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公開番号
2025006865
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023107896
出願日
2023-06-30
発明の名称
農作業機
出願人
小橋工業株式会社
代理人
弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類
A01B
73/04 20060101AFI20250109BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】2つのクラッチ部材の間に異物が入り込まないような農作業機を提供することを課題とする。
【解決手段】走行車体に連結される中央作業部と、中央作業部の左右の少なくとも一端に折りたたみ及び展開可能に連結された側方作業部とを備え、中央作業部及び側方作業部は、それぞれ、左右に延びる中央回転軸及び側方回転軸を有し、走行車体からの動力が中央回転軸に伝達される農作業機であって、中央回転軸の一端及び側方回転軸の一端に、連結/連結解除可能なクラッチが設けられ、側方作業部が展開状態時、クラッチが、側方回転軸に中央回転軸から動力が伝達可能な連結状態であり、側方作業体が折りたたみ状態時、クラッチが、側方回転軸に中央回転軸から動力が伝達不可能な連結解除状態であり、中央作業部及び側方作業部の少なくとも一方には、前記展開状態時、クラッチを覆うクラッチカバーが取り付けられていることを特徴とする農作業機。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
走行車体に連結される中央作業部と、該中央作業部の左右の少なくとも一端に折りたたみ及び展開可能に連結された側方作業部とを備え、前記中央作業部及び前記側方作業部は、それぞれ、左右に延びる中央回転軸及び側方回転軸を有し、前記走行車体からの動力が前記中央回転軸に伝達される農作業機であって、
前記中央回転軸の一端及び前記側方回転軸の一端に、連結/連結解除可能なクラッチが設けられ、
前記側方作業部が展開状態時、前記クラッチが、前記側方回転軸に前記中央回転軸から動力が伝達可能な連結状態であり、前記側方作業体が折りたたみ状態時、前記クラッチが、前記側方回転軸に前記中央回転軸から動力が伝達不可能な連結解除状態であり、
前記中央作業部及び前記側方作業部の少なくとも一方には、前記展開状態時、前記クラッチを覆うクラッチカバーが取り付けられていることを特徴とする農作業機。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記クラッチカバーは、前記中央作業部及び前記側方作業部の一方に取り付けられており、
前記展開状態時、前記クラッチカバーの、前記中央作業部及び前記側方作業部の他方に接する箇所、及び/又は、前記中央作業部及び前記側方作業部の他方の、前記クラッチカバーに接する箇所には、弾性部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載された農作業機。
【請求項3】
前記クラッチカバーは、前記中央作業部に取り付けられており、
前記弾性部材は、前記側方回転軸に設けられた前記クラッチの移動軌跡の外側に配置されていることを特徴とする請求項2に記載された農作業機。
【請求項4】
前記クラッチカバーは、前記側方作業部に取り付けられており、
前記弾性部材の移動軌跡は、前記中央回転軸に設けられた前記クラッチの外側になるように設定されていることを特徴とする請求項2に記載された農作業機。
【請求項5】
前記クラッチカバーの下部には、土抜け穴が設けられていることを特徴とする請求項1に記載された農作業機。
【請求項6】
前記土抜け穴は、前記クラッチカバーの前記中央作業部又は前記側方作業部への取付箇所側に設けられていることを特徴とする請求項5に記載された農作業機。
【請求項7】
前記クラッチカバーの下部には、メッシュ部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載された農作業機。
【請求項8】
前記メッシュ部は、前記クラッチカバーの前記中央作業部又は前記側方作業部への取付箇所側に設けられていることを特徴とする請求項7に記載された農作業機。
【請求項9】
前記クラッチは、それぞれ、係合凸部を有し、該係合凸部同士がかみ合うことにより、連結されることを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載された農作業機。
【請求項10】
前記クラッチの一方には、外周にリングを形成したことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載された農作業機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、農作業機、特に、折りたたみ可能な農作業機におけるクラッチカバーに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、横幅の長い農作業機、例えば、ハロー等において、公道走行時などにおいて、横幅を所定範囲に収めるために、中央の作業部に対して、左右側方の作業部を上方に折りたたみ可能(開閉可能)になっているものが知られている。(特許文献1)
このような折りたたみ可能な農作業機では、トラクタなどの走行車体から伝達された動力が、まず、中央の作業部に伝達され、中央の作業部から側方の作業部にクラッチを介して伝達される構成となっている。このクラッチは、折りたたみ状態(閉状態)では動力伝達が解除され、展開状態(開状態)では動力が伝達されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5132348号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の折りたたみ可能な農作業機では、中央の作業部から側方の作業部に動力を伝達するクラッチは、前後上下が開放されていて、2つのクラッチ部材の間に土や草などの異物が入り込み、2つのクラッチ部材の歯の間に噛み込まれるなどして、動力伝達がスムーズでなくなったり、クラッチ部材の歯を損傷したりするなどの問題が生じていた。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題を解決し、2つのクラッチ部材の間に異物が入り込まないような農作業機を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このような課題を解決するために、本発明は、以下の構成を具備するものである。
走行車体に連結される中央作業部と、該中央作業部の左右の少なくとも一端に折りたたみ及び展開可能に連結された側方作業部とを備え、前記中央作業部及び前記側方作業部は、それぞれ、左右に延びる中央回転軸及び側方回転軸を有し、前記走行車体からの動力が前記中央回転軸に伝達される農作業機であって、
前記中央回転軸の一端及び前記側方回転軸の一端に、連結/連結解除可能なクラッチが設けられ、
前記側方作業部が展開状態時、前記クラッチが、前記側方回転軸に前記中央回転軸から動力が伝達可能な連結状態であり、前記側方作業体が折りたたみ状態時、前記クラッチが、前記側方回転軸に前記中央回転軸から動力が伝達不可能な連結解除状態であり、
前記中央作業部及び前記側方作業部の少なくとも一方には、前記展開状態時、前記クラッチを覆うクラッチカバーが取り付けられていることを特徴とする農作業機。
【発明の効果】
【0007】
本発明では、クラッチを覆うクラッチカバーを設けることにより、2つのクラッチ部材の間に異物が入り込まないような農作業機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態のハロー1の展開状態の斜視図である。
本発明の実施形態のハロー1の左作業部13Lの折りたたみ状態の斜視図である。
本発明の実施形態のハロー1の左作業部13Lの折りたたみ状態の側面図である。
本発明の実施形態のクラッチ2を示す図である。
本発明の変形例1のハロー1の左作業部13Lの折りたたみ状態でのクラッチカバー3を前方から見た拡大図である。
本発明の変形例3のクラッチカバー3を示す図である。
本発明の変形例3のハロー1の左作業部13Lの開閉の軌跡を示す図である。
本発明の変形例4のクラッチカバー3を示す図である。
本発明の変形例5のクラッチ2を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態]
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態のハロー1を例に挙げて、説明する。なお、折りたたみ可能な農作業機としては、ロータリ耕耘機、田植機などでもよい。
以下の説明で、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
また、説明の便宜上、上、下、前、後、右、左といった方向を示す語句を用いるが、重力の働く方向が下であり、その逆が上である。また、走行車体の進行する方向が前であり、その逆が後である。さらに、前に向かって、右側が右であり、左側が左である。
【0010】
[ハロー全体構成]
図1は、本発明の実施形態のハロー1の展開状態の左後方からの斜視図である。
図2は、本発明の実施形態のハロー1の左作業部13Lの折りたたみ状態の左後方からの斜視図である。
図3は、本発明の実施形態のハロー1の左作業部13Lの折りたたみ状態の左側面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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