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公開番号2025005894
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023106315
出願日2023-06-28
発明の名称切断装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B26B 19/20 20060101AFI20250109BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】ダイヤルと本体部との間に形成される隙間に切り屑が侵入してしまうことを、より確実に抑制することが可能な切断装置を得る。
【解決手段】切断装置10は、本体部11と、本体部11に固定される固定刃47と、固定刃47に対して往復摺動することが可能な可動刃46と、本体部11に回動可能に取り付けられ、刈高さを調整する際に操作されるダイヤル21と、を備えている。そして、本体部11には、ダイヤル21と本体部11との間に形成されるクリアランスS1に対して、ダイヤル21の径方向で対向するリブ1212が形成されている。
【選択図】図30
特許請求の範囲【請求項1】
本体部と、
前記本体部に固定される固定刃と、
前記固定刃に対して往復摺動することが可能な可動刃と、
前記本体部に回動可能に取り付けられ、刈高さを調整する際に操作されるダイヤルと、
を備え、
前記本体部には、前記ダイヤルと前記本体部との間に形成されるクリアランスに対して、前記ダイヤルの径方向で対向するリブが形成されている、
切断装置。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記リブは、前記ダイヤルの径方向で前記ダイヤルと重なり合う部位を有している、
請求項1に記載の切断装置。
【請求項3】
前記リブが、前記ダイヤルの回動軸周りの全周に亘って形成されている、
請求項1または請求項2に記載の切断装置。
【請求項4】
前記リブは、前記ダイヤルの回動軸に沿う方向に延在している、
請求項1または請求項2に記載の切断装置。
【請求項5】
前記ダイヤルがダイヤル側リブを有している、
請求項1または請求項2に記載の切断装置。
【請求項6】
前記リブおよび前記ダイヤル側リブのうち少なくともいずれか一方のリブが、前記ダイヤルの径方向に多重に形成されている、
請求項5に記載の切断装置。
【請求項7】
前記リブの前記ダイヤルの回動軸に沿う方向の長さは、前記リブから前記ダイヤルまでの前記ダイヤルの径方向の長さよりも長くなっている、
請求項1または請求項2に記載の切断装置。
【請求項8】
前記本体部における前記リブよりも外周側には、前記本体部内に形成されて切り屑を収容することが可能な収容空間に連通する開口が形成されている、
請求項1または請求項2に記載の切断装置。
【請求項9】
前記ダイヤルの回動を許容した状態で前記ダイヤルの一部を覆うカバーをさらに備え、
前記ダイヤルの回動軸に沿って見た状態で、前記開口が前記カバーによって覆われている、
請求項8に記載の切断装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、切断装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、切断装置として、下記の特許文献1に開示されているように、固定刃と可動刃とを有する刃部と、刃部が取り付けられる本体部と、備え、固定刃に対して可動刃を往復摺動させることで毛髪を切断するようにしたバリカンが提案されている。
【0003】
この特許文献1では、切断装置としてのバリカンが、毛髪の刈高さ(刃部により切断した後に残る毛髪の長さ)を変えることが可能な刈高さ調整機構を備えており、刈高さ調整機構が、本体部11に回動可能に取り付けられるダイヤルを備えている。そして、ダイヤルを操作する(ダイヤルを本体部に対して相対的に回動させる)ことで、可動刃が固定刃に対して往復摺動と交差する方向にスライドするようにし、可動刃が固定刃に対して往復摺動と交差する方向にスライドすることで、毛髪の刈り高さが調整されるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-195869号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このように、ダイヤルを操作することで刈り高さを調整するタイプの切断装置においては、ダイヤルと本体部との間に形成される隙間に切り屑が侵入してしまうことを、より確実に抑制できるようにするのが好ましい。
【0006】
そこで、本開示は、ダイヤルと本体部との間に形成される隙間に切り屑が侵入してしまうことを、より確実に抑制することが可能な切断装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様にかかる切断装置は、本体部と、前記本体部に固定される固定刃と、前記固定刃に対して往復摺動することが可能な可動刃と、前記本体部に回動可能に取り付けられ、刈高さを調整する際に操作されるダイヤルと、を備え、前記本体部には、前記ダイヤルと前記本体部との間に形成されるクリアランスに対して、前記ダイヤルの径方向で対向するリブが形成されている。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、ダイヤルと本体部との間に形成される隙間に切り屑が侵入してしまうことを、より確実に抑制することが可能な切断装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態にかかるバリカンの一例を示す斜視図である。
実施の形態にかかるバリカンの一例を示す正面図である。
実施の形態にかかるバリカンの一例を示す側面図である。
図2のA-A断面図である。
実施の形態にかかるバリカンが備える刃ブロックの一例を示す斜視図である。
実施の形態にかかるバリカンが備える刃ブロックの一例を示す平面図である。
実施の形態にかかるバリカンが備える刃ブロックの一例を示す裏面図である。
実施の形態にかかるバリカンが備える刃ブロックの一例を示す側面図である。
実施の形態にかかるバリカンが備える刃ブロックの一例を分解して示す斜視図である。
実施の形態にかかるバリカンが備える刈高さ調整機構の一例を示す図であって、刈り高さが最大となるようにした状態を示す断面図である。
実施の形態にかかるバリカンが備える刈高さ調整機構の一例を示す図であって、刈り高さが最小となるようにした状態を示す断面図である。
実施の形態にかかるバリカンが備える刈高さ調整機構の一例を示す図であって、刈り高さが最大となるようにした状態におけるダイヤルの内側を拡大して示す平面図である。
実施の形態にかかるバリカンが備える刈高さ調整機構の一例を示す図であって、刈り高さが最小となるようにした状態におけるダイヤルの内側を拡大して示す平面図である。
実施の形態にかかるダイヤルの一例を示す平面図である。
実施の形態にかかるダイヤルの一例を示す側面図である。
実施の形態にかかるダイヤルの一例を示す裏面図である。
実施の形態にかかるダイヤルに形成された係合凹部を拡大して示す図である。
実施の形態にかかるバリカンが備える係合凹部および係合突部の第1変形例を示す図である。
実施の形態にかかるバリカンが備える係合凹部および係合突部の第2変形例を示す図である。
実施の形態にかかるバリカンが備える係合凹部および係合突部の第3変形例を示す図である。
実施の形態にかかるバリカンが備えるカバーを拡大して示す斜視図である。
実施の形態にかかるバリカンが備えるカバーを拡大して示す断面図である。
実施の形態にかかるバリカンを把持する方法の一例を示す図である。
実施の形態にかかるバリカンを把持する方法の第1変形例を示す図である。
実施の形態にかかるバリカンを把持する方法の第2変形例を示す図である。
実施の形態にかかるバリカンを把持する方法の第3変形例を示す図である。
実施の形態にかかるバリカンを把持する方法の第4変形例を示す図である。
実施の形態にかかるバリカンを把持する方法の第5変形例を示す図である。
実施の形態にかかるバリカンを把持する方法の第6変形例を示す図である。
図4のB部を拡大して示す図である。
図4のC部を拡大して示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。たとえば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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