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公開番号
2025027721
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2023132785
出願日
2023-08-17
発明の名称
ユニット装置及びのめり込み抑止方法
出願人
サクサ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A63F
7/02 20060101AFI20250220BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】 遊技者の精神状態を考慮することにより、遊技の実行を適切に制御し、遊技者の遊技へののめり込みを効果的に抑止できるようにする。
【解決手段】 遊技の開始時において、生体情報取得部109とストレス検出部110とを通じてストレス度合が検出され、開始時ストレス度合が記録メディアに記録されていない場合に、当該検出されたストレス度合が、制御部102によって記録メディアの開始時ストレス度合記録欄に記録される。当該開始時ストレス度合が高い場合に、消費額上限変更部111によって、記録メディアの消費額上限が減算する方向で変更される。この後、情報更新処理部108によって、残高から課金金額が減算され、消費額に課金金額が加算され、消費額が消費額上限以上になったら、制御部102によって、遊技機での遊技の実行が不能にされる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
課金に応じて使用可能となる遊技機に接続され、遊技者ごとに設けられる所定の記録メディアに記録されている課金に関する情報に応じて、前記遊技機での遊技の実行を制御するユニット装置であって、
前記記録メディアに記録されている前記課金に関する情報は、入金金額が加算されると共に、課金金額が減算される残高と、前記課金金額が加算される消費額と、予め設定される消費額上限とを含むものであり、
前記記録メディアには、開始時ストレス度合記録欄と、制限時ストレス度合記録欄と、再開時ストレス度合記録欄とが設けられており、
前記遊技機で遊技を行う遊技者の生体情報を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得された前記生体情報に基づいて、前記遊技者のストレス度合を検出する検出手段と、
前記遊技機による遊技の開始時において、前記取得手段と前記検出手段とを通じて、ストレス度合を検出し、前記記録メディアの前記開始時ストレス度合記録欄にストレス度合が記録されていない場合に、前記ストレス度合を前記開始時ストレス度合記録欄に記録する第1の記録制御手段と、
前記第1の記録制御手段によって、前記開始時ストレス度合記録欄に記録された前記ストレス度合が高い場合に、前記記録メディアの前記消費額上限を減算する方向で変更する第1の消費額上限変更手段と、
課金実行操作に応じて、前記記録メディアの前記残高から前記課金実行操作に応じた課金金額を減算し、当該課金金額を前記消費額に加算する情報更新手段と、
前記記録メディアの前記消費額が前記消費額上限以上になった場合に、前記遊技機での遊技の実行を不能にする制限制御手段と
を備えることを特徴とするユニット装置。
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【請求項2】
請求項1に記載のユニット装置であって、
前記記録メディアに記録されている前記課金に関する情報は、単位時間当たりの加算額を含むものであり、
前記制限制御手段によって、前記遊技機での遊技の実行が不能にされた場合に、前記取得手段と前記検出手段とを通じて、制限時ストレス度合を検出し、前記制限時ストレス度合記録欄に記録する第2の記録制御手段と、
前記第2の記録制御手段により、前記制限時ストレス度合記録欄に記録された前記制限時ストレス度合が高い場合に、前記記録メディアの前記単位時間当たりの加算額を減算する方向で変更する加算額変更手段と、
を備えることを特徴とするユニット装置。
【請求項3】
請求項2に記載のユニット装置であって、
現在時刻を提供する時刻提供手段と、
前記制限制御手段によって、前記遊技機での遊技の実行が不能にされた場合に、前記時刻提供手段から現在時刻を取得し、制限時時刻として前記記録メディアに記録する第1の時刻取得手段と、
前記遊技機による遊技の開始時において、前記記録メディアの前記制限時ストレス度合記録欄にストレス度合が記録されている場合に、前記時刻提供手段から現在時刻を取得し、再開時刻として保持する第2の時刻取得手段と、
