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公開番号2025006422
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023107209
出願日2023-06-29
発明の名称親綱支柱支持具
出願人セイコー機器株式会社,江戸川機鋼株式会社
代理人個人
主分類A62B 35/00 20060101AFI20250109BHJP(人命救助;消防)
要約【課題】繰り返し賃貸しすることに好適な親綱支柱支持具を提供する。
【解決手段】親綱支柱支持具1は、H形鋼におけるフランジから当該フランジの幅方向の一方に食み出るようにフランジの上面に重ねられ、フランジから食み出た位置であってフランジの長さ方向に互いに間隔を空けた位置に一対の馬鹿穴を有しているメインプレート2と、フランジから幅方向の一方に食み出るようにメインプレート2の上面に重ねられ、一対の第1馬鹿穴に連なる各々の位置に一対の第2馬鹿穴を有しているカバープレート3と、フランジから幅方向の一方に食み出るようにフランジの下面に重ねられ、一対の第1馬鹿穴に連なる各々の位置に一対の第3馬鹿穴を有しているサブプレート4と、一対の第1馬鹿穴、一対の第2馬鹿穴、及び一対の第3馬鹿穴に通される一対のボルト5と、一対のボルト5の各々に嵌め込まれる一対のナット6と、を備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
H形鋼におけるフランジに取り付けられ、前記フランジの幅を補いつつ親綱支柱を支持する親綱支柱支持具であって、
前記フランジから該フランジの幅方向の一方に食み出るように前記フランジの上面に重ねられ、前記フランジから食み出た位置であって前記フランジの長さ方向に互いに間隔を空けた位置に一対の第1馬鹿穴を有しているメインプレートと、
前記フランジから前記幅方向の一方に食み出るように前記メインプレートの上面に重ねられ、前記一対の第1馬鹿穴に連なる各々の位置に一対の第2馬鹿穴を有しているカバープレートと、
前記フランジから前記幅方向の一方に食み出るように前記フランジの下面に重ねられ、前記一対の第1馬鹿穴に連なる各々の位置に一対の第3馬鹿穴を有しているサブプレートと、
前記一対の第1馬鹿穴、前記一対の第2馬鹿穴、及び前記一対の第3馬鹿穴に通される一対のボルトと、
前記一対のボルトの各々に嵌め込まれる一対のナットと、を備えていることを特徴とする
親綱支柱支持具。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記メインプレートは、前記フランジにおける前記幅方向の他方の端部を巻き込むように、前記幅方向の他方の端部が下方に向けて折り曲げられていることで、側面視でL字状に構成されていることを特徴とする
請求項1に記載の親綱支柱支持具。
【請求項3】
前記カバープレートの上方に位置し、前記親綱支柱を設置する際に前記親綱支柱の締付ボルトの前記幅方向の移動を制限するガイド手段を備えていることを特徴とする
請求項1に記載の親綱支柱支持具。
【請求項4】
前記カバープレートの上方に位置する把手を備えていることを特徴とする
請求項1に記載の親綱支柱支持具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、親綱支柱支持具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
高所作業者は、墜落時の事故を抑制するために、身体を支持する安全帯(墜落抑止用器具)の着用が義務付けられている。安全帯は、対の親綱支柱に架け渡されている親綱に連結ベルトを介して繋がれる。対の親綱支柱は、それぞれ、建設現場等の足場となるH形鋼におけるフランジに固定されるものであるが、当該フランジの幅が小さい場合には、フランジの幅を補う親綱支柱支持具(例えば、特許文献1~5参照)を介して固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-038510号公報
特許第6843385号公報
意匠登録第1723554号公報
意匠登録第1723492号公報
意匠登録第1706368号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
親綱支柱支持具は、親綱支柱の締付ボルトによってH形鋼におけるフランジに締め付けられるので、傷が付きやすい。傷が付いた親綱支柱支持具は、見た目が悪いため、繰り返し賃貸しすることに適していない。
【0005】
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、繰り返し賃貸しすることに好適な親綱支柱支持具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明は、H形鋼におけるフランジに取り付けられ、前記フランジの幅を補いつつ親綱支柱を支持する親綱支柱支持具であって、前記フランジから該フランジの幅方向の一方に食み出るように前記フランジの上面に重ねられ、前記フランジから食み出た位置であって前記フランジの長さ方向に互いに間隔を空けた位置に一対の第1馬鹿穴を有しているメインプレートと、前記フランジから前記幅方向の一方に食み出るように前記メインプレートの上面に重ねられ、前記一対の第1馬鹿穴に連なる各々の位置に一対の第2馬鹿穴を有しているカバープレートと、前記フランジから前記幅方向の一方に食み出るように前記フランジの下面に重ねられ、前記一対の第1馬鹿穴に連なる各々の位置に一対の第3馬鹿穴を有しているサブプレートと、前記一対の第1馬鹿穴、前記一対の第2馬鹿穴、及び前記一対の第3馬鹿穴に通される一対のボルトと、前記一対のボルトの各々に嵌め込まれる一対のナットと、を備えていることを特徴とする親綱支柱支持具である。
【0007】
本発明によれば、一対のナットの各々を一対のボルトの各々から外すことで容易に分解することができる。このため、本発明によれば、親綱支柱の締付ボルトによってH形鋼におけるフランジに締め付けられた場合に傷が付きやすいカバープレートを容易に交換することができる。
【0008】
(2)本発明はまた、前記メインプレートは、前記フランジにおける前記幅方向の他方の端部を巻き込むように、前記幅方向の他方の端部が下方に向けて折り曲げられていることで、側面視でL字状に構成されていることを特徴とする上記(1)に記載の親綱支柱支持具である。
【0009】
本発明によれば、メインプレートが、フランジにおける幅方向の他方の端部を巻き込むように、側面視でL字状に構成されているので、H形鋼におけるフランジに取り付けられ、親綱支柱を支持している場合に、H形鋼におけるフランジから脱落することを防止できる。
【0010】
(3)本発明はまた、前記カバープレートの上方に位置し、前記親綱支柱を設置する際に前記親綱支柱の締付ボルトの前記幅方向の移動を制限するガイド手段を備えていることを特徴とする上記(1)に記載の親綱支柱支持具である。
(【0011】以降は省略されています)

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