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公開番号
2025005464
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023105599
出願日
2023-06-28
発明の名称
電界放射装置
出願人
株式会社明電舎
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01J
35/06 20060101AFI20250109BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電界放射装置の部品点数の削減と小型化を図ること。
【解決手段】電界放射装置1は、陰極2及び陽極3と接合して真空容器10を成す絶縁体4と、真空容器10内にて陰極2と陽極3との間で絶縁体4に接合され、陰極2から陽極3に放出される電子ビームが通過する孔51が形成された中間極5を有する。中間極5は、絶縁体4から真空容器10の軸方向に沿って引き出されて直流電源7を介して接地されると共に陽極3に接続される導体52を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
陰極及び陽極と接合して真空容器を成す絶縁体と、
前記真空容器内にて前記陰極と前記陽極との間で前記絶縁体に接合され、前記陰極から前記陽極に放出される電子ビームが通過する孔が形成された中間極と、
この中間極に突設され、前記絶縁体から前記真空容器の軸方向に沿って引き出されて直流電源を介して接地されると共に前記陽極に接続される導体と、
を有することを特徴とする電界放射装置。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記絶縁体は、中央開口部を密閉して前記陰極と接合すると共に前記陽極と接合する中空盤部を有することを特徴とする請求項1に記載の電界放射装置。
【請求項3】
前記絶縁体は、
一端に前記陰極が接合する筒体と、
この筒体の他端外周に設けられて前記陽極と接合する中空盤部と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の電界放射装置。
【請求項4】
前記陽極は、
前記絶縁体と接合する大径筒部と、
この大径筒部と連通し、前記電子ビームを受けるターゲットを収容する小径筒部と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の電界放射装置。
【請求項5】
前記大径筒部の一端には、前記軸方向に沿って延伸する陰極側周壁部が備えられたことを特徴とする請求項4に記載の電界放射装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は冷陰極型の電界放射装置の構造に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
X線装置,電子管,照明装置等に適用される図4に示された電界放射装置1は、真空容器10内の陰極2と陽極3との間に電圧を印加し、陰極2のエミッタ20から放出された電子ビームを陽極3のターゲット30に衝突させて所望の機能を発揮する(特許文献1)。例えば、X線装置の場合はX線照射による透視に使用される。
【0003】
エミッタ20の電子放出は、エミッタ20に印加される電界により決定される。図4に示された2極管構造のX線管の場合、その電流は電圧と1対1で固定され(図5)、電圧と電流を個別に調整できない。
【0004】
電界放射装置1の電圧と電流の個別の調整は図6に示したように絶縁体4を介して陰極2と陽極3との間に中間極5を配した3極管構造とすれば可能となる(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-104283号公報
特開2011-119084号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
X線の発生効率は3%以下と非常に悪く、残りはほぼ熱へと変換される。したがって、ターゲット30を有する陽極3の冷却が課題となる。2極管構造の場合、図4に示したように陽極3を接地とすることでフィンやファンを用いた直接冷却が可能となる。
【0007】
一方、図6に示した3極管構造の場合、中間極5を接地とすると、陽極3はプラスDC電圧が印加されるので直接冷却が困難となる。
【0008】
3極管構造は、図7に示された態様のように、エミッタ20に加える電界を、陰極2に接続される直流電源6と中間極5に接続される直流電源7との差分で作り出せば、陽極3を接地とすることができ、陽極3の直接冷却が可能となる。直流電源7のかわりにフローティング電源を組み合わせてもよい。
【0009】
また、陽極接地となるメリットをより生かすためには、図8に示された真空容器10を包囲する陽極3の大径筒部31や図9に示された陽極3の大径筒部31の一端に設けられる陰極側周壁部34のように陽極3の外周面を接地面とすることが望ましい。しかしながら、これらの態様は装置構成が複雑及び大型化し、また、製造コストも上がる。
【0010】
本発明は、以上のことを鑑み、電界放射装置の部品点数の削減と小型化を図ることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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