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公開番号2025005125
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-16
出願番号2023105162
出願日2023-06-27
発明の名称デッキボード取付け構造
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人個人
主分類B60R 5/04 20060101AFI20250108BHJP(車両一般)
要約【課題】デッキボードの大型化を適切に図り、利便性を高めることが可能なデッキボード取付け構造を提供する。
【解決手段】デッキボード4と、ロアバック部5と、を備えている、デッキボード取付け構造Aであって、デッキボード4の後端部40には、車両後方側に突出する後側突出部40aおよびこの後側突出部40aよりも車両前方側に位置する非突出部40bが設けられており、後側突出部40aがロアバック部5上に載せられた状態でデッキボード4が荷室10のフロア13上に敷設された第1の敷設状態を設定可能である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両後部の荷室のフロア上に敷設されるデッキボードと、
前記フロアの後部側に設けられた上向き起立壁状であり、かつ前記車両のバックドア用の開口部の下側周縁部を形成するロアバック部と、
を備えている、デッキボード取付け構造であって、
前記デッキボードの後端部には、車両後方側に突出する後側突出部およびこの後側突出部よりも車両前方側に位置する非突出部が設けられており、
前記後側突出部が前記ロアバック部上に載せられた状態で前記デッキボードが前記フロア上に敷設された第1の敷設状態を設定可能な構成とされていることを特徴とする、デッキボード取付け構造。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
請求項1に記載のデッキボード取付け構造であって、
前記ロアバック部の上面部には、前記バックドアを係止させるためのストライカが上向きに突出されている上側開口のストライカ用凹状部が設けられており、
前記デッキボードの後側突出部は、前記デッキボードの前記非突出部よりも下方側に突出するとともに車幅方向に延びる縦壁部を有しており、
前記デッキボードが前記第1の敷設状態に設定されたときには、前記縦壁部が前記ロアバック部の上面部上に位置するとともに、前記縦壁部の下側には、前記ストライカ用凹状部の少なくとも一部が位置し、前記ストライカ用凹状部をデッキボード操作用の第1の開口部として用いることが可能とされている、デッキボード取付け構造。
【請求項3】
請求項1または2に記載のデッキボード取付け構造であって、
前記デッキボードの敷設状態として、前記デッキボードを前記第1の敷設状態時よりも低く、かつ車両前方側に変位させた配置とし、前記後側突出部が前記ロアバック部の前面部に対向接近または対向接触するように前記ロアバック部よりも車両前方側に配置させる第2の敷設状態を設定可能とされており、
前記ロアバック部の前記前面部には、車両前方側に部分的に膨出する膨出部が設けられており、
前記デッキボードの前記第2の敷設状態時においては、平面視において、前記膨出部は前記デッキボードの前記非突出部に接近した配置にあり、かつ前記膨出部と前記後側突出部との相互間には、デッキボード操作用の第2の開口部が形成されるように構成されている、デッキボード取付け構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車などの車両に適用されるデッキボード取付け構造に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
デッキボード取付け構造の具体例として、特許文献1に記載のものがある。
同文献に記載のデッキボード取付け構造においては、全体形状が略平板状とされ、かつ上面部に把手部が突設されたデッキボードが具備されている。このデッキボードは、車両後部の荷室のフロア上に敷設される。
このような構成によれば、車両に荷物を搭載する際に、この荷物をデッキボード上に整然と体裁よく配置させることができ、便利である。
【0003】
しかしながら、前記従来技術においては、次に述べるように、未だ改善すべき余地があった。
【0004】
すなわち、車両として、バックドアを備えたものが多くある。このようなタイプの車両においては、荷室のフロアの後部側にロアバック部が設けられている。このロアバック部は、上向き起立壁状であり、車両のバックドア用の開口部の下側周縁部を形成する部位である。
ここで、前記従来技術においては、デッキボードの全体がロアバック部よりも車両前方側に位置するように設定されている。このため、荷物の搭載可能量を大きくすべく、デッキボードのサイズを大きくしたい要望がある場合であっても、このような要望に十分に応えることが難しくなっている。
また、デッキボードの上面部に把手部が突設されていると、この把手部が荷物を搭載する際の邪魔になる不利もあった。好ましくは、このような不利も適切に解消されることが望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-143380号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、デッキボードの大型化を適切に図り、利便性を高めることが可能なデッキボード取付け構造を提供することを、その課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
【0008】
本発明により提供されるデッキボード取付け構造は、車両後部の荷室のフロア上に敷設されるデッキボードと、前記フロアの後部側に設けられた上向き起立壁状であり、かつ前記車両のバックドア用の開口部の下側周縁部を形成するロアバック部と、を備えている、デッキボード取付け構造であって、前記デッキボードの後端部には、車両後方側に突出する後側突出部およびこの後側突出部よりも車両前方側に位置する非突出部が設けられており、前記後側突出部が前記ロアバック部上に載せられた状態で前記デッキボードが前記フロア上に敷設された第1の敷設状態を設定可能な構成とされていることを特徴としている。
【0009】
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、デッキボードは、その後端部に設けられた後側突出部が車両後部のロアバック部上に載せられた第1の敷設状態に設定可能である。この第1の敷設状態においては、デッキボード全体をロアバック部よりも車両前方側に配置させていた従来技術と比較して、デッキボードの大型化を図ることが可能である。その結果、荷物の搭載可能量を大きくし、利便性をよくことができる。
また、デッキボードの第1の敷設状態においては、デッキボードの後端部の車幅方向全長域をロアバック部上に載せるのではなく、デッキボードの後端部に部分的に設けられた後側突出部のみをロアバック部上に載せた状態とすることができる。このため、デッキボードの後側突出部よりも車両前方側の幅(車幅方向の幅)を、バックドア用の開口部よりも大きな幅にすることも簡単に実現できる。さらに、デッキボードの後端部の非突出部を、たとえばロアバック部の前面部に当接させるなどして、デッキボードの大型化をより促進することに加え、デッキボードの後退防止を図ることも可能である。
【0010】
本発明において、好ましくは、前記ロアバック部の上面部には、前記バックドアを係止させるためのストライカが上向きに突出されている上側開口のストライカ用凹状部が設けられており、前記デッキボードの後側突出部は、前記デッキボードの前記非突出部よりも下方側に突出するとともに車幅方向に延びる縦壁部を有しており、前記デッキボードが前記第1の敷設状態に設定されたときには、前記縦壁部が前記ロアバック部の上面部上に位置するとともに、前記縦壁部の下側には、前記ストライカ用凹状部の少なくとも一部が位置し、前記ストライカ用凹状部をデッキボード操作用の第1の開口部として用いることが可能とされている。
(【0011】以降は省略されています)

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