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公開番号2025004921
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-16
出願番号2023104818
出願日2023-06-27
発明の名称樹脂供給装置、樹脂成形装置、及び、樹脂成形品の製造方法
出願人TOWA株式会社
代理人個人,個人
主分類B65G 47/19 20060101AFI20250108BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】適切な量の樹脂材料を供給することができる樹脂供給装置を提供する。
【解決手段】樹脂供給装置は、柱状の樹脂材料である複数のタブレットを搬送し、樹脂成形機構に供給するフィーダと、フィーダの上方に設けられ、複数のタブレットを貯蓄する収容部と、フィーダと収容部との間に設けられ、収容部を開閉するシャッタと、シャッタの開口量を制御する制御部とを備える。制御部は、シャッタが全閉されている時に収容部内に収容されているタブレットの総量である初期投入量に関する情報を取得し、初期投入量毎に、開口量と、収容部内から落下するタブレットの落下量との関係を示す関係データを参照して、フィーダ内に保持されているタブレットの保持量に関する情報に基づき、開口量を制御する。
【選択図】図4


特許請求の範囲【請求項1】
柱状の樹脂材料である複数のタブレットを搬送し、樹脂成形機構に供給するフィーダと、
前記フィーダの上方に設けられ、前記複数のタブレットを貯蓄する収容部と、
前記フィーダと前記収容部との間に設けられ、前記収容部を開閉するシャッタと、
前記シャッタの開口量を制御する制御部と
を備え、
前記制御部は、前記シャッタが全閉されている時に前記収容部内に収容されている前記タブレットの総量である初期投入量に関する情報を取得し、前記初期投入量毎に、前記開口量と、前記収容部内から落下する前記タブレットの落下量との関係を示す関係データを参照して、前記フィーダ内に保持されている前記タブレットの保持量に関する情報に基づき、前記開口量を制御する、
樹脂供給装置。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記関係データは、前記初期投入量毎かつ前記タブレットの種類毎に、前記開口量と前記落下量との関係を示すデータを含み、
前記制御部は、前記タブレットの種類に関する情報をさらに取得し、前記関係データを参照して、前記開口量を制御する、
請求項1に記載の樹脂供給装置。
【請求項3】
前記収容部内に収容されている前記タブレットの総量を検知するセンサ
をさらに備え、
前記制御部は、前記シャッタが全閉されている時の前記センサの検出値を、前記初期投入量に関する情報として取得する、
請求項1又は2に記載の樹脂供給装置。
【請求項4】
前記センサは、重量センサである、
請求項3に記載の樹脂供給装置。
【請求項5】
前記シャッタと前記フィーダとの間に設けられたホッパ
をさらに備える、
請求項1から4のいずれかに記載の樹脂供給装置。
【請求項6】
前記シャッタを開閉させる駆動機構
をさらに備え、
前記制御部は、前記駆動機構を制御することにより、前記開口量を制御し、
前記駆動機構は、モータ、及び、モータの回転に連動する機械要素を有する、
請求項1から5のいずれかに記載の樹脂供給装置。
【請求項7】
前記シャッタは、前記収容部の底面の少なくとも一部を形成している、
請求項1から6のいずれかに記載の樹脂供給装置。
【請求項8】
前記シャッタは、前記樹脂供給装置内の所定の位置に固定されており、
前記収容部は、前記樹脂供給装置の他の部分から取り外し可能に構成されている、
請求項1から7のいずれかに記載の樹脂供給装置。
【請求項9】
請求項1から8のいずれかに記載の樹脂供給装置を備える、樹脂成形装置。
【請求項10】
請求項1から8のいずれかに記載の前記樹脂供給装置により前記タブレットを搬送し、前記樹脂成形機構へ供給することと、
前記樹脂成形機構により、供給された前記タブレットを用いて成形対象物を樹脂成形することと
を含む、樹脂成形品の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂供給装置、樹脂成形装置、及び、樹脂成形品の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、樹脂封止装置を開示する。この装置には、タブレットと呼ばれる樹脂材料が格納されるホッパが設けられている。タブレットは、ホッパからボールフィーダへと供給され、ボールフィーダからさらに下流の機構へと送られる。また、この装置には、ホッパを開閉するシャッタが設けられている。そして、制御部がシャッタによるホッパの開口量を制御することにより、ホッパからボールフィーダへのタブレットの投入量が制御される。また、この装置では、ボールフィーダに存在するタブレットの量がセンサにより検知され、このセンサの出力に基づいてホッパの開口量が制御される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-175500号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ホッパから供給されるタブレットの量は適切に制御されることが望ましい。例えば、ホッパからタブレットが大量に放出されてしまうと、タブレットが装置内で詰まる虞がある。反対に、ホッパから放出されるタブレットの量が少な過ぎると、後の樹脂成形時において材料不足が生じ得る。すなわち、タブレットの供給量が適切でないと、装置の正常な動作が妨げられる虞がある。この点、特許文献1の方法は、さらなる改善の余地がある。
【0005】
本発明の目的は、適切な量の樹脂材料を供給することができる樹脂供給装置、樹脂成形装置、及び、樹脂成形品の製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある局面に従う樹脂供給装置は、フィーダと、収容部と、シャッタと、シャッタの開口量を制御する制御部とを備える。フィーダは、柱状の樹脂材料である複数のタブレットを搬送し、樹脂成形機構に供給する。収容部は、フィーダの上方に設けられ、複数のタブレットを貯蓄する。シャッタは、フィーダと収容部との間に設けられ、収容部を開閉する。制御部は、初期投入量に関する情報を取得し、関係データを参照して、フィーダ内に保持されているタブレットの保持量に関する情報に基づき、開口量を制御する。初期投入量は、シャッタが全閉されている時に収容部内に収容されているタブレットの総量である。関係データは、初期投入量毎に、開口量と、収容部内から落下するタブレットの落下量との関係を示すデータである。
【0007】
本発明の別の局面に従う樹脂成形装置は、上記樹脂供給装置を備える。
【0008】
本発明のさらに別の局面に従う樹脂成形品の製造方法は、上記樹脂供給装置によりタブレットを搬送し、樹脂成形機構へ供給することと、樹脂成形機構により、供給されたタブレットを用いて成形対象物を樹脂成形することとを含む。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、適切な量の樹脂材料を供給することができる樹脂供給装置、樹脂成形装置、及び、樹脂成形品の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係る樹脂成形装置を模式的に示す平面図。
一実施形態に係る樹脂供給装置の側面図。
一実施形態に係る樹脂供給装置の平面図。
一実施形態に係る樹脂供給動作の流れを示すフローチャート。
一実施形態に係る関係データを説明する図。
一実施形態に係る別の関係データを説明する図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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