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公開番号
2025006614
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023107512
出願日
2023-06-29
発明の名称
給湯装置データ送信システムおよび給湯装置
出願人
株式会社ノーリツ
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/06 20240101AFI20250109BHJP(計算;計数)
要約
【課題】給湯装置から端末装置への無駄なロギングデータの送信を抑制でき得る給湯装置データ送信システムを提供する。
【解決手段】給湯装置10の制御部111は、端末装置20にロギングデータを送信する前に、読み出しフラグをLD記憶部113bから読み出して端末装置20に送信する。端末装置20の制御部201は、受信した読み出しフラグの状態に基づくロギングデータが未送信であるか送信済みであるかの情報の通知と、送信すべきロギングデータの選択の受付とを行うための画面を表示部203に表示させ、操作部204によりロギングデータの選択が行われると、選択されたロギングデータの送信を給湯装置10に要求する。制御部111は、要求されたロギングデータをLD記憶部113bから読み出して端末装置20に送信する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
給湯装置と、当該給湯装置からデータを受信可能な端末装置と、を備える給湯装置データ送信システムにおいて、
前記給湯装置は、
前記給湯装置に備えられた各種センサから定期的に収集された検出データが、モニタリングデータとして記憶される第1の記憶部と、
前記給湯装置で検出されたエラーの発生をトリガーとして、前記第1の記憶部から読み出された前記モニタリングデータがロギングデータとして記憶される第2の記憶部と、
前記ロギングデータが前記端末装置に送信済みであるか否かを示す読み出しフラグが、それぞれの前記ロギングデータと紐づけられた状態で記憶される第3の記憶部と、
装置側制御部と、を備え、
前記端末装置は、表示部と、操作部と、端末側制御部と、を備え、
前記装置側制御部は、前記端末装置に前記ロギングデータを送信する前に、前記読み出しフラグを前記第3の記憶部から読み出して前記端末装置に送信し、
前記端末側制御部は、
受信した前記読み出しフラグの状態に基づく前記ロギングデータが未送信であるか送信済みであるかの情報の通知と、送信すべき前記ロギングデータの選択の受付とを行うための画面を前記表示部に表示させ、
前記操作部により前記ロギングデータの選択が行われると、選択された前記ロギングデータの送信を前記給湯装置に要求し、
前記装置側制御部は、要求された前記ロギングデータを前記第2の記憶部から読み出して前記端末装置に送信する、
ことを特徴とする給湯装置データ送信システム。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の給湯装置データ送信システムにおいて、
前記端末装置は、サーバと通信可能に接続でき、
前記端末側制御部は、前記給湯装置から送信された前記ロギングデータを前記サーバに送信する、
ことを特徴とする給湯装置データ送信システム。
【請求項3】
端末装置と通信可能に接続され、当該端末装置へのデータ送信が可能な給湯装置において、
前記給湯装置に備えられた各種センサから定期的に収集された検出データが、モニタリングデータとして記憶される第1の記憶部と、
前記給湯装置で検出されたエラーの発生をトリガーとして、前記第1の記憶部から読み出された前記モニタリングデータがロギングデータとして記憶される第2の記憶部と、
前記ロギングデータが前記端末装置に送信済みであるか否かを示す読み出しフラグが、それぞれの前記ロギングデータと紐づけられた状態で記憶される第3の記憶部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記端末装置に前記ロギングデータを送信する前に、前記読み出しフラグを、前記端末装置が、前記読み出しフラグの状態に基づく前記ロギングデータが未送信であるか送信済みであるかの情報の通知と、送信すべき前記ロギングデータの選択の受付とを行うために、前記端末装置に送信し、
前記端末装置で選択された前記ロギングデータの送信の要求を、前記端末装置から受けると、要求された前記ロギングデータを前記第2の記憶部から読み出して前記端末装置に送信する、