前記遊技機による遊技の開始時において、前記取得手段と前記検出手段とを通じて、再開時ストレス度合を検出し、前記記録メディアの前記制限時ストレス度合記録欄にストレス度合が記録されている場合に、検出した前記ストレス度合を前記再開時ストレス度合記録欄に記録する第3の記録制御手段と、
前記第3の記録制御手段により、前記再開時ストレス度合記録欄に記録された前記再開時ストレス度合が高くない場合に、前記記録メディアの前記単位時間当たりの加算額と、前記制限時時刻から前記再開時刻までの時間とに応じて、加算額を算出する算出手段と、
前記算出手段で算出された前記加算額を、前記記録メディアの前記消費額上限に加算する第2の消費上限変更手段と
を備えることを特徴とするユニット装置。
【請求項4】
課金に応じて使用可能となる遊技機に接続され、遊技者ごとに設けられる所定の記録メディアに記録されている課金に関する情報に応じて、前記遊技機での遊技の実行を制御するユニット装置で用いられるのめり込み抑止方法であって、
前記記録メディアに記録されている前記課金に関する情報は、入金金額が加算されると共に、課金金額が減算される残高と、前記課金金額が加算される消費額と、予め設定される消費額上限とを含むものであり、
前記記録メディアには、開始時ストレス度合記録欄と、制限時ストレス度合記録欄と、再開時ストレス度合記録欄とが設けられており、
前記ユニット装置は、前記遊技機で遊技を行う遊技者の生体情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得された前記生体情報に基づいて、前記遊技者のストレス度合を検出する検出手段とを備えるものであり、
第1の記録制御手段が、前記遊技機による遊技の開始時において、前記取得手段と前記検出手段とを通じて、開始時ストレス度合を検出し、前記記録メディアの前記開始時ストレス度合記録欄にストレス度合が記録されていない場合に、前記開始時ストレス度合記録欄に記録する第1の記録制御工程と、
前記第1の記録制御工程において、前記開始時ストレス度合記録欄に記録した前記開始時ストレス度合が高い場合に、第1の消費上限変更手段が、前記記録メディアの前記消費額上限を減算する方向で変更する第1の消費上限変更工程と、
情報更新手段が、課金実行操作に応じて、前記記録メディアの前記残高から前記課金実行操作に応じた課金金額を減算し、当該課金金額を前記消費額に加算する情報更新工程と、
前記記録メディアの前記消費額が前記消費額上限以上になった場合に、制限制御手段が、前記遊技機での遊技の実行を不能にする制限制御工程と
を有することを特徴とするのめり込み抑止方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば、パチンコ遊技機やパチンコ型スロットマシンといった遊技機を用いた遊技に、遊技者がのめり込んでしまうことを抑止(防止)するための装置及び方法に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
パチンコ遊技機やパチンコ型スロットマシンといった遊技機を用いた遊技は、遊技者が課金に応じることで、貸し玉、貸しメダルの提供を受けて、これを用いて遊技を行う。パチンコ遊技機では、貸し玉が入賞口に入ることにより賞球を得られ、パチンコ型スロットマシンでは、ドラム型のリールを回転させてリールの絵柄に応じて、賞メダルが得られる。このため、課金以上の賞球や賞メダルの提供を受けることができる場合もあり、遊技者は、多くの賞球、賞メダルを得ようとするあまり、遊技にのめり込んでしまうことがある。このため、遊技者が過分に課金に応じてしまうこともあり、このようなのめり込みを抑止するために、従来から対策を講じることが考えられている。
【0003】
例えば、後に記す特許文献1には、いわゆるライフポイントを遊技者に付与し、遊技者が所持するライフポイント数を調整することでのめり込みを抑止することができる遊技場用管理システムが提案されている。当該遊技場管理システムでは、遊技での消費金額(遊技者が課金に応じた金額)が所定額に達したときにライフポイントを減算して、当該ライフポイントに応じて、遊技の実行を抑止する。また、遊技をある程度の時間中止することによって、ライフポイントを加算し、遊技の実行の抑止を解除する。