TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025005833
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023106225
出願日2023-06-28
発明の名称翻訳支援装置及びプログラム
出願人日本特許翻訳株式会社
代理人個人
主分類G06F 40/47 20200101AFI20250109BHJP(計算;計数)
要約【課題】指定語を指定訳語とした自然な訳文を得ることのできる翻訳支援装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】言語での指示に基づいて、文を生成するよう機械学習された状態にある生成モデル情報を用いた文生成処理結果を取得する翻訳支援装置であって、機械翻訳により得られた、原文と訳文とを含む対訳情報を取得し、原文の言語での指定語と、翻訳文の言語での対応する指定訳語とを関連付けて保持する用語データベースを参照して、対訳情報の訳文を、当該対訳情報の原文に含まれる指定語が当該指定語に関連づけて用語データベースに保持された指定訳語で訳された文とするべき旨の指示を生成し、上記生成モデル情報を用いて得られた文生成処理結果である文を、修正訳文情報として取得する。
【選択図】図1



特許請求の範囲【請求項1】
言語での指示に基づいて、文を生成するよう機械学習された状態にある生成モデル情報を用いた文生成処理結果を取得する生成情報取得手段と、
機械翻訳により得られた、原文と訳文とを含む対訳情報を取得する取得手段と、
原文の言語での指定語と、翻訳文の言語での対応する指定訳語とを関連付けて保持する用語データベースを参照し、前記対訳情報の訳文を、当該対訳情報の原文に含まれる指定語が当該指定語に関連づけて用語データベースに保持された指定訳語で訳された文とするべき旨の指示を生成する指示生成手段と、
前記生成された指示を、前記生成情報取得手段に供して、当該生成情報取得手段が取得した文生成処理結果である文を、修正訳文情報として取得する修正訳文取得手段と、
を含み、当該修正訳文取得手段が取得した修正訳文情報が、所定の翻訳作業支援処理に供される翻訳支援装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
請求項1に記載の翻訳支援装置であって、
第1の言語での原文情報を受け入れて、当該原文情報を所定のセグメント単位に分割し、当該分割して得られたセグメント単位ごとに、第2の言語での訳文を生成して、当該対応するセグメント単位を原文として、生成した訳文に関連付けて記録した対訳情報を生成する翻訳手段をさらに含み、
この翻訳手段が、前記生成モデル情報とは異なる機械学習モデルを用いて、前記第1の言語でのセグメント単位から第2の言語での訳文を生成する翻訳支援装置。
【請求項3】
請求項1に記載の翻訳支援装置であって、
前記指示生成手段は、前記対訳情報に含まれる、互いに対応する原文と訳文とのそれぞれについて、
原文に、前記用語データベースに格納された指定語が含まれ、かつ、
訳文に、当該指定語に対応する指定訳語が含まれない
場合に、前記対訳情報の訳文を、当該指定語が当該指定語に関連づけて用語データベースに保持された指定訳語で訳された文とするべき旨の指示を生成する翻訳支援装置。
【請求項4】
コンピュータを、
言語での指示に基づいて、文を生成するよう機械学習された状態にある生成モデル情報を用いた文生成処理結果を取得する生成情報取得手段と、
機械翻訳により得られた、原文と訳文とを含む対訳情報を取得する取得手段と、
原文の言語での指定語と、翻訳文の言語での対応する指定訳語とを関連付けて保持する用語データベースを参照し、前記対訳情報の訳文を、当該対訳情報の原文に含まれる指定語が当該指定語に関連づけて用語データベースに保持された指定訳語で訳された文とするべき旨の指示を生成する指示生成手段と、
前記生成された指示を、前記生成情報取得手段に供して、当該生成情報取得手段が取得した文生成処理結果である文を、修正訳文情報として取得する修正訳文取得手段と、
として機能させ、当該修正訳文取得手段が取得した修正訳文情報を、所定の翻訳作業支援処理に供するようコンピュータを制御するプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、翻訳支援装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年では、翻訳作業を支援するために、用語データベース、翻訳メモリ、さらに機械翻訳ソフトウェアを統合した技術が広く利用されるようになってきている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
中国特許出願公開第108984540号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の機械翻訳ソフトウェアは、機械学習モデルを用いて原文を翻訳するものであり、予め指定された語(指定語)を、特定の訳語(指定訳語)とする、といった設定ができない。このため、翻訳のために指定訳語が指示されている指定語がある場合、翻訳者自身が機械翻訳された訳文を編集する必要がある。
