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公開番号
2025006281
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106975
出願日
2023-06-29
発明の名称
袋詰め充填装置
出願人
株式会社古川製作所
代理人
主分類
B65B
43/36 20060101AFI20250109BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】充填前に被包装物の折込み部を袋口の片方の内面側に熱融着する従来の袋詰め充填装置では、熱融着するための作業工程が予め必要となるため、包装作業の作業スピードが遅くなったり、熱融着する熱シーラの厳密な温度管理が必要となったりする。
【解決手段】本発明のガゼット袋Gへの袋詰め充填装置10は、ガゼット袋Gの袋口Gbを開口状態とする吸盤22と、開口したガゼット袋G内に挿入して被包装物を投入するホッパー21と、開口したガゼット袋Gの袋口Gbの折込み部Gaにエアーを噴射してホッパー21の先端部が折込み部Gaに接触しない退避位置まで退避させる噴射ノズル23と、を備えている。このような構成により、ガセット袋Gの袋口の両側部をクランプ90で挟持して吸盤22で袋口Gbを開口状態とした際に、噴射ノズル23で袋口Gbの折込み部Gaに高圧エアーを噴射して、折込み部Gaを袋口Gbの片方の内面側に寄せることにより、ホッパー21の先端部が折込み部Gaに接触しない退避位置まで退避させることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ホッパーの先端部をガゼット袋の袋口に挿入してガゼット袋内に被包装物を充填する充填装置であって、ガゼット袋の袋口を開口状態とする開口手段と、開口したガゼット袋内に挿入して被包装物を投入するホッパーと、開口したガゼット袋の袋口の折込み部にエアーを噴射してホッパーの先端部が折込み部に接触しない退避位置まで退避させる噴射手段と、を備えたことを特徴とする袋詰め充填装置。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
噴射手段は、エアーを噴射する噴射ノズルであって、開口手段の吸盤の吸引管に取付けられた取付けアームの両端に下方に傾けて取り付けられことを特徴とする請求項1に記載の袋詰め充填装置。
【請求項3】
噴射ノズルは、ガセット袋の種類に応じて角度を自由に変えられるとともに、2本の噴射ノズルは、同一方向か、互いに逆方向にエアーを噴射するように取付けられていることを特徴とする請求項2に記載の袋詰め充填装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガゼット袋に被包装物を充填するための袋詰め充填装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
ホッパーの先端部を袋口に挿入して袋内に被包装物を充填する充填装置は、既に広く知られており、ロータリー型包装装置などにおいても用いられている。このような充填装置において、充填される袋が、図7に示すように、両側部の内側に折込み部(マチ部)Gaを有するガゼット袋Gである場合がある。
【0003】
この場合、図8に示すように、充填装置のクランプ(挟持機構)90で袋口Gbの折込み部Gaを挟持するとともに、吸盤91などの開口機構で袋口Gbを開口すると、ガゼット袋Gの折込み部Gaが袋口Gbの内側に突き出てしまうため、この状態で、ガゼット袋Gに対してホッパー92の先端部を袋口Gbに挿入する際に、ホッパー92の先端部が、ガゼット袋Gの折込み部Gaに接触することがある。この場合に、折込み部Gaや袋口Gbが変形したり破損したりする頻度が高くなり、その結果、被包装物を袋内に充填することができなくなったり、被包装物が袋外にこぼれたりする事故が発生する。
【0004】
このような不具合に対処する方法として、特許文献1、2では、被包装物を充填する前に、予め折込み部Gaを袋口Gbの片方の内面内側に熱融着する技術が開示されている。この構成によれば、図9に示すように、袋口Gbの片方の側面内側に折込み部Gaが熱融着されるため、折込み部Gaが袋口Gbの側面から内側に突き出ることが無くなる。これにより、折込み部Gaがホッパー92の先端部にぶつかることがなく、折込み部Gaや袋口Gbが変形したり、破損したりすることがなくなり、ひいては被包装物を袋内に確実に充填することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実用新案登録第3115337号公報
実用新案登録第3200955号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1、2などに開示されているように、被包装物を充填する前に折込み部Gaを袋口Gbの片方の内面側に熱融着する構成では、熱融着するための作業工程が必要となるため、包装作業の作業スピードが遅くなるという課題がある。また、折込み部Gaを袋口Gbの片方の側面内側だけ熱融着するので、熱融着する熱シーラの厳密な温度管理が必要となる。さらに、熱融着が失敗する可能性もあるため、作業者は熱融着作業を注視しなければならないため、作業者の負担となるという課題もある。
【0007】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、折込み部がホッパーの先端部に衝突することを防止できるだけでなく、包装作業の作業スピードの遅延を抑えることができ、熱シーラの厳密な温度管理などが不要で、しかも、作業者の負担を抑えることができる袋詰め充填装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の袋詰め充填装置は、ホッパーの先端部をガゼット袋の袋口に挿入してガゼット袋内に被包装物を充填する充填装置であって、ガゼット袋の袋口を開口状態とする開口手段と、開口したガゼット袋内に挿入して被包装物を投入するホッパーと、開口したガゼット袋の袋口の折込み部にエアーを噴射してホッパーの先端部が折込み部に接触しない退避位置まで退避させる噴射手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、ガゼット袋の袋口の両側部を挟持機構で挟持して開口手段で袋口を開口状態とした際に、噴射手段で袋口Gbの折込み部Gaにエアーを噴射して、折込み部Gaを袋口の片方の内面側に寄せることにより、ホッパーの先端部が折込み部Gaに接触しない退避位置まで退避させることができる。これにより、折込み部がホッパーの先端部に接触しなくなり、ホッパーの先端部によって折込み部や袋口が変形したり、破損したりすることがなくなり、被包装物をガゼット袋内に安定して充填することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、前記構成により、ガゼット袋の袋口Gbを開口した際に折込み部Gaにエアーを噴射して退避させるだけなので、折込み部を熱融着する作業工程が不要となり、包装作業の作業スピードをあげることができる。また、包装する商品の種類が変わった際の包材の材質や厚み等に対応する熱シーラの温度設定の変更や包装継続作業時の熱融着する熱シーラの厳密な温度管理が不要で、熱融着工程における作業者の負担もない。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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