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公開番号2025005490
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023105657
出願日2023-06-28
発明の名称来訪通知システムおよび来訪通知方法
出願人サクサ株式会社
代理人個人
主分類H04M 9/00 20060101AFI20250109BHJP(電気通信技術)
要約【課題】来訪通知システムの購入・設置コストを低減する。
【解決手段】本発明の来訪通知システム10は、来訪者端末21から通知された当該来訪者端末21の端末位置情報と、記憶回路12のユーザDBに登録されているアカウント情報とに基づいて、来訪者端末21の近くに居住する居住者を訪問先として選択し、選択した居住者を示す居住者リストを来訪者端末21に通知するように構成され、居住者リストから選択したいずれかの居住者を訪問先として指定した呼出要求が来訪者端末21から通知された場合、ユーザDBに登録されている来訪者のアカウント情報と訪問先となる居住者のアカウント情報とに基づいて、来訪者からの呼出を居住者の居住者端末22へ通知するように構成されている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数のユーザのそれぞれが使用する携帯端末のID、ユーザ名、およびユーザ住所を含むアカウント情報が登録されているユーザデータベースと、前記アカウント情報に基づいて、来訪者が使用する来訪者端末からの呼出要求に応じて、指定された居住者が使用する居住者端末を呼び出すように構成された制御回路を備えた来訪通知システムであって、
前記制御回路は、
前記来訪者端末から通知された当該来訪者端末の端末位置情報と、前記ユーザデータベースに登録されている前記アカウント情報とに基づいて、前記来訪者端末の位置から所定の範囲の住所に居住する居住者を選択し、選択した前記居住者を示す居住者リストを前記来訪者端末に通知するように構成されたアカウント処理部と、
前記居住者リストから選択したいずれかの居住者を訪問先として指定した呼出要求が前記来訪者端末から通知された場合、前記ユーザデータベースに登録されている前記来訪者のアカウント情報と前記訪問先となる居住者のアカウント情報とに基づいて、前記来訪者からの呼出を前記居住者の居住者端末へ通知するように構成された呼出処理部とを備える
来訪通知システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記制御回路は、
前記居住者端末から通知された前記居住者端末の動作状況に基づいて、前記居住者による前記来訪者への対応可否を判定するように構成された判定処理部をさらに備え、
前記アカウント処理部は、
前記来訪者端末の位置から所定の範囲の住所に居住する居住者のうち、前記判定処理部により前記来訪者に対応可と判定された居住者を前記訪問先として選択し、前記来訪者に対応不可と判定された居住者を前記訪問先として選択しないように構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の来訪通知システム。
【請求項3】
前記制御回路は、
前記居住者端末から通知された前記居住者端末の動作状況に基づいて、前記居住者による前記来訪者への対応可否を判定するように構成された判定処理部をさらに備え、
前記呼出処理部は、
前記判定処理部により、前記訪問先として指定された居住者が前記来訪者に対応可と判定された場合には、前記呼出を前記居住者端末へ通知し、前記来訪者に対応不可と判定された場合には、前記呼出を前記居住者端末へ通知しないように構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の来訪通知システム。
【請求項4】
前記判定処理部は、
前記居住者端末からの前記動作状況の通知有無に基づいて、前記居住者による前記来訪者への対応可否を判定するように構成されていること
を特徴とする請求項2または3に記載の来訪通知システム。
【請求項5】
前記判定処理部は、
前記居住者端末から通知された前記動作状況に含まれる、前記居住者端末の端末位置情報と、前記居住者のアカウント情報に含まれるユーザ住所とを比較し、得られた前記居住者の在宅状況に基づいて、前記居住者による前記来訪者への対応可否を判定するように構成されていること
を特徴とする請求項2または3に記載の来訪通知システム。
【請求項6】
複数のユーザのそれぞれが使用する携帯端末のID、ユーザ名、およびユーザ住所を含むアカウント情報が登録されているユーザデータベースと、前記アカウント情報に基づいて、来訪者が使用する来訪者端末からの呼出要求に応じて、指定された居住者が使用する居住者端末を呼び出すように構成された制御回路を備えた来訪通知システムにおいて実行される来訪通知方法であって、
前記制御回路は、
前記来訪者端末から通知された当該来訪者端末の端末位置情報と、前記ユーザデータベースに登録されている前記アカウント情報とに基づいて、前記来訪者端末の位置から所定の範囲の住所に居住する居住者を選択し、選択した前記居住者を示す居住者リストを前記来訪者端末に通知するステップと、