これにより、消費金額がある程度増加したタイミングで、遊技の実行を抑止することで、遊技者が一旦冷静な状態に戻るようにし、遊技者が遊技の経緯を省みる機会を得ることができ、のめり込みの抑止に寄与できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6974119号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した特許文献1に開示された遊技場管理システムの場合には、遊技を中止していた時間だけで、ライフポイントが増加する。このため、当該遊技場管理システムを採用した遊技場Aで遊技の実行が抑止された場合に、近隣の他の遊技場Bに行って同様の遊技を行い、ある程度の時間経過後に、元の遊技場Aに戻って再度遊技を行うといったことが可能である。すなわち、中断後の遊技者の精神状態(心理状態)までを考慮して、遊技の再開が可能か否かを判別するものではない。このため、遊技場Aで消費額が多くなったため、遊技の実行が抑止された遊技者が、気分を変えるつもりで近隣の他の遊技場Bに移動してここでも消費額が多くなってしまった場合、ストレスは大きくなったままである蓋然性が高い。
【0006】
この後、元の遊技場Aに戻ると、遊技場Aでは遊技を中止していたので、ライフポイントが増加し、遊技の再開が可能になるが、消費額は多くなり続けており、ストレスが大きいまま遊技を再開できてしまう。このようにストレスが大きい状態は、正常な精神状態にあるとは言えず、当該遊技にどんどんとのめり込んでしまう傾向が維持されてしまうため、遊技に対する消費額が大きくなってしまう可能性が高い。
【0007】
以上のことに鑑み、この発明は、遊技者の精神状態(心理状態)を考慮することにより、遊技の実行を適切に制御し、遊技者の遊技へののめり込みを効果的に抑止できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明のユニット装置は、
課金に応じて使用可能となる遊技機に接続され、遊技者ごとに設けられる所定の記録メディアに記録されている課金に関する情報に応じて、前記遊技機での遊技の実行を制御するユニット装置であって、
前記記録メディアに記録されている前記課金に関する情報は、入金金額が加算されると共に、課金金額が減算される残高と、前記課金金額が加算される消費額と、予め設定される消費額上限とを含むものであり、
前記記録メディアには、開始時ストレス度合記録欄と、制限時ストレス度合記録欄と、再開時ストレス度合記録欄とが設けられており、
前記遊技機で遊技を行う遊技者の生体情報を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得された前記生体情報に基づいて、前記遊技者のストレス度合を検出する検出手段と、
前記遊技機による遊技の開始時において、前記取得手段と前記検出手段とを通じて、開始時ストレス度合を検出し、前記記録メディアの前記開始時ストレス度合記録欄にストレス度合が記録されていない場合に、前記開始時ストレス度合記録欄に記録する第1の記録制御手段と、
前記第1の記録制御手段により、前記開始時ストレス度合記録欄に記録された前記開始時ストレス度合が高い場合に、前記記録メディアの前記消費額上限を減算する方向で変更する第1の消費上限変更手段と、
課金実行操作に応じて、前記記録メディアの前記残高から前記課金実行操作に応じた課金金額を減算し、当該課金金額を前記消費額に加算する情報更新手段と、
前記記録メディアの前記消費額が前記消費額上限以上になった場合に、前記遊技機での遊技の実行を不能にする制限制御手段と
を備えることを特徴とする。
【0009】
請求項1に記載の発明のユニット装置によれば、遊技の開始時において、取得手段と検出手段とを通じて、開始時ストレス度合が検出される。当該開始時ストレス度合が記録メディアに記録されていない場合には、第1の記録制御手段により、記録メディアの開始時ストレス度合記録欄に記録される。当該開始時ストレス度合が高い場合に、第1の消費額変更手段によって、記録メディアの消費額上限が減算する方向で変更される。この後、情報更新手段によって、残高から課金金額が減算され、消費額に課金金額が加算され、消費額が消費額上限以上になったら、制限制御手段によって、遊技機での遊技の実行が不能にされる。
【発明の効果】
【0010】
この発明によれば、遊技者の精神状態(心理状態)を考慮して、消費額上限等を適切に変更することによって、遊技の実行を適切に制御し、遊技者の遊技へののめり込みを効果的に抑止できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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