一致度、または類似度を前記漏水スコアとして算出する
演算装置。
【請求項6】
請求項1に記載の演算装置であって、
前記漏水判定処理の結果、又は前記発見容易性判定処理の結果の少なくとも何れかを表すUI画面に表示させるUI制御部、を備える
演算装置。
【請求項7】
請求項6に記載の演算装置であって、
前記UI制御部は、前記管路網における前記演算装置の配置、前記漏水スコアの推移、前記周波数毎の所定値以下の振動強度、前記周波数毎の所定値以下の振動強度の前記特徴量、前記周波数毎の所定値以下の振動強度の推移、又は前記周波数毎の所定値以下の振動強度の前記特徴量の推移のうちの少なくとも何れかを前記UI画面に表示させる
演算装置。
【請求項8】
請求項1に記載の演算装置であって、
前記発見容易性判定部は、前記特徴量として、所定の周波数帯域の前記所定値以下の振動強度を積分する
演算装置。
【請求項9】
請求項1に記載の演算装置であって、
前記発見容易性判定部は、前記特徴量として、所定の周波数帯域の前記所定値以下の振動強度のピーク点の数を算出する
演算装置。
【請求項10】
請求項1に記載の演算装置であって、
前記周波数毎の所定値以下の振動強度は、周波数毎の所定値以下の振動強度である
演算装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、演算装置、漏水検知方法、及び漏水検知システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
社会インフラ(infrastructure)としての上下水道、工場に設置された排水管等の管路網における漏水を検知する技術として、例えば特許文献1には「複数のデータ収集装置と、これらデータ収集装置と無線によってデータを送受信することができるデータ分析装置とから構成される水道管路監視装置であって、前記データ収集装置は、1日に所定時間に亘って所定間隔で音圧値を測定し、記録すると共に、測定された時間における最小音圧値を抽出し、保存し、最小音圧値データを任意に設定された音圧閾値と比較し、最小音圧値データと音圧閾値との大小によって、漏水等の異常の発生の有無を判定することを特徴とする水道管路監視装置」が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-75440号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術では、1日の中で最も環境音が小さくなると考えられる夜間等の漏水音の音圧値と閾値とを比較して漏水発生の有無を判定している。したがって、例えば、繁華街等のように昼夜に拘わらず常に大きな環境音が発生している場合、漏水発生の有無を正確に判定できないことがある。
【0005】
また、漏水音の大きさは管路網の構造や漏水流量によって多様であり、漏水判定にとってノイズとなる環境音も多様である。したがって、漏水音と比較する閾値については、その設置箇所や環境音に応じて最適な値に設定する必要がある。
【0006】
さらに、漏水音に基づいて漏水の発生を検出できたとしても、漏水量が少ない場合、人力によって音聴調査を実行しても漏水箇所を発見できないことがある。
【0007】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、発生箇所を発見し得る漏水を高精度で検出できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下の通りである。
【0009】
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る演算装置は、流体の管路網に設置された振動センサによって異なる時間帯に測定された複数の測定波形データを取得するデータ取得部と、前記複数の測定波形データから複数の時系列の自己相関係数を算出し、前記複数の時系列の自己相関係数の関係性を表す漏水スコアを算出し、前記漏水スコアに基づいて漏水発生の有無を判定する漏水判定処理を実行する漏水判定部と、前記複数の測定波形データから周波数毎の所定値以下の振動強度を取得し、前記周波数毎の所定値以下の振動強度の特徴量を算出し、前記特徴量に基づいて漏水の発見容易性を判定する発見容易性判定処理を実行する発見容易性判定部と、前記漏水判定処理の結果、又は前記発見容易性判定処理の結果の少なくとも何れかを出力する出力部と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、発生箇所を発見し得る漏水を高精度で検出することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
他の特許を見る