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公開番号2025005197
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-16
出願番号2023105284
出願日2023-06-27
発明の名称毛髪洗浄剤組成物
出願人株式会社マンダム
代理人弁理士法人大阪フロント特許事務所
主分類A61K 8/44 20060101AFI20250108BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】N-アシルアミノ酸系界面活性剤を用いているにもかかわらず、適度な粘度を有し、使用時に垂れ落ちにくい毛髪洗浄剤組成物を提供する。
【解決手段】本発明の毛髪洗浄剤組成物は、N-アシルアミノ酸系界面活性剤(成分A)と、25℃で液状の脂肪酸モノエタノールアミド(成分B)と、オキシアルキレン脂肪酸モノエタノールアミド、ポリオキシアルキレン脂肪酸モノエタノールアミド、オキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、アルキレングリコール脂肪酸エステル、及びポリアルキレングリコール脂肪酸エステルからなる群より選ばれる、25℃で液状のノニオン界面活性剤(成分C)と、両性界面活性剤(成分D)と、カチオン化ポリマー(成分E)と、水(成分F)とを含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
下記成分Ａと、下記成分Ｂと、下記成分Ｃと、下記成分Ｄと、下記成分Ｅと、下記成分Ｆとを含む、毛髪洗浄剤組成物。
成分Ａ：Ｎ－アシルアミノ酸系界面活性剤
成分Ｂ：２５℃で液状の脂肪酸モノエタノールアミド
成分Ｃ：オキシアルキレン脂肪酸モノエタノールアミド、ポリオキシアルキレン脂肪酸モノエタノールアミド、オキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、アルキレングリコール脂肪酸エステル、及びポリアルキレングリコール脂肪酸エステルからなる群より選ばれる、２５℃で液状のノニオン界面活性剤
成分Ｄ：両性界面活性剤
成分Ｅ：カチオン化ポリマー
成分Ｆ：水
続きを表示（約 200 文字）【請求項２】
前記成分Ａが、下記成分Ａ１を含む、請求項１に記載の毛髪洗浄剤組成物。
成分Ａ１：Ｎ－アシルアスパラギン酸塩
【請求項３】
下記成分Ｇを含む、請求項１又は２に記載の毛髪洗浄剤組成物。
成分Ｇ：エーテルカルボン酸系界面活性剤
【請求項４】
ラウレス硫酸塩を含まないか又は０．１質量％以下で含む、請求項１又は２に記載の毛髪洗浄剤組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、毛髪洗浄剤組成物に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
毛髪を洗浄するために用いられる毛髪洗浄剤組成物には、通常、洗浄成分として、アニオン界面活性剤が配合されている。例えば、下記の特許文献１には、アニオン界面活性剤であるラウレス硫酸塩を含む毛髪洗浄剤組成物が開示されている。また、下記の特許文献２には、アニオン界面活性剤であるアシルアミノ酸系界面活性剤を含む毛髪洗浄剤組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１６－１９３８５２号公報
特開２０１９－１７２５７６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
Ｎ－アシルアミノ酸系界面活性剤は、水洗時における毛髪のきしみが少なく、また、毛髪及び皮膚への刺激性が低い成分であることから、近年、毛髪洗浄剤組成物に配合されつつある。しかしながら、Ｎ－アシルアミノ酸系界面活性剤は、その化学構造から、両性界面活性剤と組み合わせて用いたとしてもミセルが形成されにくい。そのため、Ｎ－アシルアミノ酸系界面活性剤を含む従来の毛髪洗浄剤組成物では、粘度を高めることが困難であり、使用時に掌から毛髪洗浄剤組成物が垂れ落ちやすい。
【０００５】
本発明の目的は、Ｎ－アシルアミノ酸系界面活性剤を用いているにもかかわらず、適度な粘度を有し、使用時に垂れ落ちにくい毛髪洗浄剤組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明は、下記成分（Ａ）と、下記成分（Ｂ）と、下記成分（Ｃ）と、下記成分（Ｄ）と、下記成分（Ｅ）と、下記成分（Ｆ）とを含む、毛髪洗浄剤組成物を提供する。
【０００７】
成分（Ａ）：Ｎ－アシルアミノ酸系界面活性剤
成分（Ｂ）：２５℃で液状の脂肪酸モノエタノールアミド
成分（Ｃ）：オキシアルキレン脂肪酸モノエタノールアミド、ポリオキシアルキレン脂肪酸モノエタノールアミド、オキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、アルキレングリコール脂肪酸エステル、及びポリアルキレングリコール脂肪酸エステルからなる群より選ばれる、２５℃で液状のノニオン界面活性剤
成分（Ｄ）：両性界面活性剤
成分（Ｅ）：カチオン化ポリマー
成分（Ｆ）：水
【０００８】
本発明の毛髪洗浄剤組成物では、前記成分（Ａ）が、下記成分（Ａ１）を含むことが好ましい。
【０００９】
成分（Ａ１）：Ｎ－アシルアスパラギン酸塩
【００１０】
本発明の毛髪洗浄剤組成物は、下記成分（Ｇ）を含むことが好ましい。
（【００１１】以降は省略されています）

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