TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025000227
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-07
出願番号2023099959
出願日2023-06-19
発明の名称草刈機
出願人小橋工業株式会社
代理人弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類A01D 34/43 20060101AFI20241224BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】作業部の後部に回動可能なカバーを取り付けても、重量バランスの悪化を抑止できる草刈機を提供することを課題とする。
【解決手段】草刈り作業を行う作業部と、走行車体の連結機構に連結される装着部と、を有し、前記作業部は、草刈刃と、該草刈刃が取り付けられた回転軸と、前記草刈刃及び前記回転軸の少なくとも上方を覆うカバーと、前記走行車体からの動力を前記回転軸に伝達する刈刃駆動部と、を備えるとともに、前記回転軸は、前記走行車体の進行方向に直交する水平方向に延びるものである、草刈機であって、前記カバーの後側の回動軸に枢支されて、上下に回動可能な回動カバーを備え、前記刈刃駆動部の入力軸は、前記回動軸より後側に位置することを特徴とする草刈機。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
草刈り作業を行う作業部と、
走行車体の連結機構に連結される装着部と、を有し、
前記作業部は、草刈刃と、該草刈刃が取り付けられた回転軸と、前記草刈刃及び前記回転軸の少なくとも上方を覆うカバーと、前記走行車体からの動力を前記回転軸に伝達する刈刃駆動部と、を備えるとともに、前記回転軸は、前記走行車体の進行方向に直交する水平方向に延びるものである、草刈機であって、
前記カバーの後側の回動軸に枢支されて、上下に回動可能な回動カバーを備え、
前記刈刃駆動部の入力軸は、前記回動軸より後側に位置する
ことを特徴とする草刈機。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
草刈り作業を行う作業部と、
走行車体の連結機構に連結される装着部と、を有し、
前記作業部は、草刈刃と、該草刈刃が取り付けられた回転軸と、前記草刈刃及び前記回転軸の少なくとも上方を覆うカバーと、前記走行車体からの動力を前記回転軸に伝達する刈刃駆動部と、を備えるとともに、前記回転軸は、前記走行車体の進行方向に直交する水平方向に延びるものである、草刈機であって、
前記カバーの後側の回動軸に枢支されて、上下に回動可能な回動カバーを備え、
前記刈刃駆動部の入力軸は、前記回転軸より後側に位置する
ことを特徴とする草刈機。
【請求項3】
草刈り作業を行う作業部と、
走行車体の連結機構に連結される装着部と、を有し、
前記作業部は、草刈刃と、該草刈刃が取り付けられた回転軸と、前記草刈刃及び前記回転軸の少なくとも上方を覆うカバーと、前記走行車体からの動力を前記回転軸に伝達する刈刃駆動部と、を備えるとともに、前記回転軸は、前記走行車体の進行方向に直交する水平方向に延びるものである、草刈機であって、
前記カバーの後側の回動軸に枢支されて、上下に回動可能な回動カバーを備え、
前記刈刃駆動部の入力軸は、前記回転軸及び前記回動軸より後側に位置する
ことを特徴とする草刈機。
【請求項4】
前記作業部は、前記走行車体からの動力を入力する作業部入力軸を有し、
前記作業部入力軸は、前記回転軸より後側に位置することを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載された草刈機。
【請求項5】
前記作業部は、前記走行車体からの動力を入力する作業部入力軸を有し、
前記作業部入力軸の少なくとも一部は、前記回動軸より後側に位置することを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載された草刈機。
【請求項6】
前記作業部を、前記走行車体の後方位置と前記走行車体の側方にオフセットした位置との間で移動可能に、前記装着部に連結するオフセット機構部と、
前記走行車体からの動力を、前記装着部から前記作業部に伝達する動力伝達部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載された草刈機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、草刈機に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、トラクタ等の走行車体の後方に連結される草刈機であって、進行方向に対して直交する水平方向に回転軸を配置し、この回転軸に草刈刃を装着し、草刈刃とともに回転軸を回転させて、草刈刃により雑草等をたたき切る構造の草刈機が知られている。
従来の草刈機では、草刈刃及びその回転軸は、上方、側方、後方がカバーで覆われていて、刈り取られた草等がこれらカバー内部に留まって、草刈刃により裁断され、短くされた状態で後方のカバーと地面との隙間から外部に排出されるものである。
【0003】
この従来の草刈機では、カバー内部に滞留する草等の量が増えると、草刈刃を取り付けた回転軸にかかる負荷が増大して、草刈機の進行、言い換えると、草刈機をけん引するトラクタ等の走行車体の進行速度を低下させ、作業速度の低下の要因となっている。
