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公開番号2024176620
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023095328
出願日2023-06-09
発明の名称位置調整機構付き上下ロール装置
出願人坂崎彫刻工業株式会社
代理人個人
主分類B26D 7/26 20060101AFI20241212BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】使用を繰り返して上下ロールの位置がずれてしまったとしても、再度分解して組み立てることなく、上下ロールの位置調整を行うことができる位置調整機構付き上下ロール装置を提供する。
【解決手段】位置調整機構付き上下ロール装置1は、装置本体2内にある上ロール3及び下ロール4と、その回転軸である上ロール軸3a及び下ロール軸4aと、この軸3a及び4aと回転自在に接続されている上接続板5及び下接続板6と、これらに回転自在に接続されているメインプレート7と、ここから延びている上リンクアーム8及び下リンクアーム9と、これらと接続されているブロック11と、このブロック11を回動させるための回動ユニット12とを備えている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
装置本体内にて上下方向に並べて配設されている上ロール及び下ロールと、
前記上ロール及び下ロールの回転軸である上ロール軸及び下ロール軸と、
前記上ロール軸及び下ロール軸に対してそれぞれ回転自在に接続されている上接続板及び下接続板と、
前記上接続板及び下接続板に対して回転自在に接続されているメインプレートと、
該メインプレートの一方の端部にてその上下2箇所から外方に向かって延びている上リンクアーム及び下リンクアームと、
前記上リンクアーム及び下リンクアームの前記メインプレートから延びた先の端部が接続されているブロックと、
該ブロックを回動させて前記上リンクアーム又は前記下リンクアームを長手方向に沿った方向に移動させる回動ユニットとを備えたことを特徴とする位置調整機構付き上下ロール装置。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記メインプレートの他方の端部に当接するストッパをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の位置調整機構付き上下ロール装置。
【請求項3】
前記回動ユニットは、前記装置本体から前記上リンクアーム及び下リンクアームの長手方向に対して垂直方向に延びて前記ブロックに挿通されている支点軸と、前記装置本体から前記上リンクアーム及び下リンクアームの長手方向に沿って延びていて前記ブロックに対して貫通して螺合している調整ねじとで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の位置調整機構付き上下ロール装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷機械や抜き機械、包装資材機械や衛生用品機械等で使用されるダイカットロール及びアンビルロールに代表されるような位置調整機構付き上下ロール装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
紙や布シート等のワークを切断してシート状の製品を製造する際、ダイカットロールとアンビルロールからなる切断装置が用いられている(例えば特許文献1参照)。特許文献1のような切断用途以外にも、ワーク表面に凹凸形状を付与するようなエンボスロールと、これを受けるベースロールも知られている。これら上下のロールにシート状のワークを挟んで送り出し、加工する機構は様々知られている。
【0003】
このような上下ロールは、そのロールでの加工する箇所がそれぞれ決められていることから、同期して回転することが必要である。通常はそれぞれのロールの軸に対して取り付けられたギヤを同期させて回転される。あるいは、プーリーとベルトを用いて上下ロールの同期回転を図っているものもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-11284号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、使用するにつれて、上下ロール間の距離が変わってきてしまうことがある。このとき、ギヤ機構ではギヤの噛み合いが悪くなり、完全な同期回転が行えなくなってしまう。また、プーリーベルト機構では、使用につれてベルトの切れも問題となっている。特にギヤの噛み合い変化では上下ロールの位置ずれも起こってしまい、これを正すためには再度ギヤや上下ロールを取り外して位置を調整する必要がある。このような調整をしたとしても、組み立てる段階で上下ロールがずれてしまうこともある。この問題はプーリーベルト機構でも同様である。
【0006】
さらに言えば、出荷状態の新規な装置の場合であっても、様々な要因(製作寸法精度、くみ上げ精度)による誤差により、使用につれて上下ロールの位置ずれが生じることもある。使用による部品の摩耗も一因として考えられる。
【0007】
本発明は、上記従来技術を考慮したものであり、使用を繰り返して上下ロールの位置がずれてしまったとしても、再度分解して組み立てることなく、上下ロールの位置調整を行うことができる位置調整機構付き上下ロール装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するため、本発明では、装置本体内にて上下方向に並べて配設されている上ロール及び下ロールと、前記上ロール及び下ロールの回転軸である上ロール軸及び下ロール軸と、前記上ロール軸及び下ロール軸に対してそれぞれ回転自在に接続されている上接続板及び下接続板と、前記上接続板及び下接続板に対して回転自在に接続されているメインプレートと、該メインプレートの一方の端部にてその上下2箇所から外方に向かって延びている上リンクアーム及び下リンクアームと、前記上リンクアーム及び下リンクアームの前記メインプレートから延びた先の端部が接続されているブロックと、該ブロックを回動させて前記上リンクアーム又は前記下リンクアームを長手方向に沿った方向に移動させる回動ユニットとを備えたことを特徴とする位置調整機構付き上下ロール装置を提供する。
【0009】
好ましくは、前記メインプレートの他方の端部に当接するストッパをさらに有する。
【0010】
好ましくは、前記回動ユニットは、前記装置本体から前記上リンクアーム及び下リンクアームの長手方向に対して垂直方向に延びて前記ブロックに挿通されている支点軸と、前記装置本体から前記上リンクアーム及び下リンクアームの長手方向に沿って延びていて前記ブロックに対して貫通して螺合している調整ねじとで形成されている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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