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公開番号
2025007203
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023108451
出願日
2023-06-30
発明の名称
容器用ケースおよびブランク
出願人
株式会社トーモク
代理人
個人
主分類
B65D
5/484 20060101AFI20250109BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】多くの容器を安定に保持することができ、使用する材料をより多く削減することが可能な形態の容器用ケースを提供する。
【解決手段】
複数個の筒状の容器100を整列させて収納し、複数の側壁部20が周方向に連設された角筒状の胴部2と、胴部2の下端開口を閉塞する底部3と、対向する前記側壁部20の上端縁から上方にそれぞれ延びる一対の連結部5と、各連結部5の上端縁に蓋折目線a2を介してそれぞれ接続され、互いの先端縁が間隙を有して対向する一対の蓋部4と、を備え、各蓋部4は、上下方向に貫通され、前記容器100の上端部が挿入される複数の係止孔400が形成されている構成の容器用ケース。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数個の筒状の容器を2行以上かつ2列以上で水平方向に整列させて収納する容器用ケースであって、
複数の側壁部が周方向に連設された角筒状の胴部と、
前記胴部の下端開口を閉塞する底部と、
対向する前記側壁部の上端縁に蓋折目線を介してそれぞれ接続され、互いの先端縁が間隙を有して対向する一対の蓋部と、を備え、
各蓋部は、上下方向に貫通され、前記容器の上端部が挿入される複数の係止孔を有することを特徴とする容器用ケース。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
複数個の筒状の容器を2行以上かつ2列以上で水平方向に整列させて収納する容器用ケースであって、
複数の側壁部が周方向に連設された角筒状の胴部と、
前記胴部の下端開口を閉塞する底部と、
対向する前記側壁部の上端縁から上方にそれぞれ延びる一対の連結部と、
各連結部の上端縁に蓋折目線を介してそれぞれ接続され、互いの先端縁が間隙を有して対向する一対の蓋部と、を備え、
各蓋部は、上下方向に貫通され、前記容器の上端部が挿入される複数の係止孔を有することを特徴とする容器用ケース。
【請求項3】
請求項2記載の容器用ケースにおいて、
前記蓋部の先端縁には、前記蓋折目線に向かって凹状であって前記容器の上端部を側方から係止する係止凹部が形成されていることを特徴とする容器用ケース。
【請求項4】
請求項3記載の容器用ケースにおいて、
前記蓋部には、前記蓋折目線から遠い側の前記係止孔の周縁から前記蓋折目線から離れる方向に延びる複数の切目線と、前記切目線の先端同士を繋ぐ揺動折目線と、を備える係止舌片が形成され、
前記係止舌片は、前記容器の上端部を側方から押圧することで、前記蓋部の先端縁を前記蓋折目線から離れる方向に相対的に変位させることを特徴とする容器用ケース。
【請求項5】
請求項2乃至4のいずれか一項に記載の容器用ケースにおいて、
前記各連結部の両側縁を繋ぐ破断可能線をそれぞれ有することを特徴とする容器用ケース。
【請求項6】
容器用ケースに形成されるブランクであって、
上下左右方向に延びる矩形状であって、複数個の筒状の容器が上下方向に2個以上かつ左右方向に2個以上で整列された状態で載置される底板と、
前記底板の左右端縁に、底折目線を介して連設された一対の側板と、
各側板の前記底板と反対側の端縁に、蓋折目線を介して連設された一対の蓋板と、
前記底板の上下端縁に、外フラップ折目線を介して連設された一対の外フラップと、
前記各側板の上下端縁に、内フラップ折目線を介して連設された一対の内フラップと、
前記蓋板の中間部に形成され、前記ブランクの厚み方向に貫通され、前記容器の上端部が挿入される複数の係止孔と、
前記蓋板の先端縁に形成され、前記蓋折目線に向かって凹状であって前記容器の上端部を側方から係止する係止凹部と、を有し、
前記一対の蓋板の左右方向の幅の合計は、前記底板の左右方向の幅よりも小であることを特徴とするブランク。
【請求項7】
請求項6記載のブランクにおいて、
前記内フラップは、前記各側板の上下端縁のうち左右方向中間部から底板側に連設され、
前記各側板には、その上下端縁のうち前記内フラップが連設されていない開放端縁同士を上下方向に繋ぐ破断可能線が形成されていることを特徴とするブランク。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のキャップ付きの容器を収納する容器用ケースに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数のキャップ付きの容器を収納する容器用ケースとして、所謂ラップアラウンド式の包装箱が知られている(例えば、特許文献1)。従来のラップアラウンド式の包装箱は、複数のキャップ付きの容器を整列させて、キャップの上まで天板で覆って収容し、開梱時には側壁に形成されているジッパーを破断して開封し、天板を含む上部を取り去ることで、そのまま店舗に展示できる構成である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-132245号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、近年、燃料価格の高騰、材料価格の高騰などに伴う輸送費の高騰に伴い、より安価な容器用ケースが必要とされており、使用する材料の削減が課題となっている。しかし、従来の容器全体を覆うような容器用ケースの形態では、ショートフラップや材質の合理化などの対策では限界に近く、新たな手法による材料費の削減が求められていた。
【0005】
上記の点に鑑み、本発明は、使用する材料をより多く削減することが可能な容器用ケースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の容器用ケースは、複数個の筒状の容器を2行以上かつ2列以上で水平方向に整列させて収納する容器用ケースであって、
複数の側壁部が周方向に連設された角筒状の胴部と、
前記胴部の下端開口を閉塞する底部と、
対向する前記側壁部の上端縁に蓋折目線を介してそれぞれ接続され、互いの先端縁が間隙を有して対向する一対の蓋部と、を備え、
各蓋部は、上下方向に貫通され、前記容器の上端部が挿入される複数の係止孔を有することを特徴とする(以下、「第1の本発明の容器用ケース」という。)。
【0007】
第1の本発明の容器用ケースでは、互いの先端縁が間隙を有して対向する一対の蓋部を備え、この各蓋部は、上下方向に貫通され、容器の上端部が挿入される複数の係止孔を有するため、一対の蓋部間の間隙部分の材料が不要になる。
【0008】
また、第1の本発明の容器用ケースでは、蓋部を容器の上端部を挿入して係止するため、容器の上端まで覆う必要がないため、容器用ケースの高さを低く抑えることができる。よって、第1の本発明の容器用ケースによれば、容器全体を覆って封緘する従来の構成に比べて段ボールの使用量を大幅に削減することができる。
【0009】
また、本発明の容器用ケースは、複数個の筒状の容器を水平方向に整列させて収納する容器用ケースであって、複数の側壁部が周方向に連設された角筒状の胴部と、前記胴部の下端開口を閉塞する底部と、対向する前記側壁部の上端縁から上方にそれぞれ延びる一対の連結部と、各連結部の上端縁に蓋折目線を介してそれぞれ接続され、互いの先端縁が間隙を有して対向する一対の蓋部と、を備え、各蓋部は、上下方向に貫通され、前記容器の上端部が挿入される複数の係止孔を有することを特徴とする(以下、「第2の本発明の容器用ケース」という。)。
【0010】
第2の本発明の容器用ケースでは、互いの先端縁が間隙を有して対向する一対の蓋部を備え、この各蓋部は、上下方向に貫通され、容器の上端部が挿入される複数の係止孔を有するため、一対の蓋部間の間隙部分の材料が不要になる。
(【0011】以降は省略されています)
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