そのため、後方のカバー(開閉カバー)を上下に回動可能に設置して、草刈刃及び草刈刃を取り付けた回転軸の後方を開放可能にするとともに、草刈刃を取り付けた回転軸の負荷を検出して、開閉カバーの回動位置を制御することにより、負荷が増大したとき、後方を開放して、負荷を軽減することができるようにした草刈機が知られている。(特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-55401号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された草刈機では、開閉カバーを回動可能にするためのヒンジや、回動位置を調整するための油圧シリンダを備えていて、作業部の後部の重量が増えてしまう。
すると、トラクタ等の走行車体の後側に離れた位置の重量が増え、トラクタ等の走行車体を後方に傾けようとするモーメントが大きくなり、草刈機を装着したトラクタ等の走行車体全体としての重量バランスが悪くなるという問題が生じていた。
【0006】
そこで、本発明は、上記問題を解決し、作業部の後部に回動可能なカバーを取り付けても、重量バランスの悪化を抑止できる草刈機を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
このような課題を解決するために、本発明は、以下の構成を具備するものである。
草刈り作業を行う作業部と、
走行車体の連結機構に連結される装着部と、を有し、
前記作業部は、草刈刃と、該草刈刃が取り付けられた回転軸と、前記草刈刃及び前記回転軸の少なくとも上方を覆うカバーと、前記走行車体からの動力を前記回転軸に伝達する刈刃駆動部と、を備えるとともに、前記回転軸は、前記走行車体の進行方向に直交する水平方向に延びるものである、草刈機であって、
前記カバーの後側の回動軸に枢支されて、上下に回動可能な回動カバーを備え、
前記刈刃駆動部の入力軸は、前記回動軸より後側に位置する
ことを特徴とする草刈機。
【発明の効果】
【0008】
回動カバーは、カバーの後側の回動軸に枢支されて、上下に回動可能であり、走行車体からの動力を回転軸に伝達する刈刃駆動部の入力軸が、回動軸より後側に位置することにより、作業部を走行車体に近づけることができ、重量バランスの悪化を抑止できる草刈機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態の草刈機1の格納状態、後カバー144の遮蔽状態を示す図である。
本発明の実施形態の草刈機1の格納状態、後カバー144の開放状態を示す図である。
図1(b)、図2(b)の部分拡大図である。
本発明の実施形態の草刈機1の最大オフセット状態、後カバー144の遮蔽状態を示す図である。
本発明の実施形態の草刈機1の最大オフセット状態、後カバー144の遮蔽状態での、(a)下向きの法面作業時の状態、(b)上向きの法面作業時の状態を示す図である。
本発明の変形例の草刈機1の格納状態、後カバー144の遮蔽状態を示す図である。
本発明の変形例の草刈機1の格納状態、後カバー144の開放状態を示す図である。
図6(b)、図7(b)の部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[実施形態]
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態の草刈機1を説明する。
以下の説明で、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
また、説明の便宜上、上方、下方、前方、後方、右方、左方といった方向を示す語句を用いるが、重力の働く方向が下方であり、その逆が上方である。また、走行車体2の進行する方向が前方であり、その逆が後方である。さらに、前方に向かって、右側が右方であり、左側が左方である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

小橋工業株式会社
草刈機
26日前
小橋工業株式会社
農作業機
13日前
小橋工業株式会社
農作業機
16日前
小橋工業株式会社
情報処理装置、作業機、及びプログラム
3日前
小橋工業株式会社
農作業機
13日前
小橋工業株式会社
プログラム
26日前
小橋工業株式会社
プログラム及びシステム
2か月前
個人
除草具
13日前
個人
ベアスタンガン
13日前
井関農機株式会社
収穫機
16日前
井関農機株式会社
収穫機
16日前
個人
ペット用玩具
10日前
個人
獣罠捕獲検知システム
13日前
個人
根掛りしないイカ用疑似餌
13日前
タキイ種苗株式会社
レタス植物
3日前
井関農機株式会社
作業車両
16日前
みのる産業株式会社
移植装置
10日前
株式会社エスク
鳥獣忌避装置
13日前
株式会社サクマ
植物収容構造
16日前
個人
ルアー
3日前
株式会社東海化成
ポット保持具
9日前
井関農機株式会社
作業車両
16日前
個人
四足歩行動物用被服パターンの設計方法
16日前
株式会社タカキタ
収穫機の前処理装置
16日前
AGRIST株式会社
収穫装置
6日前
株式会社タカキタ
収穫機の前処理装置
17日前
日本製紙クレシア株式会社
ペット用吸収性物品
16日前
株式会社クボタ
コンバイン
16日前
株式会社クボタ
コンバイン
16日前
株式会社クボタケミックス
弁装置
10日前
株式会社ササキコーポレーション
農作業機
10日前
大日本除蟲菊株式会社
薬剤揮散装置
3日前
グローブライド株式会社
釣竿ケース
2日前
株式会社シマノ
ルアー
13日前
株式会社大貴
排泄物処理材及びその製造方法
3日前
南京大学
藻類バイオフィルムの高速成膜方法
13日前
続きを見る