ことを特徴とする給湯装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、給湯装置と、当該給湯装置からデータを受信可能な端末装置とを備える給湯装置データ送信システムに関する。さらに、本発明は、給湯装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、給湯装置と、当該給湯装置と通信可能なサーバとを備え、給湯装置に設けられた各種センサからデータを定期的に収集し、給湯装置で生じた故障などのエラーをトリガーとして、収集したデータをサーバに送信するようにした給湯システムが知られている。サーバに蓄積されたデータは、故障原因の分析など、給湯装置の保守のために利用される。たとえば、上記給湯システムの一例である給湯器管理システムが、特許文献1に記載されている。
【0003】
上記給湯システムと違って、サーバと通信可能に接続されていない給湯装置では、各種センサから収集したデータを直接サーバに送信できない。そこで、このような給湯装置では、以下のような構成が採られ得る。
【0004】
即ち、給湯装置において、エラーが発生する都度、収集されたデータがロギングデータとして不揮発性記憶素子に記憶される。給湯装置に保管されたロギングデータが必要な際には、給湯装置にパーソナルコンピュータ等の端末装置が接続される。端末装置において所定の読込操作が行われると、各エラーに紐づけられたロギングデータが不揮発性記憶素子から読み出され、端末装置に送信される。その後、端末装置に保存されたロギングデータが、端末装置からサーバへ転送され、サーバで保管される。
【0005】
なお、給湯装置と、給湯装置からのデータを受信可能な端末装置により、給湯装置データ送信システムが構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6718827号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記給湯装置データ送信システムのように、給湯装置にエラー毎にまとめて保管されたロギングデータが端末装置に送信されるような構成では、送信済みのロギングデータが端末装置に送信されてしまうと、同じロギングデータが重複して端末装置やサーバに保存されることになり、端末装置やサーバのメモリ容量が圧迫されたり、給湯装置と端末装置との間や端末装置とサーバとの間のデータ送信時間が不要に長くなったりする虞がある。
【0008】
かかる課題に鑑み、本発明は、給湯装置から端末装置への無駄なロギングデータの送信を抑制でき得る給湯装置データ送信システムおよび給湯装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の第1の態様は、給湯装置と、当該給湯装置からデータを受信可能な端末装置と、を備える給湯装置データ送信システムに関する。本態様に係る給湯装置データ送信システムにおいて、前記給湯装置は、前記給湯装置に備えられた各種センサから定期的に収集された検出データが、モニタリングデータとして記憶される第1の記憶部と、前記給湯装置で検出されたエラーの発生をトリガーとして、前記第1の記憶部から読み出された前記モニタリングデータがロギングデータとして記憶される第2の記憶部と、前記ロギングデータが前記端末装置に送信済みであるか否かを示す読み出しフラグが、それぞれの前記ロギングデータと紐づけられた状態で記憶される第3の記憶部と、装置側制御部と、を備える。また、前記端末装置は、表示部と、操作部と、端末側制御部と、を備える。ここで、前記装置側制御部は、前記端末装置に前記ロギングデータを送信する前に、前記読み出しフラグを前記第3の記憶部から読み出して前記端末装置に送信する。また、前記端末側制御部は、受信した前記読み出しフラグの状態に基づく前記ロギングデータが未送信であるか送信済みであるかの情報の通知と、送信すべき前記ロギングデータの選択の受付とを行うための画面を前記表示部に表示させ、前記操作部により前記ロギングデータの選択が行われると、選択された前記ロギングデータの送信を前記給湯装置に要求する。さらに、前記装置側制御部は、要求された前記ロギングデータを前記第2の記憶部から読み出して前記端末装置に送信する。
【0010】
本態様に係る給湯装置データ送信システムによれば、給湯装置から、ロギングデータが送信される前にロギングデータに紐づけられた読み出しフラグが端末装置に送信され、端末装置において、ロギングデータが未送信であるか送信済みであるかの情報の通知と、送信すべきロギングデータの選択の受付とが行われ、選択されたロギングデータのみが給湯装置から端末装置に送信される。これにより、送信済みのロギングデータが端末装置に送信されることが抑制される。よって、端末装置のメモリ容量が圧迫されたり、給湯装置と端末装置との間データ送信時間が不要に長くなったりしにくくなる。
(【0011】以降は省略されています)
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