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公開番号
2025006043
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106590
出願日
2023-06-29
発明の名称
ヒンジキャップ
出願人
三笠産業株式会社
代理人
弁理士法人森本国際特許事務所
主分類
B65D
51/22 20060101AFI20250109BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】ヒンジキャップの構造の特性を生かし、開口部に配置する開口予定部の開封に要する開封強度を低減することができるヒンジキャップを提供する。
【解決手段】易開封構造部50は、開口予定部16の外周縁近傍からキャップ軸心方向に立ち上がり、キャップ径方向でキャップ軸心を介してヒンジと反対側に位置する支柱部51と、支柱部51の先端に設けたフック保持部52と、上蓋7の内側天面からキャップ軸心方向に垂下する引抜部53と、引抜部53の先端に上蓋7の内側天面側に反転するフック部54を備え、中栓13から上蓋7の内側天面に向かうキャップ軸心方向において、フック部54がフック保持部52と係り合う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
容器の口部に装着するキャップ本体と、ヒンジを介してキャップ本体と一体をなす上蓋と、易開封構造部を有し、
キャップ本体は、口部開口を塞ぐ中栓と、中栓に設ける中栓開口を封止し、弱化部を介して中栓と一体をなす開口予定部を有し、
易開封構造部は、開口予定部の外周縁近傍からキャップ軸心方向に立ち上がり、キャップ径方向でキャップ軸心を介してヒンジと反対側に位置する支柱部と、支柱部の先端に設けたフック保持部と、上蓋の内側天面からキャップ軸心方向に垂下する引抜部と、引抜部の先端に上蓋の内側天面側に反転するフック部を備え、中栓から上蓋の内側天面に向かうキャップ軸心方向において、フック部がフック保持部と係り合う構造を有することを特徴とするヒンジキャップ。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
易開封構造部は、キャップ軸心と支柱部の軸心を含む断面において、開口予定部の外周縁および弱化部を含む平面が支柱部の軸心に対して鋭角に傾斜する構造を有することを特徴とする請求項1に記載のヒンジキャップ。
【請求項3】
易開封構造部は、弱化部がキャップ径方向でキャップ軸心を介してヒンジに対向する部位に破断始点部を有し、弱化部の破断始点部を境とする開口予定部の一側の外周縁と他側の外周縁とが鋭角をなす構造を有することを特徴とする請求項1に記載のヒンジキャップ。
【請求項4】
易開封構造部は、フック保持部が支柱部に一体に設けたプルリングからなり、フック部が引抜部の先端に一体に設けた複数のフラップからなり、開口予定部に設けるフラップ規制部がプルリングの内側に入り込んでプルリングとの間にフラップ挿入隙間を形成し、フック部の一対のフラップが支柱部を介した両側位置でプルリングと係り合い、フラップ先端がフラップ挿入隙間に入り込む構造を有することを特徴とする請求項1に記載のヒンジキャップ。
【請求項5】
易開封構造部は、フック部がキャップ径方向でキャップ軸心を介して支柱部に対向するサブフラップを有し、サブフラップがプルリングと係り合ってフラップ挿入隙間に入り込む構造を有することを特徴とする請求項4に記載のヒンジキャップ。
【請求項6】
易開封構造部は、上蓋が内側天面にキャップ径方向でキャップ軸心を介して支柱部に対向するプルリング押え部を有し、プルリング押え部がプルリングを中栓側に押える構造を有することを特徴とする請求項4に記載のヒンジキャップ。
【請求項7】
易開封構造部は、支柱部を介した両側位置でプルリングと係り合うフック部の一対のフラップがキャップ周方向に沿ってキャップ半周を超える範囲に広がる構造を有することを特徴とする請求項4に記載のヒンジキャップ。
【請求項8】
易開封構造部は、キャップ径方向でキャップ軸心を介してヒンジに対向する側に最初開封領域を有し、最初開封領域では、キャップ軸心と支柱部の軸心を含む断面において、開口予定部の外周縁および弱化部を含む平面が支柱部の軸心に対して鋭角に傾斜する構造を有することを特徴とする請求項1に記載のヒンジキャップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヒンジキャップに関し、開封操作を容易に行える技術に係るものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、キャップとしては、例えば特許文献1に記載するものがある。これは、蓋を開くときに、キャップ本体に設けた離脱部材が弱化部の破断によりキャップ本体から離脱して、キャップ本体の注出孔を開放するキャップである。
【0003】
離脱部材は離脱側筒を有し、蓋は離脱側筒に挿入する蓋側挿入体を有し、離脱側筒が内周側に屈曲した離脱側屈曲片を有し、蓋側挿入体が外周側に屈曲した蓋側屈曲片を有し、蓋側屈曲片と離脱側屈曲片が係り合って、離脱部材が蓋と一体的にキャップ本体から離脱する。
【0004】
また、特許文献2には、スパウトとスパウトに装着するキャップとからなる口栓が記載されている。キャップは天板の下面に引っ掛け部材を有し、スパウトは注出筒の封鎖板の開封位置に切り取り部を有し、この切り取り部の上面にプルリングをもつ支柱を立設したものであり、キャップの開栓時に引っ掛け部材がプルリングに係り合って切り取り部を脱離させる。
【0005】
さらに、特許文献3に記載の容器蓋は、中栓の除去領域の上面に被係止手段を配設し、外蓋の内面に係止手段を配設している。被係止手段は第一のフラップを含み、係止手段は第二のフラップを含む。外蓋の開栓時に第一のフラップと第二のフラップが係り合う状態で中栓から除去領域が離脱する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-095174
特開2000-128217
特許第5901198号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来、キャップには開口部を封止するために開口部に開口予定部を配置するものがあり、開口予定部と周囲の部位とを弱化部でつないでいる。この弱化部にはある程度の開封強度が必要であり、弱化部を破断させて開口予定部を取り去り、開口部を開放するには手指による開封力を要する。弱化部の破断を容易に行うための手段としては種々の構造のものがあるが、その一つに例えばプルリングがある。しかし、プルリングの口径が小さい場合には手指をプルリングに挿入したり、摘まんだりすることが困難となる場合がある。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するものであり、ヒンジキャップの構造の特性を生かし、開口部に配置する開口予定部の開封に要する開封強度を低減することができるヒンジキャップを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明に係るヒンジキャップは、容器の口部に装着するキャップ本体と、ヒンジを介してキャップ本体と一体をなす上蓋と、易開封構造部を有し、キャップ本体は、口部開口を塞ぐ中栓と、中栓に設ける中栓開口を封止し、弱化部を介して中栓と一体をなす開口予定部を有し、易開封構造部は、開口予定部の外周縁近傍からキャップ軸心方向に立ち上がり、キャップ径方向でキャップ軸心を介してヒンジと反対側に位置する支柱部と、支柱部の先端に設けたフック保持部と、上蓋の内側天面からキャップ軸心方向に垂下する引抜部と、引抜部の先端に上蓋の内側天面側に反転するフック部を備え、中栓から上蓋の内側天面に向かうキャップ軸心方向において、フック部がフック保持部と係り合う構造を有することを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係るヒンジキャップにおいて、易開封構造部は、キャップ軸心と支柱部の軸心を含む断面において、開口予定部の外周縁および弱化部を含む平面が支柱部の軸心に対して鋭角に傾斜する構造を有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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