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公開番号2025006516
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023107355
出願日2023-06-29
発明の名称媒体給送装置
出願人株式会社PFU
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65H 3/52 20060101AFI20250109BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】装置コストの増大を抑制しつつ、媒体をより良好に給送することが可能な媒体給送装置を提供する。
【解決手段】媒体給送装置は、媒体を給送する給送ローラと、給送ローラに対向して配置され、且つ、動力が伝達されていない回転軸に設けられた分離ローラと、回転軸に設けられ、所定のトルクより大きいトルクがかかった場合に、分離ローラを給送ローラに従動させるトルクリミッタと、回転軸を支持し、且つ、揺動可能に設けられたユニットと、分離ローラが給送ローラに向けて押圧されるように、ユニットを揺動させる押圧力をユニットに付与する押圧部と、分離ローラの回転に伴って、分離ローラが給送ローラから離間されるように、ユニットを揺動させる反力をユニットに付与する反力発生部と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
媒体を給送する給送ローラと、
前記給送ローラに対向して配置され、且つ、動力が伝達されていない回転軸に設けられた分離ローラと、
前記回転軸に設けられ、所定のトルクより大きいトルクがかかった場合に、前記分離ローラを前記給送ローラに従動させるトルクリミッタと、
前記回転軸を支持し、且つ、揺動可能に設けられたユニットと、
前記分離ローラが前記給送ローラに向けて押圧されるように、前記ユニットを揺動させる押圧力を前記ユニットに付与する押圧部と、
前記分離ローラの回転に伴って、前記分離ローラが前記給送ローラから離間されるように、前記ユニットを揺動させる反力を前記ユニットに付与する反力発生部と、
を有することを特徴とする媒体給送装置。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記反力発生部は、
前記回転軸に設けられ、前記分離ローラが前記給送ローラに従動する方向の回転力を伝達する第1伝達部と、
前記ユニットの揺動軸に固定された係止部と、
前記回転力を前記係止部に伝達する第2伝達部と、を含み、
前記第2伝達部は、前記係止部により、前記回転力に対して前記反力が発生するように、前記回転力を前記係止部に伝達する、請求項1に記載の媒体給送装置。
【請求項3】
前記第1伝達部、前記係止部及び前記第2伝達部は、ギアである、請求項2に記載の媒体給送装置。
【請求項4】
前記第1伝達部及び前記係止部は、ギアであり、
前記第2伝達部は、前記第1伝達部及び前記係止部のそれぞれと係合するアームを有するカムである、請求項2に記載の媒体給送装置。
【請求項5】
前記押圧部は、弾性部材である、請求項1~4の何れか一項に記載の媒体給送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体給送装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、スキャナ等の媒体給送装置は、媒体を給送する給送ローラと、給送ローラに対向して配置された分離ローラとを用いて、複数の媒体を分離しながら給送する。
【0003】
原稿供給トレイ上に載せられた原稿を、セパレートローラ及びセパレートローラに弾性的に接するリタードローラの作用によって1枚ずつ分離して供給する原稿分離供給装置が開示されている(特許文献1を参照)。この原稿分離供給装置において、リタードローラと、リタードローラを同心的に保持するリタードローラ軸と、リタードローラ軸に同心的に固定された被駆動伝達ギアとによりリタードローラユニットが構成される。装置本体には、リタードローラに駆動伝達する為の駆動伝達手段が設置される。駆動伝達手段は、回転駆動軸と、被駆動伝達ギアに噛み合って回転駆動軸からの回転駆動力を伝達する駆動伝達ギアと、駆動伝達ギアの軸心回りに揺動自在に支持されリタードローラ軸を軸方向両端部で支持する軸受部を有する一対のブラケット部材とを備える。
【0004】
媒体を給送する給送ローラと、給送ローラに対向して配置され、且つ、媒体を分離する分離ローラと、分離ローラを媒体給送方向の逆方向に回転させるための駆動力を発生するモータと、を有する媒体搬送装置が開示されている(特許文献2を参照)。この媒体搬送装置は、モータが発生した駆動力に応じて回転する第1ギア、分離ローラの回転軸に設けられた第2ギア、及び、第1ギアと第2ギアの間に設けられた第3ギアを含み、第1ギアの軸を回転軸として揺動可能に支持されたユニットを有する。トルクリミッタによって、分離ローラが給送ローラの回転方向と逆方向に回転しようとするトルクを制限することによって発生する力により、分離ローラは給送ローラ側に押圧される。第1ギアは、モータの回転によって、分離ローラを給送ローラから離間させる力を発生する方向に回転する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-260612号公報
特開2022-86609号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
媒体給送装置では、装置コストの増大を抑制しつつ、媒体を良好に給送できることが求められている。
【0007】
本発明の目的は、装置コストの増大を抑制しつつ、媒体を良好に給送することを可能とする媒体給送装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一側面に係る媒体給送装置は、媒体を給送する給送ローラと、給送ローラに対向して配置され、且つ、動力が伝達されていない回転軸に設けられた分離ローラと、回転軸に設けられ、所定のトルクより大きいトルクがかかった場合に、分離ローラを給送ローラに従動させるトルクリミッタと、回転軸を支持し、且つ、揺動可能に設けられたユニットと、分離ローラが給送ローラに向けて押圧されるように、ユニットを揺動させる押圧力をユニットに付与する押圧部と、分離ローラの回転に伴って、分離ローラが給送ローラから離間されるように、ユニットを揺動させる反力をユニットに付与する反力発生部と、を有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、媒体給送装置は、装置コストの増大を抑制しつつ、媒体をより良好に給送することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
媒体給送装置100を示す斜視図である。
媒体給送装置100内部の搬送経路を説明するための図である。
分離ローラユニット121について説明するための模式図である。
媒体給送装置100の概略構成を示すブロック図である。
記憶装置140及び処理回路150の概略構成を示す図である。
媒体読取処理の動作の例を示すフローチャートである。
他の分離ローラユニット221について説明するための模式図である。
他の分離ローラユニット321について説明するための模式図である。
他の処理回路450の概略構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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