TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025005529
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023105730
出願日
2023-06-28
発明の名称
被着体付き車両用窓ガラスの製造方法
出願人
AGC株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
,
個人
,
個人
主分類
B60J
1/02 20060101AFI20250109BHJP(車両一般)
要約
【課題】より厳しい環境下でも被着体と接着剤との優れた接着性を示す、被着体付き車両用窓ガラスの製造方法を提供する。
【解決手段】樹脂の表面を有する被着体と車両用窓ガラスとが接着剤を介して接着されてなる被着体付き車両用窓ガラスの製造方法であって、前記被着体の接着面を乾式処理し、前記乾式処理された接着面に、水及び極性溶剤の1以上を含む洗浄液を付着させ、前記接着面上の液を取り除き、前記被着体を、接着剤を介して前記車両用窓ガラスに配置することを含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
樹脂の表面を有する被着体と車両用窓ガラスとが接着剤を介して接着されてなる被着体付き車両用窓ガラスの製造方法であって、
前記被着体の接着面を乾式処理し、
前記乾式処理された接着面に、水及び極性溶剤の1以上を含む洗浄液を付着させ、
前記接着面上の液を取り除き、
前記被着体を、接着剤を介して前記車両用窓ガラスに配置することを含む、製造方法。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記洗浄液の付着は、前記乾式処理された接着面に前記洗浄液を吹き付けること及び散布すること、並びに前記被着体の少なくとも前記接着面の側を前記洗浄液に浸漬させることの1以上を含む、請求項1に記載の製造方法。
【請求項3】
前記液の取り除きは、前記液を乾いた基材で拭き取ること、前記液を基材に浸み込ませること、及び前記液を吹き飛ばすことの1以上を含む、請求項1又は2に記載の製造方法。
【請求項4】
前記洗浄液の溶解度パラメータは、8以上である、請求項1又は2に記載の製造方法。
【請求項5】
前記洗浄液は、水と低級アルコールとの混合液である、請求項4に記載の製造方法。
【請求項6】
前記樹脂は、ポリアミド、ポリエステル、ポリアセタール、ポリカーボネート、変性ポリフェニレンエーテル及びエポキシの1以上を含む、請求項1又は2に記載の製造方法。
【請求項7】
前記乾式処理は、プラズマ処理、コロナ処理、フレーム処理及びイトロ処理の1以上を含む、請求項1又は2に記載の製造方法。
【請求項8】
前記接着剤は、湿気硬化型接着剤である、請求項1又は2に記載の製造方法。
【請求項9】
前記接着剤は、シラン化合物及びポリオール化合物の1以上である助剤を含有する、請求項8に記載の製造方法。
【請求項10】
前記被着体は、車載機器取付用のブラケットである、請求項1又は2に記載の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、被着体付き車両用窓ガラスの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、自動車等の車両において、樹脂の表面を有する被着体が接着剤を介してガラスに接着されてなる、被着体付き車両用窓ガラスが知られている。その一例として、フロントガラスの内面に、車載機器を取り付けるためのブラケットが接着剤を介して接着された構成が挙げられる。
【0003】
このような被着体付き構成において、被着体と接着剤との接着性を向上させるために、被着体の表面を処理することが知られている。例えば、特許文献1には、プラスチックの表面Aを乾式処理して得られた表面Bを、水及び極性溶剤からなる群から選ばれる少なくとも1種を含んだ洗浄用具で拭き、接着剤及びプライマーからなる群から選ばれる少なくとも1種を付与し、積層体を得る方法が開示されている。そして、開示の方法により得られる積層体が、優れた接着性を示すことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-84520号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の積層体であっても、より厳しい環境、例えば高温高湿の環境の下では、被着体と接着剤との接着性が十分でないことがある。そのため、被着体付き車両用窓ガラスにおいて、さらなる接着性の向上が求められている。
【0006】
上記の点に鑑みて、本発明の一態様においては、より厳しい環境下でも被着体と接着剤とで優れた接着性を示す、被着体付き車両用窓ガラスの製造方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、樹脂の表面を有する被着体と車両用窓ガラスとが接着剤を介して接着されてなる被着体付き車両用窓ガラスの製造方法であって、前記被着体の接着面を乾式処理し、前記乾式処理された接着面に、水及び極性溶剤の1以上を含む洗浄液を付着させ、前記接着面上の液を取り除き、前記被着体を、接着剤を介して前記車両用窓ガラスに配置することを含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、より厳しい環境下でも被着体と接着剤とで優れた接着性を示す、被着体付き車両用窓ガラスの製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態による被着体付き車両用窓ガラスの平面図である。
図1のI-I線断面図である。
本発明の一実施形態による製造方法のフロー図である。
実施例で用いられた割裂試験の装置及び方法について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図面において同一の又は対応する構成には同一の符号を付し、説明を省略することがある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
AGC株式会社
光学フィルタ
6日前
AGC株式会社
ガラス組成物、ガラスペースト、封着パッケージ、および被覆層付き基板
6日前
個人
車両
2か月前
個人
授乳用車両
13日前
個人
眼科手術車
21日前
個人
自動車運転補助装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
13日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
個人
台車用車輪止め具
22日前
個人
キャンピングトレーラー
1か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
2か月前
エムケー精工株式会社
洗車装置
3か月前
個人
自動車外部装着用しめ飾り
2か月前
個人
謝意シグナル装着車
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
22日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
13日前
株式会社青木製作所
タンクローリ
22日前
トヨタ自動車株式会社
車両
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
マツダ株式会社
車両
6日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
株式会社小糸製作所
投影装置
10日前
ダイハツ工業株式会社
バッグ
2か月前
東レ株式会社
車両用部材の補強方法
1か月前
株式会社FUTU-RE
車両制御装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用撮影システム
2か月前
株式会社SUBARU
保護構造
6日前
株式会社アイシン
車高調整装置
2か月前
続きを見る
他の特許を見る