前記居住者リストから選択したいずれかの居住者を訪問先として指定した呼出要求が前記来訪者端末から通知された場合、前記ユーザデータベースに登録されている前記来訪者のアカウント情報と前記訪問先となる居住者のアカウント情報とに基づいて、前記来訪者からの呼出を前記居住者の居住者端末へ通知するステップと
を実行する
来訪通知方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スマートホンなどの携帯端末を用いて来訪者の来訪を居住者に通知する来訪通知技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
居住者に来訪を通知する来訪通知システムを代表するシステムの1つとして、ドアホンシステムがある。ドアホンシステムは、居宅の玄関に設置された子機と、居宅内に設置された親機とから構成されている。親機は、来訪者による子機での呼び出し操作に応じて呼び出し音を送出し、居住者による親機での応答操作に応じて親機と子機とを回線接続して、居住者と来訪者との間の音声通話を実現する。
【0003】
このようなドアホンシステムの例として、特許文献1には、インターネットなどの通信ネットワークを親機に接続し、親機が来訪者による子機での呼び出し操作に応じて、予め設定されているユーザのスマートホンなどの携帯端末へ来訪を通知し、携帯端末での応答操作に応じて通信ネットワークおよび親機を介してスマートホンと子機とを回線接続して、居住者とユーザとの間の音声通話を実現する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6353801号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、親機と子機を購入して居宅の居室と玄関にそれぞれ設置する必要があり、来訪通知システムの購入・設置コストが高くなるという問題点があった。また、来訪先の居住者が不在であっても、子機における呼び出し操作が必要となるため、来訪者の負担が大きいという問題があった。
【0006】
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、購入・設置コストを低減し、来訪者の負担を軽減できる来訪通知技術を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
このような目的を達成するために、本発明にかかる来訪通知システムは、 複数のユーザのそれぞれが使用する携帯端末のID、ユーザ名、およびユーザ住所を含むアカウント情報が登録されているユーザデータベースと、前記アカウント情報に基づいて、来訪者が使用する来訪者端末からの呼出要求に応じて、指定された居住者が使用する居住者端末を呼び出すように構成された制御回路を備えた来訪通知システムであって、前記制御回路は、前記来訪者端末から通知された当該来訪者端末の端末位置情報と、前記ユーザデータベースに登録されている前記アカウント情報とに基づいて、前記来訪者端末の位置から所定の範囲の住所に居住する居住者を選択し、選択した前記居住者を示す居住者リストを前記来訪者端末に通知するように構成されたアカウント処理部と、
前記居住者リストから選択したいずれかの居住者を訪問先として指定した呼出要求が前記来訪者端末から通知された場合、前記ユーザデータベースに登録されている前記来訪者のアカウント情報と前記訪問先となる居住者のアカウント情報とに基づいて、前記来訪者からの呼出を前記居住者の居住者端末へ通知するように構成された呼出処理部とを備えている。
【0008】
また、本発明にかかる上記来訪通知システムの一構成例は、前記制御回路が、前記居住者端末から通知された前記居住者端末の動作状況に基づいて、前記居住者による前記来訪者への対応可否を判定するように構成された判定処理部をさらに備え、前記アカウント処理部は、前記来訪者端末の位置から所定の範囲の住所に居住する居住者のうち、前記判定処理部により前記来訪者に対応可と判定された居住者を前記訪問先として選択し、前記来訪者に対応不可と判定された居住者を前記訪問先として選択しないように構成されている。
【0009】
また、本発明にかかる上記来訪通知システムの一構成例は、前記制御回路が、前記居住者端末から通知された前記居住者端末の動作状況に基づいて、前記居住者による前記来訪者への対応可否を判定するように構成された判定処理部をさらに備え、前記呼出処理部は、前記判定処理部により、前記訪問先として指定された居住者が前記来訪者に対応可と判定された場合には前記呼出を前記居住者端末へ通知し、前記来訪者に対応不可と判定された場合には前記呼出を前記居住者端末へ通知しないように構成されている。
【0010】
また、本発明にかかる上記来訪通知システムの一構成例は、前記判定処理部が、前記居住者端末からの前記動作状況の通知有無に基づいて、前記居住者による前記来訪者への対応可否を判定するように構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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