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公開番号
2025038355
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-19
出願番号
2023144909
出願日
2023-09-07
発明の名称
部品寸法データ集計装置
出願人
株式会社レイズテック
代理人
個人
主分類
G01D
9/00 20060101AFI20250312BHJP(測定;試験)
要約
【課題】金属加工部品の計測データを簡単なシステムで集計処理することを課題とする。
【解決手段】金属加工部品の寸法計測データを集計する部品寸法データ集計装置10であって、前記金属加工部品の寸法計測データを計測器Mから取得するデータ取得部1と、取得した前記寸法計測データを予め定められた公差データと比較する比較部2と、取得した前記寸法計測データを表示する表示部3と、前記寸法計測データのバーコードを作成するバーコード作成部4と、を備えたことを特徴とする部品寸法データ集計装置とした。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
金属加工部品の寸法計測データを集計する部品寸法データ集計装置であって、
前記金属加工部品の寸法計測データを取得するデータ取得部と、
取得した前記寸法計測データを予め定められた公差データと比較する比較部と、
取得した前記寸法計測データを表示する表示部と、
前記寸法計測データのバーコードを作成するバーコード作成部と、
を備えたことを特徴とする部品寸法データ集計装置。
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【請求項2】
金属加工部品の寸法計測データを集計する部品寸法データ集計装置であって、
一の前記金属加工部品について複数の寸法計測データを取得するデータ取得部と、
取得した複数の前記寸法計測データを予め定められた公差データとそれぞれ比較する比較部と、
取得した複数の前記寸法計測データを表示する表示部と、
取得した複数の前記寸法計測データの平均値を算出する平均値算出部と、
複数の前記寸法計測データ又は前記平均値のバーコードを作成するバーコード作成部と、を備えたことを特徴とする部品寸法データ集計装置。
【請求項3】
前記寸法計測データを前記比較部で前記公差データと比較した結果、前記寸法計測データが前記公差データ外である場合に、前記寸法計測データが不合格である旨の警告を発することを特徴とする請求項1又は2に記載の部品寸法データ集計装置。
【請求項4】
一の前記金属加工部品について複数の前記寸法計測データを前記比較部で前記公差データと比較した結果、すべての前記寸法計測データが前記公差データ内である場合に、前記平均値算出部は、当該一の前記金属加工部品における複数の前記寸法計測データの平均値を算出することを特徴とする請求項2に記載の部品寸法データ集計装置。
【請求項5】
第1金属加工部品及び第2金属加工部品の寸法計測データを集計する部品寸法データ集計装置であって、
一の前記第1金属加工部品について複数の第1寸法計測データ、及び一の前記第2金属加工部品について複数の第2寸法計測データをそれぞれ取得するデータ取得部と、
取得した複数の前記第1寸法計測データを予め定められた第1公差データとそれぞれ比較するとともに、取得した複数の前記第2寸法計測データを予め定められた第2公差データとそれぞれ比較する比較部と、
取得した複数の前記第1寸法計測データ、及び複数の前記第2寸法計測データを表示する表示部と、
取得した複数の前記第1寸法計測データの第1平均値、及び複数の前記第2寸法計測データの第2平均値を算出する平均値算出部と、
前記第1平均値と前記第2平均値に基づいて、前記第1金属加工部品と前記第2金属加工部品との組合せが可能か否かを判断する組合せ決定部と、
前記組合せ決定部が組合せ可能と判断した前記第1金属加工部品と前記第2金属加工部品における複数の前記第1寸法計測データ及び複数の前記第2寸法計測データ、又は前記第1平均値と前記第2平均値のバーコードを作成するバーコード作成部と、を備えたことを特徴とする部品寸法データ集計装置。
【請求項6】
前記比較部で比較した結果、いずれかの前記第1寸法計測データ、又は前記第2寸法計測データが前記公差データ外である場合に、当該公差データ外である前記第1寸法計測データ又は前記第2寸法計測データが不合格である旨の警告を発することを特徴とする請求項5に記載の部品寸法データ集計装置。
【請求項7】
前記第1金属加工部品は、前記第2金属加工部品に圧入される部品であり、前記組合せ決定部は、最適な圧入が行える組合せの決定を行うことを特徴とする請求項5又は6に記載の部品寸法データ集計装置。
【請求項8】
作成した前記バーコードを紙に印刷することを特徴とする請求項1、2、又は5記載の部品寸法データ集計装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、金属加工部品の寸法データを集計してデータ管理装置にバーコード出力する部品寸法データ集計装置に関するものである。
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【背景技術】
【0002】
鉄道車両等に使われる金属加工部品は、高精度の寸法精度が求められるとともに、車軸に対する密封コロの圧入等においては両者の組合せの相性管理が求められている。
【0003】
従来は、加工した金属加工部品の寸法を計測しメモ用紙等に手書きして相性管理を行っていたが、ミスの発生や手間がかかる等のため、コンピュータ管理することが望まれていた。
【0004】
特許文献1には、鉄道車両において、外観検査による計測データを取得するデータ取得部と、検査の要否を判定した結果を出力する判定結果出力部と、検査票作成部と、検査票出力部とを備えた検修管理システムの構成が記載されている。
特許文献2には、センサーからの信号をサンプリング間隔で計測し取得する計測部と、メモリに記録する記録部と、計測値を上限値又は下限値と比較する監視部と、それにより通報を出力する通報部とを備えたログ端末の構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許文献1:特開2023-025835号公報
特許文献2:特開2002-190088号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の検修管理システムは、完成された鉄道を外観から検査して管理するものであり、金属加工部品毎の集計や管理には適さないという問題があった。
また、特許文献2に記載のログ端末は、予め定めた対象に対して継続的に測定をするものであって、金属加工部品間の相性管理には適していないという問題があった。
【0007】
本発明は、上記問題点を解決して、金属加工部品の計測データを簡単なシステムで集計処理することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために本発明は、金属加工部品の寸法計測データを集計する部品寸法データ集計装置であって、
前記金属加工部品の寸法計測データを取得するデータ取得部と、
取得した前記寸法計測データを予め定められた公差データと比較する比較部と、
取得した前記寸法計測データを表示する表示部と、
前記寸法計測データのバーコードを作成するバーコード作成部と、
を備えたことを特徴とする部品寸法データ集計装置を提供するものである。
【0009】
この構成により、手書きによる集計を脱し、金属加工部品の計測データを簡単なシステムで集計し、バーコード出力することができる。
【0010】
また、上記課題を解決するために本発明は、金属加工部品の寸法計測データを集計する部品寸法データ集計装置であって、 一の前記金属加工部品について複数の寸法計測データを取得するデータ取得部と、 取得した複数の前記寸法計測データを予め定められた公差データとそれぞれ比較する比較部と、 取得した複数の前記寸法計測データを表示する表示部と、 取得した複数の前記寸法計測データの平均値を算出する平均値算出部と、 複数の前記寸法計測データ又は前記平均値のバーコードを作成するバーコード作成部と、を備えたことを特徴とする部品寸法データ集計装置を提供するものである。
(【0011】以降は省略されています)
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