【0005】
特許文献1には、翻訳プロセスにおける翻訳結果内の特殊用語の自動検索およびマッチングを自動的に行うとする技術が開示されている。しかし特許文献1に開示の技術では、指定語に対応する訳語が指定訳語でない場合に、当該訳語を指定訳語にそのまま置き換えてしまうため、その置き換えが妥当でない場合、誤訳となってしまうなどといった問題点があった。
【0006】
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、機械翻訳等で得られた対訳情報を参照し、翻訳結果に、指定語に対応する訳語であって、指定訳語となっていない訳語がある場合に、翻訳結果を利用しつつ、指定語を指定訳語とした自然な訳文を得ることのできる翻訳支援装置及びプログラムを提供することを、その目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記従来例の問題点を解決する本発明の一態様は、翻訳支援装置であって、言語での指示に基づいて、文を生成するよう機械学習された状態にある生成モデル情報を用いた文生成処理結果を取得する生成情報取得手段と、機械翻訳により得られた、原文と訳文とを含む対訳情報を取得する取得手段と、原文の言語での指定語と、翻訳文の言語での対応する指定訳語とを関連付けて保持する用語データベースを参照し、前記対訳情報の訳文を、当該対訳情報の原文に含まれる指定語が当該指定語に関連づけて用語データベースに保持された指定訳語で訳された文とするべき旨の指示を生成する指示生成手段と、前記生成された指示を、前記生成情報取得手段に供して、当該生成情報取得手段が取得した文生成処理結果である文を、修正訳文情報として取得する修正訳文取得手段と、を含み、当該修正訳文取得手段が取得した修正訳文情報が、所定の翻訳作業支援処理に供されることとしたものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によると、既に行われた翻訳結果を利用しつつ、指定語を指定訳語とした自然な訳文を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態に係る翻訳支援装置の例を表す構成ブロック図である。
本発明の実施の形態に係る翻訳支援装置の例を表す機能ブロック図である。
本発明の実施の形態に係る翻訳支援装置が用いる対訳情報の例を表す説明図である。
本発明の実施の形態に係る翻訳支援装置の動作例を表すフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る翻訳支援装置1は、図1に例示するように、一般的なコンピュータシステムによって実現され、例えば制御部11と、記憶部12と、操作部13と、表示部14と、通信部15とを含んで構成される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
物品
1か月前
個人
情報提示方法
7日前
個人
RFタグ読取装置
24日前
個人
自動精算システム
15日前
個人
自動精算システム
1か月前
個人
アカウントマップ
今日
個人
プログラム
6日前
個人
売買システム
21日前
個人
保証金管理システム
2か月前
個人
管理サーバ
1か月前
個人
救急搬送システム
1か月前
個人
鑑定証明システム
2か月前
個人
発想支援方法及びシステム
10日前
個人
市場受発注システム
13日前
キヤノン株式会社
印刷装置
1か月前
個人
分類処理プログラム及び方法
10日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
23日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
23日前
個人
VRによる人体各部位の立体化
1か月前
株式会社MRC
集客システム
2か月前
井関農機株式会社
ロボット作業車両
15日前
個人
生成AIとの常時接続システム
1か月前
富士通株式会社
金融システム
7日前
トヨタ自動車株式会社
推定装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
分析装置
2か月前
個人
未来型家系図構築システム
1か月前
株式会社SEKT
文字認識装置
1か月前
キヤノン株式会社
印刷管理装置
2か月前
株式会社COLORS
表示装置
1か月前
個人
コンテンツ開示順位判定システム
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
業務管理システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
表認識装置
1か月前
株式会社プレニーズ
仲介システム
今日
ローム株式会社
ソース機器
1か月前
村田機械株式会社
人員配置システム
10日前
続きを見る