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公開番号2025007487
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023108919
出願日2023-06-30
発明の名称容器、及び容器の製造方法
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人,個人,個人
主分類B65D 35/10 20060101AFI20250109BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ラミネート原反の廃棄を少なくしつつ印刷及び少量生産が可能な容器、及び容器の製造方法を提案する。
【解決手段】本開示に係る100は、内容物の収容空間Sを形成する胴部1aが複数材料のシートによる積層構造を有する容器100であって、積層構造は、胴部1aの最外層を形成し、内側面に印刷が施された単層の外側層20aと、複数の異なる層から構成され、内側面にヒートシール層(内側シール層11)が設けられた内側マルチ層20bとが貼り合わされた構造を有することを特徴とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
内容物の収容空間を形成する胴部が複数材料のシートによる積層構造を有する容器であって、
前記積層構造は、
前記胴部の最外層を形成し、内側面に印刷が施された単層の外側層と、
複数の異なる層から構成され、内側面にヒートシール層が設けられた内側マルチ層と
が貼り合わされた構造を有する、容器。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記胴部を形成する積層シートの周方向端部同士を突き合わせた突き合わせ部に沿って設けられた補強テープ部を有する、請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記内側マルチ層は、他の層よりも可視光に対する反射率が高い層を有する、請求項1又は2に記載の容器。
【請求項4】
シートによって形成された筒状のチューブ本体と、前記チューブ本体の一端に設けられ肩部と該肩部から突出する口部とを有する樹脂製のヘッドと、前記チューブ本体の他端に設けた底部とを有するチューブ容器である、請求項1又は2に記載の容器。
【請求項5】
内容物の収容空間を形成する胴部が複数材料のシートによる積層構造を有する容器の製造方法であって、
片面に印刷が施された単層の外側層を形成することと、
複数の異なる種類の樹脂から構成され、内側面にヒートシール層が設けられた内側マルチ層を形成することと、
前記外側層が最外層となり、前記内側マルチ層の前記ヒートシール層が最内層となるように、前記外側層と前記内側マルチ層とを貼り合わせて積層シートを形成することと、
裁断された前記積層シートの周方向端部同士を接合することと
を含む、容器の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、胴部の押圧によって内容物を注出可能な容器、及び容器の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、化粧料等を内容物として充填し、容器の胴部を押圧することによって内容物を注出可能な容器には、胴部に印刷を施すことによって美感を向上させたり、情報を伝達させたりするものが求められている。
【0003】
例えば、特許文献1には、胴部を構成するPET樹脂層の外側にグラビア印刷による装飾を施すとともに内側に金属蒸着膜を設けて美感を向上させたチューブ容器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020- 19493号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上述のチューブ容器の製造に用いたグラビア印刷は大量生産に向いているものの、嗜好の多様化に対応した少量生産には向いていない。そのため、グラビア印刷に代えてフレキソ印刷等を用いて容器の少量生産に対応していた。しかし、容器を少量生産する際には、印刷機に対する積層シートの位置合わせや印刷の色合わせ等の生産数に対する調整頻度の割合が増加するため、ほぼ完成されたラミネート原反が大量に廃棄されてしまうことがあり、この点において未だ改善の余地があった。
【0006】
本開示は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、ラミネート原反の廃棄を少なくしつつ印刷及び少量生産が可能な容器、及び容器の製造方法を提案することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の容器は、
[1]
内容物の収容空間を形成する胴部が複数材料のシートによる積層構造を有する容器であって、
前記積層構造は、
前記胴部の最外層を形成し、内側面に印刷が施された単層の外側層と、
複数の異なる層から構成され、内側面にヒートシール層が設けられた内側マルチ層と
が貼り合わされた構造を有することを特徴とする。
【0008】
また、本開示の容器は、
[2]
上記[1]に記載の構成において、前記胴部を形成する積層シートの周方向端部同士を突き合わせた突き合わせ部に沿って設けられた補強テープ部を有することが好ましい。
【0009】
また、本開示の容器は、
[3]
上記[1]又は[2]に記載の構成において、前記内側マルチ層は、他の層よりも可視光に対する反射率が高い層を有することが好ましい。
【0010】
また、本開示の容器は、
[4]
上記[1]から[3]のいずれかに記載の構成において、シートによって形成された筒状のチューブ本体と、前記チューブ本体の一端に設けられ肩部と該肩部から突出する口部とを有する樹脂製のヘッドと、前記チューブ本体の他端に設けた底部とを有するチューブ容器であることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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